泥酔するにもほどがある：ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009)

The Hangover(2009)

誰でも１つ２つ酔っぱらって気が大きくなってバカやっちゃった恥ずかしい経験があるもの。私の場合は外国で酔っぱらって警察署の前の信号機によじ登って渋滞を引き起こし交通妨害でしょっぴかれたってのが一番恥ずかしいかな。誰でも登るよね、信号機くらいさあ？この映画は結婚を控えた男性とその友人達が独身最後の楽しい夜を過ごそうと訪れたラスベガスで、はめ外しすぎて次から次へとんでもない事になるというアメリカらしいジェットコースター・コメディ。

ラスベガスの楽しい夜を過ごしたはずが、ホテルで目覚めるとなぜか花婿のダグは消え、トイレには本物の虎、戸棚には赤ちゃんが・・・残された３人は何一つ記憶が無い！赤ちゃんを連れて消えたダグを探しに行こうと車を出すと、なぜか出て来たのはパトカー・・・記憶が無い３人が手がかりを掴むたびにそのとんでもなさに爆笑！いくら酔っぱらいって言ってもねえ、それは無いでしょ！のばかばかしい展開は万国共通。

面白いのが花婿の義理の弟アラン（ザック・ガリフィアナキス）。この人が一番変でこのコメディの主役でしょ！アホなのにカジノで急に天才になる場面笑った！でも一番笑ったのは最後の写真かな。コメディとしてはベストとは思わないけれど、バカで下品なコメディがお好きな人にはお勧めな一本。でももし「ホット・ファズ」や「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」のようなジェットコースターコメディを見ていないのなら、この２本の方が断然面白いのでお進め！