Polaris for You

Sangwoo社長の起業日記

嬉しい便り

2009-05-24 23:09:33 | 日々のこと
今年のゴールデンウィークは、求職中の方3名とお会いしました。

うちお二人はうちの会社で働きたいと言って下さっていた方。
お一人は、ごく普通に進路相談。

前のお二人には、

・うちの会社で働くために必要な経験やスキルのこと
・その経験を積むためにどういう選択肢があるかといったお話
・本人の人生プランを伺ってみて、うちの会社以外でもそれが実現できそうな場合はその選択肢

などについてお話をしました。

進路相談の方にも、将来のプランややりたいことを尋ねて、それを実現するために考えられる選択肢とか、いま目の前に提示されている道に進むことについての私なりの解釈や考え方などについて、じっくりお話をしました。

面談を終えたあと、彼女たちからは「なんだかうまく行きそうな気がしてきました」というお礼のメッセージを頂きました。

それから2週間。

その3人から、立て続けに就職が決まったという連絡が入りました。
3人はいずれも私にとって初対面の人たちでしたが、どの人からのお知らせも、なんだか旧知の友人からの嬉しい知らせのようで、本当に嬉しかった・・・。

私に会ったことが良い結果を招いたのではなくて、
私に「会ってみよう!」と実際に行動を起こしたその時点で、その人たちは良い結果をつかむ流れに乗っていたのでしょうね。

すごいな~。
みなさんがそれぞれの場所でがんばって、いずれうちの会社のファンになってくれると嬉しいです


2つのレクチャー

2008-06-06 23:17:37 | 日々のこと
今日は、、興味深いレクチャー(講義・講演)を2つ拝聴しました。

◆「日本の外交政策とリーダーシップ」

まずは、母校で開講された「グローバルリーダーシップ・プログラム」主催の3コマ集中講義。

講師は、国連代表部大使(次席常駐代表)の神余隆博先生、テーマは「日本の外交政策とリーダーシップ」。

講義は、日本の外交の歴史、外交とは何か、歴史問題と外交、多極化する世界、外交と知略、日本外交の課題、外交における人とリーダーシップなどについて行われました。

あいにく、夜に別のセミナーの予約をしていたため、3コマめには出席できませんでしたが、それでも、「外交」についてこれまで知らなかった多くのことを知ることができ、また、様々な側面からの見方、考え方を学ぶ機会をもつことができました。

ちょうど、昨夜の「クローズアップ現代」(NHK)でノルウェーの外交戦略について取り上げられていましたが、外交には国民性や文化が現れることについても触れられました。例えば、外交の歴史が浅く、バザール文化がない(=日常生活の中で交渉(例:値段交渉)の習慣がない)日本は、右往左往するタイプなのだそうです。

講義の内容は、もちろん学ぶことや感じたことも多かったのですが、神余先生が講義の最初に話された内容も印象的でした。

 自分で自分を決め付けないこと。
 自分に何が向いているかは自分では分からない。
 人が決めてくれる。
 フレキシビリティを持って、何事にものぞむこと。

社会人生活の中で体験として実感していくことではありますが、若い頃は「やりたいこと」や「夢」に固執するがあまり、「可能性」や「適性」を自ら潰してしまうこともあります。
外交官として30年以上のご経験をお持ちの神余先生から、講義を始める前にあえて発せられたこのメッセージは、外交官や国際公務員を目指す若い院生の胸にしっかり届いたことと思います。

大学院にいた頃は、政治系の講義を受ける機会はほとんどありませんでしたが、卒業後にもこのような機会を与えて頂けることは、本当に恵まれていると思いました。

◆「わたしたちの生き方とパラダイムの変換」

夜は、大阪市内で開催された「アジア太平洋市民大学」の第2回講義に単発で参加させて頂きました。

講師は、吉岡淳さん(カフェスロー代表)と坂田裕輔先生(近畿大学教授)。

日常生活に忙殺されていると、「よりよく生きる」ことや地球のことについてじっくりと考える機会はそうそうないのですが、このような場に身を置くことでその機会を得ることができます。
ここでも知らないことをたくさん教えてもらいました。

平日の夜ということで会社帰りの人が多かったのですが、恐らく会社から派遣されているであろう若いビジネスマンたちも聴講していました。
こういう場に若手社員を送る会社も立派だな・・・と思いました。

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この2つの講義。
テーマも切り口もまったく異なるのですが、共通する内容もいくつかありました。
両方の講義で出てきた言葉、それは、「人生は選択の連続」。
経済学の授業などでも時々出てきますが・・・
私たちは常に何かを選択しながら生きていている。
選んだ道があれば、選ばなかった道もある。

今日、長時間にわたる講義を受けることを選択した私は、受けないことを選択した私より、きっと心が豊になったことでしょう。
良い一日でした

Stay hungry, stay foolish

2008-01-17 23:11:01 | 日々のこと
Steve Jobs氏(Apple創始者)スタンフォード大学卒業式でのスピーチ

勇気とやる気を与えられます。

「点をつなげる」 
未来に先回りして点をつなげて見ることはできない。
私たちにできるのは、過去を振り返って点をつなげること。

いま置かれている環境を大切に、一生懸命(一所懸命)頑張りましょう。
いつかきっと、それらが実を結ぶ。

私は今の仕事、今の働き方がとても気に入っています。
最初から目指した場所ではありません。

その時々で、
時には自ら茨(いばら)の道を選び、
時にはそのときの流れに身を任せ、
与えられたことはまじめに取り組み、
機会があれば手をあげて何でもやらせてもらう・・・

そうしたら、なぜか今の場所に居ました。

忘年会

2007-12-17 22:47:40 | 日々のこと
今年の忘年会は、夜に参加できない方のことも考慮して、デイタイム開催にしてみました。

ホテルのレストランの個室を貸し切って、女性のための「クリスマス・スペシャルコース」を頂きました。

日頃在宅でお仕事をして下さっている方たちばかりなので、初対面の方もいるわけで・・。
でもみんな名前だけはお互い知っていたりして・・・。

「あぁ!○○さんですね!」
「お名前はかねがね・・・」

といった挨拶が聞かれました。

この人たちのおかげで今年も一年無事乗り切ることができそうです。
まだ年内締切りの仕事は残っていますが、
また、年内に新しく始まりそうな仕事もありますが、
いずれにしましても、
会社にとって、社長よりもこの人たちの方が大事だな~としみじみ
思ったひと時でした。

1人では何も出来ないですからね~

来年もよろしくお願いします

調査に回答

2007-12-11 22:04:52 | 日々のこと
関西のとある経済団体が実施中の調査に応じました。

テーマは、女性の「働き方についての意識調査」と「社会システムについての意識調査」

仕事を選ぶ基準(価値観)を問われたり、
今の仕事に対する満足度を問われたり、
社会保障制度に対する意見や制度と労働スタイルの関連性を問われたり

そもそも、働きたくても外で働けない女性に在宅で仕事を!
と思い会社を立ち上げた経緯があるので、なかなか興味深い調査でした。

ちなみに、私が仕事を選ぶ基準は「楽しさ」「人の役に立っているかどうか」
そして、仕事に対する満足度は「満足している」
社会保障制度に対する意見はいろいろ述べまして、それと現在の就労スタイルとの関連性は「なし」でした。

社会保障制度は根本的に見直さないともたないでしょう、やっぱり・・・。

行動力

2007-10-16 22:35:08 | 日々のこと
某外資系有名企業が、社会貢献事業の一環として実施している「起業家養成プログラム」。
その企業に勤める友人から、プログラムに参加してくれる研究者を探しているので、紹介してもらえないかと依頼がありました。

アメリカの大学で開催されるワークショップに参加し、帰国後、自分の大学で起業家養成講座を開設するなど、起業家養成プログラムの普及を目指すもの。
なぜ起業家養成が社会貢献になるかと言うと・・・
「起業⇒産業創造⇒日本を元気にする」という構図があるのですね。

それはさておき、友人の話を聞きながら、さっそくいろんな先生の顔が浮かんできました。

一通り受け取った説明資料を添えて、興味を示しそうな先生方5名にメールを送ってみました。

メール送信後1時間以内に3名の先生から返事がありました。

お一人はメールで、同時期にアメリカの別の地に居るので今回は無理だけど、今後も案内をよろしく・・・と。

あとのお二人は、電話がかかってきました。
お二人とも、短時間の間にいろんな可能性を探っておられて、感心しました。
自分が参加する可能性、若手研究者を行かせる可能性。
帰国後のセミナーの展開について、巻き込めそうな大学・・・等々。
お二人は、分野はまったく違うけれど、いずれも大学教官で、かつ、既に会社を立ち上げて成功している方。

やっぱり行動力が違う。

もちろん、個人の尺度が基準ではあるけれど、いろいろな可能性を短時間でシミュレートし、「役立つ」と思ったら、活用できる方法を前向きに検討する人たち。
さすがです。
こういう方たちと、交流が持てることは幸せだと思いました。

しびれる

2007-10-13 23:40:14 | 日々のこと
『踊る大捜査線 THE MOVIE2~レインボーブリッジを封鎖せよ!』
を見ました。

「レインボーブリッジ 封鎖できませ~ん」という青島刑事のセリフは
有名ですが、それにしても、映画の中ではいろいろ驚かされる描写があります。

たとえば、命令がなければ動けない警察のヒエラレルキー。
警視庁と警察庁の責任の譲り合い(なすりつけあい)。
そして、「レインボーブリッジ 封鎖できませ~ん」を引き起こした縦割り行政。

大きな自然災害が起こるたびに、ヒエラルキーや縦割り行政のリスクが話題に
なってきたわけですが、その後、現実世界ではどうなっているのでしょうね。

この映画では、もう一つ名言があります。
それは、最後に捜査チームを指揮監督する室井管理官のセリフ。

立場や肩書きは関係なく、現場を熟知している刑事の自主性を尊重し、
権限を委譲した時に口にするセリフ

「責任を取るのが私の仕事」

これには青島刑事同様、私もしびれました。
組織のリーダーたるもの、人を信じて、こう言いきれる人でありたい。
そして、こういうリーダーの下で仕事ができれば幸せだと思う。

感謝感謝・・・

2007-09-13 20:42:04 | 日々のこと
明日の仕事に備えて上京。
いつも助けてもらってばかりのIさんとYちゃんと感謝ランチ。

これといって気のきいたこともできないし、
気のきいた言葉をかけることもできない社長ですが、
お許し下さい・・・。

そして、これからもよろしくお願いします。

もっとも大切なこと

2007-08-05 19:57:51 | 日々のこと
『日経トレンディ』 2007年9月号
第1特集:「イメージ通り」か「意外な結論」か-JAL vs ANA
http://www.nikkeihome.co.jp/2f/trendy/

どうしても、日頃耳に入りやすい事故のニュースに簡単に左右されるのが一般消費者。
その消費者に見える部分と、見えざる実態がある。

今回の、この調査結果も、数ある評価や分析の中の「ひとつの見方」ではありますが、安全性のパートで報告されていたことは、日頃知り得ないことも多く、愛用の社を見直した次第です。

サービスは目に見えるし実感するものなので、期待もするし、感情も即反応します。
しかし、この業界においては、安全が全てに優先します。
安全対策は、目に見えない部分が多いのです。

「人間の認知と意思決定の危うさ」

2007-06-06 23:08:48 | 日々のこと
タイトルは、先日ご案内をいただいたセミナーの講演テーマです。

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<講演者>
渡邊克巳氏(東京大学先端科学技術研究センター准教授)
     
<講演概要>
人間は外界からの入力を処理し、意思決定を行い、運動の発現にいたる複雑な情報処理を行なっている。しかし、外界の刺激配置は膨大かつ曖昧であり、脳の計算能力も世界を正確に表現するには絶対的に不足している。特に、社会的な認知の過程は未知の部分が多い。本講演では、複雑な環境の中で人間が適応的に行動するために、少ない外界刺激から現実世界を能動的に構築する過程を、研究例を紹介しながら考察する。
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脳の仕組みは私には良く分かりませんが、同じ情報をインプットしても、想像・発想・行動・アウトプットは十人十色というところは神秘的です。
仕事の場面でも感じることですが、先が読める人と読めない人、他人のことまで考えが及ぶ人及ばない人、工夫する人出来ない人・・・、良い悪いではなく、あらゆる場面で感じる個人差。「感性」とか「感度」いう言葉で片付けてしまう場面も多々ありますが、やはり「脳」の仕業なのだろうな・・と思います。

* * * * *

やや関連して、偶然みつけた以下のコラムもなかなかおもしろかったです。
「知識データはなぜ非定型なのか?」
http://japan.internet.com/webtech/20070606/6.html

知識共有の方法論の最前線にクローズアップされているもの。
それは、ブログ(日記)だそうです。

物事の捉え方は十人十色、千差万別・・・ということを思うと、情報や知識の共有に、テーマのないブログや日記が注目されるというのも非常に分かりやすいと思いました。

「○○に関する情報を下さい」と言って集まってくる情報は、その情報を寄せた人によってフィルタリングされた情報。

同じ日記を読んでも、その「○○」に関連付けて読み、何かを得る人もいれば、まったく関係ないと思う人もいるわけですもんね。

そう考えると、mixiなどSNSの日記が登場して受け入れられた現状というのは、まさに自然の流れのような気がします。

でも、自分と違ったモノの見方や考え方を知るためには、他人のフィルタを通過した情報というのも必要。

いずれにしろバランスが大事ということですね。