![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/0b/e657c853c58563fd3b7abc87ecca2cca.jpg)
Transformers(2007)
相変わらず世の中の一周遅れて、やっと見て来たマイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグプロデュースの制作費150億円SFアクション。ドッカーンガッシャーンと派手にぶち壊し、スピードと破壊の連続とアメリカ的ステレオタイプ満載で脳みそどこにあるんですか型ベイ監督の作品ですので、少々舐めてかかりましたが、これはベイの大型打ち上げ花火とスピルバーグのユーモア&ET愛が組み合わさって、見事にいいとこ取りした娯楽超大作。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/d4/a66d25bf6e06aa31913488f854799426.jpg)
↑主人公サム(シャイア・ラプーフ)とミカエラ(メイガン・フォックス)。21歳のシャイア・ラプーフが違和感無く16歳の高校生を演じるところ、バック・トゥ・ザ・フューチャーのマイケル・J・フォックス思い出したですよ・・
2時間半近い映画ですが、やはり映画館で見たい映画です。悪の機械生命体と善の機械生命体が地球人の少年の力を借りて地球を救うために戦うという非常に真っ当なSFアクションですが、「インペディンスデイ」や「アルマゲドン」等で感じた、お決まりの地球(アメリカ)を救うために命をかけて戦うぞぉぉ的部分は鼻につきませんでした。なぜならこの映画、ハリウッド的愛国心溢れるアクション映画というより、地球を守るために繰り広げられるどたばたSFコメディと言った方が近いからです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/38/b238c28bb048fe29ab9419f377d841fb.jpg)
↑トランスフォーマーが当たって思わずほくそ笑むベイやん。
少々古いですが「ショートサーキット」や「ET」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」といったSFを思い出します。人間側の主人公サム(シャイア・ラプーフ)はどう見ても主役級のルックスとはほど遠い青年。現在最も有望な若手俳優と言われる彼、何故そういわれるのかは、見て納得。小回りの効くプレーリードッグ似の個性派俳優です。腕に筋肉がある様に見せるシーンとか、お母さんに部屋で何をしていたのか追求されるシーンとか、可笑しかったですね。元はコメディ出身の彼のしゃべくり芸の面白さは、もっと評価されてもいいのではないでしょうか。(ちなみにお父さんは道化師、おじいさんはコメディアンだったそうです。シャイアはヘブライ語の名、名字はフランスの名字「ラバッフ」ですって)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/1b/546d4cd721aaa4775c171b8d74d23933.jpg)
↑レノックス隊長役ジョシュ・ディハメル(左)。国際電話のこのシーンも爆笑でした。
主役はもちろんトランスフォーマー、機械生命体の連中です。世の中のCGの進歩はあきれるほどリアル感のあるメカを「実物」の様に動かすことを可能にしました。もちろん実物模型とのシームレスな合成は今や当たり前ですし、生物よりメカのほうが作りやすいとはいえ、トランスフォーム時や戦闘シーンの動きとテクスチャ感は実にすばらしー、の一言。これだけで元取った気分。ちょっと動きが速くて目が回りましたげど・・・!
そして脇役ウォッチャーの私が目当てにしていた特別捜査官シモンズ役のジョン・タトゥーロ。この人が「悪役」って言うだけで嬉しい。しかもエリートで嫌みったらしい男で適役。もう一人、中古車販売店店長役のバーニー・マック。今回はちょい役ですが、相変わらず強烈なおやじです。この映画でお得な役がレノックス隊長役ジョシュ・ディハメル。絶対「女性向けに一人イケメンを入れないとダメですよ」ってことで選ばれたに違いないと感じたのは私だけでしょうか?だってイケメンの上にかっこいい役で、しかもいいパパですよ?出来過ぎです。サムの両親役の2人ケヴィン・ダンとジュリー・ホワイトも面白かったですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/c2/e8dee13e5a645d014247df34c9fc00c6.jpg)
↑左国防長官のジョン・ボイト、右がジョン・タトゥーロ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/9f/aa50eccc2ff44ff9144b66f642e6e23a.jpg)
↑中古車販売店店長役のバーニー・マック(右端)。
というわけで、脇役、主役ともに適役適所、2時間以上を飽きさせず笑わせてくれた、近頃まれに見るコメディ大作。ハリウッドしか出来ないワザですねぇぇ。
相変わらず世の中の一周遅れて、やっと見て来たマイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグプロデュースの制作費150億円SFアクション。ドッカーンガッシャーンと派手にぶち壊し、スピードと破壊の連続とアメリカ的ステレオタイプ満載で脳みそどこにあるんですか型ベイ監督の作品ですので、少々舐めてかかりましたが、これはベイの大型打ち上げ花火とスピルバーグのユーモア&ET愛が組み合わさって、見事にいいとこ取りした娯楽超大作。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/d4/a66d25bf6e06aa31913488f854799426.jpg)
↑主人公サム(シャイア・ラプーフ)とミカエラ(メイガン・フォックス)。21歳のシャイア・ラプーフが違和感無く16歳の高校生を演じるところ、バック・トゥ・ザ・フューチャーのマイケル・J・フォックス思い出したですよ・・
2時間半近い映画ですが、やはり映画館で見たい映画です。悪の機械生命体と善の機械生命体が地球人の少年の力を借りて地球を救うために戦うという非常に真っ当なSFアクションですが、「インペディンスデイ」や「アルマゲドン」等で感じた、お決まりの地球(アメリカ)を救うために命をかけて戦うぞぉぉ的部分は鼻につきませんでした。なぜならこの映画、ハリウッド的愛国心溢れるアクション映画というより、地球を守るために繰り広げられるどたばたSFコメディと言った方が近いからです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/38/b238c28bb048fe29ab9419f377d841fb.jpg)
↑トランスフォーマーが当たって思わずほくそ笑むベイやん。
少々古いですが「ショートサーキット」や「ET」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」といったSFを思い出します。人間側の主人公サム(シャイア・ラプーフ)はどう見ても主役級のルックスとはほど遠い青年。現在最も有望な若手俳優と言われる彼、何故そういわれるのかは、見て納得。小回りの効くプレーリードッグ似の個性派俳優です。腕に筋肉がある様に見せるシーンとか、お母さんに部屋で何をしていたのか追求されるシーンとか、可笑しかったですね。元はコメディ出身の彼のしゃべくり芸の面白さは、もっと評価されてもいいのではないでしょうか。(ちなみにお父さんは道化師、おじいさんはコメディアンだったそうです。シャイアはヘブライ語の名、名字はフランスの名字「ラバッフ」ですって)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/1b/546d4cd721aaa4775c171b8d74d23933.jpg)
↑レノックス隊長役ジョシュ・ディハメル(左)。国際電話のこのシーンも爆笑でした。
主役はもちろんトランスフォーマー、機械生命体の連中です。世の中のCGの進歩はあきれるほどリアル感のあるメカを「実物」の様に動かすことを可能にしました。もちろん実物模型とのシームレスな合成は今や当たり前ですし、生物よりメカのほうが作りやすいとはいえ、トランスフォーム時や戦闘シーンの動きとテクスチャ感は実にすばらしー、の一言。これだけで元取った気分。ちょっと動きが速くて目が回りましたげど・・・!
そして脇役ウォッチャーの私が目当てにしていた特別捜査官シモンズ役のジョン・タトゥーロ。この人が「悪役」って言うだけで嬉しい。しかもエリートで嫌みったらしい男で適役。もう一人、中古車販売店店長役のバーニー・マック。今回はちょい役ですが、相変わらず強烈なおやじです。この映画でお得な役がレノックス隊長役ジョシュ・ディハメル。絶対「女性向けに一人イケメンを入れないとダメですよ」ってことで選ばれたに違いないと感じたのは私だけでしょうか?だってイケメンの上にかっこいい役で、しかもいいパパですよ?出来過ぎです。サムの両親役の2人ケヴィン・ダンとジュリー・ホワイトも面白かったですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/c2/e8dee13e5a645d014247df34c9fc00c6.jpg)
↑左国防長官のジョン・ボイト、右がジョン・タトゥーロ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/9f/aa50eccc2ff44ff9144b66f642e6e23a.jpg)
↑中古車販売店店長役のバーニー・マック(右端)。
というわけで、脇役、主役ともに適役適所、2時間以上を飽きさせず笑わせてくれた、近頃まれに見るコメディ大作。ハリウッドしか出来ないワザですねぇぇ。
この写真だとロボットのように見えるんだけど・・・
ボイト爺は悪玉の親分で、
実はロボット。
いきなり変身して車に・・・なりません!
嘘です!
そういわれればロボットみたいな、妙に作り物っぽい。
もしかして、人形?
ああブラックジャックにありました、
撮影途中で女優が死んじゃって「剥製」を映画撮影に使うストーリー。
もしかして、アレ?
殺してしまって、ごめんジョン・ボイト爺・・・
>ドッカーンガッシャーンと派手にぶち壊し、スピードと破壊の連続とアメリカ的ステレオタイプ満載で脳みそどこにあるんですか型ベイ監督の作品
なんて的を得てるお言葉でしょうかぁ!!
まさにその通りで、前作の『アイランド』も豆様が出てなきゃ観なかったですよ・・・
しかし今回はベイにやられたと思いました。
バニー・マック、イイですよねーー。
彼のおかげでサムがバンブルビーを手にするシーンがより生きてきてたと思いました。
>まれに見るコメディ大作。
たしかに、たしかに。
ハリウッドにしかできない作品です。
ひよ
こんにちは。
TBありがとうございます。あとで伺いますね!
>前作の『アイランド』も豆様が出てなきゃ観なかったですよ
本当、豆でてなきゃどーって事ないSF大作、でしたよね。今回はユーモアに徹していて、面白かったです。スピルバーグのおかげではないかと思ってます。
>彼のおかげでサムがバンブルビーを手にするシーンがより生きてきてたと思いました。
そう、スパイスみたいにバニー・マックの怪演が効いてましたね。
こんな作品ならベイやんも格上げだ!
ジョン・ボイト、確かにロボぽいです。ここ何年か顔、変ですよね。リフティング手術を施し過ぎなのか?あれは、いっぺんに引っ張らずに、ちょっとずつ、こまめにやらないと!金かかるらしいが!金はあるだろ~!
そういえば、娘のアンジーもロボ化してきてます。お直しはそれほどでもないはずだけど、ロボ遺伝子作動!(笑)
トランスフォーマー。
トランスフォーム完了しちゃったんですねー。
こんな豪勢なコメディ大作はないでしょうね。
ド派手なトランスフォーマーたちのお庭で繰り広げるズッコケコントの凄さ。
シャイア君のハイテンション演技とアンソニー・アンダーソンの天才コメディアンっぷり。
オモロイです。
散々オモロイ。
変形映像もアクションもスサまじいテンションでしたが、それ以上にギャグの高度さ、洗練具合はハンパなかったですよね。
アンソニーの取調室での一人コントは神業でした。
とにかく今年最高の一本です。
信じられない傑作!!
あきれるほどの傑作!!
TBしちゃうほどの傑作!!
うわっほ~~~!
うちと違ってすんばらしいレビューでがす!
うちなんてさ「ロボットが可愛かった。ベイやんを見直した。ジョシュくんがイケメンだった」しか書いてないですもの。もはやレビューとは言えない・・・わはははは。
さておき、本当にこれは色んな意味でうまくまとまった映画でしたよね。
まさに適材適所でしたね。
ベイやんのよさがいかされた、最高の娯楽映画ですね。
バーニー・マック!
ジョン・タトゥーロ!
わははは!もうこの二人をこんな風に使ってしまうってことが、すごいですよね。
「次は何?誰が出てくるの?どーなっちゃうの?」って常にわくわくしながら見てましたわ、ワタシ。
まー終わった後、爽快感があるのと同時に疲労感も伴うのがなんなんですが(笑)。
TBこちらからもおくっときます!
>ここ何年か顔、変ですよね。リフティング手術を施し過ぎなのか?
やっぱり引っ張ってますか。そうですよね。ハリウッド俳優ですもんね。ちくちく縫ってちょっとづつ引っ張らないと。ああアンチエイジングも大変だ・・・
>アンジーもロボ化してきてます。
あの人はさらにサイボーグっぽいですもんね!サイボーグ親子!
はい見ました。見てよかったです。
>シャイア君のハイテンション演技とアンソニー・アンダーソンの天才コメディアンっぷり。
凄かったですね。べらべら良くしゃべるシャイア君は、マイケル・J・フォックスみたいなポジションになるのかなあ、と思いました。
アンソニー・アンダーソンは天才ハッカーがこいつかよ!って思いましたね・・・しかも謎を解くのに何もしてないという・・・
ドーナツのギャグも意味不明で。
面白かったですー!
>ちと違ってすんばらしいレビューでがす!
わー褒められちゃいました。
褒められると弱い私。
>「ロボットが可愛かった。ベイやんを見直した。ジョシュくんがイケメンだった」しか書いてない
そのとおり何だからいいじゃないですか?
ロボットは可愛いというか、なんだかいじらしい奴らでしたね。
ジョシュくんは、「おいおい」っていうくらいヒーローでした(笑)。オートバイで爆走し出したときは「何するんだこいつは」って思いましたが。
>爽快感があるのと同時に疲労感も伴うのがなんなんですが(笑)。
はい。目が回りました。耳も疲れました。