ある経営者が、日常業務に忙殺されて将来展望が見えなくなったとき、別の経営者に推薦されて本書を読み、なにかが吹っ切れ、そこから経営者人生が変わった・・・
ビジネス雑誌で紹介されていたエピソードに影響を受けて、書店で半分ほど立ち読みをして購入しました。
きわめて大胆な提案も多く含まれますが、それを真似すれば著者と同じくうまくいく・・・という話ではなく、それらが、凝り固まった自分の思考を破壊し、発想の転換のきっかけになる。そういう意味で、刺激を与えてくれるおもしろい本でした。
1~2時間もあれば読めてしまいます。
仕事脳に刺激が欲しい方はいちどご覧になるといいかもしれません。
『千円札は拾うな』
http://www.bk1.co.jp/product/2635624
ビジネス雑誌で紹介されていたエピソードに影響を受けて、書店で半分ほど立ち読みをして購入しました。
きわめて大胆な提案も多く含まれますが、それを真似すれば著者と同じくうまくいく・・・という話ではなく、それらが、凝り固まった自分の思考を破壊し、発想の転換のきっかけになる。そういう意味で、刺激を与えてくれるおもしろい本でした。
1~2時間もあれば読めてしまいます。
仕事脳に刺激が欲しい方はいちどご覧になるといいかもしれません。
『千円札は拾うな』
http://www.bk1.co.jp/product/2635624
『リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間』高野登著
かんき出版
リッツカールトンに関する書籍はいくつか出版されていますが、書店でざっと目を通して、もっともすんなりと「入ってきた」のがこの書籍でした。
リッツカールトンのホスピタリティの原点が、さまざまな事例も交えながら紹介されています。
幸せを受けたお客様の笑顔が浮かんでくるような思いです。
大学を出て就職した会社で叩き込まれたことを彷彿させることもたくさんありましたが、さすがホテルですね。極めています。
特に印象に残ったのは、
「市場ニーズなどない。あるのは個人のニーズだ」
というくだりでした。
私たちも日ごろ家族や友人と接する際に、その人たちを一括りにして人間関係を考えたりはしません。
「この人を喜ばせるためには、何をしてあげればいいだろう」
「あの人を喜ばせてあげるには、どうしてあげればいいだろう」
と一人ひとりの顔を思いうかべながら考え、工夫をします。
それは無意識的に・・・。
仕事でも同じということです。
あらためて胸に落ちた思いです。
かんき出版
リッツカールトンに関する書籍はいくつか出版されていますが、書店でざっと目を通して、もっともすんなりと「入ってきた」のがこの書籍でした。
リッツカールトンのホスピタリティの原点が、さまざまな事例も交えながら紹介されています。
幸せを受けたお客様の笑顔が浮かんでくるような思いです。
大学を出て就職した会社で叩き込まれたことを彷彿させることもたくさんありましたが、さすがホテルですね。極めています。
特に印象に残ったのは、
「市場ニーズなどない。あるのは個人のニーズだ」
というくだりでした。
私たちも日ごろ家族や友人と接する際に、その人たちを一括りにして人間関係を考えたりはしません。
「この人を喜ばせるためには、何をしてあげればいいだろう」
「あの人を喜ばせてあげるには、どうしてあげればいいだろう」
と一人ひとりの顔を思いうかべながら考え、工夫をします。
それは無意識的に・・・。
仕事でも同じということです。
あらためて胸に落ちた思いです。
『39歳までに組織のリーダーになる~活躍スピードを加速する』
柴田励司著
かんき出版
ビジネス雑誌だったか、新聞だったかに書評が取り上げられていて、そこにあったひとつの言葉に惹かれて購入しました。
「こんな人と一緒に働きたい」と思われる人
という言葉です。
一般的にリーダーに選ばれる人というのは、仕事ができて、人望もある人が多いのですが、「こんな人と一緒に働きたい」という言葉の中にはもっといろいろな意味が含まれていると思ったのです。
仕事ができて、人望もある。
では、そういう人であればリーダーとして成功するのかというと、それは恐らく「ノー」でしょう。
必要条件ではあるかもしれません。
でも、多様な人間と関わりながら仕事をしていく中では、いろいろな感情や、人間の心理的行動が、相互に干渉しあいいろいろな現象として現れます。
つまり、いくら仕事面も人格面もすぐれていたとしても、その人がリーダーとして受け入れられるかと言うと、話は別。なぜなら、人間には嫉妬という感情もあれば、相性もあれば、間違いもあるからです。
でも、個人の努力と配慮で、それらをできる限り回避し、良好な人間関係と、すぐれた生産性の両方を実現していかなくてはなりません。ただ、その行動をとるのも人間ですから、努力さえすれば必ず成功するとも限りません。
しかし、そういったことを常に根底に意識し、物事を判断し、進めていくことが大事なのだと思います。
書籍のタイトルには「リーダーになる」とありますが、ポジションはどうあれ、仕事をしていく上で必要なことが平易に書かれていますので、日々忙殺されて忘れていた心得を思い起こさせるきっかけにもなると思います。
ちなみに、私には「この人と一緒に働きたい」と思える人が年齢の上下を問わず、何人かいます。今でも、その人たちから学ぶことは絶えません。
柴田励司著
かんき出版
ビジネス雑誌だったか、新聞だったかに書評が取り上げられていて、そこにあったひとつの言葉に惹かれて購入しました。
「こんな人と一緒に働きたい」と思われる人
という言葉です。
一般的にリーダーに選ばれる人というのは、仕事ができて、人望もある人が多いのですが、「こんな人と一緒に働きたい」という言葉の中にはもっといろいろな意味が含まれていると思ったのです。
仕事ができて、人望もある。
では、そういう人であればリーダーとして成功するのかというと、それは恐らく「ノー」でしょう。
必要条件ではあるかもしれません。
でも、多様な人間と関わりながら仕事をしていく中では、いろいろな感情や、人間の心理的行動が、相互に干渉しあいいろいろな現象として現れます。
つまり、いくら仕事面も人格面もすぐれていたとしても、その人がリーダーとして受け入れられるかと言うと、話は別。なぜなら、人間には嫉妬という感情もあれば、相性もあれば、間違いもあるからです。
でも、個人の努力と配慮で、それらをできる限り回避し、良好な人間関係と、すぐれた生産性の両方を実現していかなくてはなりません。ただ、その行動をとるのも人間ですから、努力さえすれば必ず成功するとも限りません。
しかし、そういったことを常に根底に意識し、物事を判断し、進めていくことが大事なのだと思います。
書籍のタイトルには「リーダーになる」とありますが、ポジションはどうあれ、仕事をしていく上で必要なことが平易に書かれていますので、日々忙殺されて忘れていた心得を思い起こさせるきっかけにもなると思います。
ちなみに、私には「この人と一緒に働きたい」と思える人が年齢の上下を問わず、何人かいます。今でも、その人たちから学ぶことは絶えません。
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』
山田真哉著
光文社新書
タイトルだけみると、「雑学の本?」かと思うのですが、実はこれは会計の本なのです。
これまでいろいろな会計の本を読んできましたが、(実はどれもあまり最後まで読みきれていない・・・^^;)
この本は「会計」から入るのではなく、身近な疑問を解いて行く過程で、会計学的視点・思考に発展させていくという点で、他の会計本とちがって、まったく拒絶感なく読める本でした。
・さおだけ屋はなぜ潰れないのか。
・ベッドタウンの高級料理店はなぜ経営が成り立っているのか?
私たちの身近には
「なんであんなんで商売が成り立ってるのだろう?」
「食べていけるんだろうか?」
と思わせる商売がいくつかあります。
そのなぞを解きながら、会計センスを身につける。
ちょっと高級な雑学本的な一面と、会計という学問的な面、1冊で2面から楽しめます。
会社を経営していくことになると、これまで以上に数字をきちんと捕らえなければなりません。
表の数字と、裏の数字。
良いタイミングで、よい本に出会えました。
山田真哉著
光文社新書
タイトルだけみると、「雑学の本?」かと思うのですが、実はこれは会計の本なのです。
これまでいろいろな会計の本を読んできましたが、(実はどれもあまり最後まで読みきれていない・・・^^;)
この本は「会計」から入るのではなく、身近な疑問を解いて行く過程で、会計学的視点・思考に発展させていくという点で、他の会計本とちがって、まったく拒絶感なく読める本でした。
・さおだけ屋はなぜ潰れないのか。
・ベッドタウンの高級料理店はなぜ経営が成り立っているのか?
私たちの身近には
「なんであんなんで商売が成り立ってるのだろう?」
「食べていけるんだろうか?」
と思わせる商売がいくつかあります。
そのなぞを解きながら、会計センスを身につける。
ちょっと高級な雑学本的な一面と、会計という学問的な面、1冊で2面から楽しめます。
会社を経営していくことになると、これまで以上に数字をきちんと捕らえなければなりません。
表の数字と、裏の数字。
良いタイミングで、よい本に出会えました。
『すごい会議』
大橋禅太郎著
大和書房発行
夫が買ってきて「あっという間に読めた」というので通勤電車の中で読みました。
中に書いてあることは、会議に臨む際の極めて基本的な姿勢、心構えなのですが、最近これができていない人や会議が多いように思っていました。
amazonの書評には、本(の構成)に対する厳しい評価もたくさん並んでいますが、では、この本に書かれているような姿勢で会議にのぞめている人がどのくらいいるのでしょう。
もちろん会議にはいろいろなタイプのものがあります。
ディスカッション、ブレストが目的のものもあれば、議を決するものもあります。
だから、それぞれの目的にあった会議が実施されればよいわけです。
限られた時間でよりよい成果をあげるために、各参加者が何を準備し、どう臨めばよいのかということを意識して会議に臨めば、ずいぶん会議も変わるのではないでしょうか。
私の個人的な経験では、会議の「目的」は文字にして共有することが大事だと思っています。最初にいくら口頭で「本日の会議の目的(課題)は・・・」と述べたところで、人間、思考や議論をしている間にゴールをつい忘れて、意見を述べることに夢中になってしまいます。
そんなとき、道しるべ(本日議論すべき項目)がいつでも目に入るということは、けっこう大事なことではないかな・・と思うのです。
大橋禅太郎著
大和書房発行
夫が買ってきて「あっという間に読めた」というので通勤電車の中で読みました。
中に書いてあることは、会議に臨む際の極めて基本的な姿勢、心構えなのですが、最近これができていない人や会議が多いように思っていました。
amazonの書評には、本(の構成)に対する厳しい評価もたくさん並んでいますが、では、この本に書かれているような姿勢で会議にのぞめている人がどのくらいいるのでしょう。
もちろん会議にはいろいろなタイプのものがあります。
ディスカッション、ブレストが目的のものもあれば、議を決するものもあります。
だから、それぞれの目的にあった会議が実施されればよいわけです。
限られた時間でよりよい成果をあげるために、各参加者が何を準備し、どう臨めばよいのかということを意識して会議に臨めば、ずいぶん会議も変わるのではないでしょうか。
私の個人的な経験では、会議の「目的」は文字にして共有することが大事だと思っています。最初にいくら口頭で「本日の会議の目的(課題)は・・・」と述べたところで、人間、思考や議論をしている間にゴールをつい忘れて、意見を述べることに夢中になってしまいます。
そんなとき、道しるべ(本日議論すべき項目)がいつでも目に入るということは、けっこう大事なことではないかな・・と思うのです。
『U35世代~僕と仕事のビミョーな関係』サントリー次世代研究所編著
日本経済新聞社発行
職場に送られてきたので読んでみました。
U35とは25~35才の人たちのこと。
この本は、U35の「サラリーマン」たちにスポットをあて、彼らの、仕事、将来、組織に対する考え方、意識をインタビューをもとにまとめている。
感想は、強引にひとことで言うと「人生は心の持ち方で変わる」ということでしょうか。
人が選ぶ道には正解も不正解もないと思うのです。
それぞれが納得して、前向きに自分の道を歩んでいくことが大事であって、周りと比較して必要以上に自分を卑下したり、自分の力の限界を自分で決めてしまうこともないのではないかと思うのです。
ここに登場する人たちに対する感想は、この本を読む人の心の持ち方や、ものの考え方によって、さまざまだと思います。
この本に登場する人たちは、自らをより厳しい状況に追い込むことによって成長させていく人もいれば、やりたいこととやれることのギャップに悶々とし続ける人もいれば、チャレンジや変化を好まずに平穏な私生活を重視する人もいる・・など、さまざまだからです。
仕事と私生活のバランス、社会の中での自分の位置づけ、会社の中での自分の位置づけ、将来の自分のあり方、などは、恐らくどの世代でも悩み続けるテーマだと思いますが、例えば「このままでいいのだろうか?」と思ったときに、心の持ち方や考え方を変えて状況を前向きに受け止めていくか、実際に環境を変えるか、いずれにしろ何らかの行動を起こすしかないと思うのです。
わたしが好きな相田みつをのことばに
「考えてばかりいると日がくれちゃうよ」
「アノネがんばんなくてもいいから具体的に動くことだね」
というものがあります。
考えることも大事だけれど、動かないと何も変わりません。
わたしは動ける人であり続けたいと思っています。
日本経済新聞社発行
職場に送られてきたので読んでみました。
U35とは25~35才の人たちのこと。
この本は、U35の「サラリーマン」たちにスポットをあて、彼らの、仕事、将来、組織に対する考え方、意識をインタビューをもとにまとめている。
感想は、強引にひとことで言うと「人生は心の持ち方で変わる」ということでしょうか。
人が選ぶ道には正解も不正解もないと思うのです。
それぞれが納得して、前向きに自分の道を歩んでいくことが大事であって、周りと比較して必要以上に自分を卑下したり、自分の力の限界を自分で決めてしまうこともないのではないかと思うのです。
ここに登場する人たちに対する感想は、この本を読む人の心の持ち方や、ものの考え方によって、さまざまだと思います。
この本に登場する人たちは、自らをより厳しい状況に追い込むことによって成長させていく人もいれば、やりたいこととやれることのギャップに悶々とし続ける人もいれば、チャレンジや変化を好まずに平穏な私生活を重視する人もいる・・など、さまざまだからです。
仕事と私生活のバランス、社会の中での自分の位置づけ、会社の中での自分の位置づけ、将来の自分のあり方、などは、恐らくどの世代でも悩み続けるテーマだと思いますが、例えば「このままでいいのだろうか?」と思ったときに、心の持ち方や考え方を変えて状況を前向きに受け止めていくか、実際に環境を変えるか、いずれにしろ何らかの行動を起こすしかないと思うのです。
わたしが好きな相田みつをのことばに
「考えてばかりいると日がくれちゃうよ」
「アノネがんばんなくてもいいから具体的に動くことだね」
というものがあります。
考えることも大事だけれど、動かないと何も変わりません。
わたしは動ける人であり続けたいと思っています。
『上手な聞き方が身につくスキル』
宮崎聡子著
あさ出版発行
『THE21』2005年6月号で紹介されていました。
夫が見つけて買ってきました。
「話す」技術に関する本はたくさん出版されていますが、
「聞く」ことに関する良い本は、あまりないような気がします。
人の話を聞いていると、つい「自分ならどうだろう」
などと考えてしまって、相手が話し終わるとすぐに
自分が話してしまう・・・。
それは、ごく当たり前の会話のようですが、仲のよい
友だちとの趣味の話などでは特に支障ないかもしれませんが、
仕事をしていく上で、たとえば会話の中からお客様の本当の
ニーズを探るとか、後輩の仕事や職場に対する考え・思いを
聞き出すといった場合、「聞く」作業はとても重要であると
思っています。
なかなかすぐに身につくものではないと思うのですが、
こうやって本を読んだり、人の話を聞いたりすると、
意識的に取り入れてみようとするので、その積み重ね
が大事なのではないかな・・と思います。
宮崎聡子著
あさ出版発行
『THE21』2005年6月号で紹介されていました。
夫が見つけて買ってきました。
「話す」技術に関する本はたくさん出版されていますが、
「聞く」ことに関する良い本は、あまりないような気がします。
人の話を聞いていると、つい「自分ならどうだろう」
などと考えてしまって、相手が話し終わるとすぐに
自分が話してしまう・・・。
それは、ごく当たり前の会話のようですが、仲のよい
友だちとの趣味の話などでは特に支障ないかもしれませんが、
仕事をしていく上で、たとえば会話の中からお客様の本当の
ニーズを探るとか、後輩の仕事や職場に対する考え・思いを
聞き出すといった場合、「聞く」作業はとても重要であると
思っています。
なかなかすぐに身につくものではないと思うのですが、
こうやって本を読んだり、人の話を聞いたりすると、
意識的に取り入れてみようとするので、その積み重ね
が大事なのではないかな・・と思います。