1月からNHKで放送が始まった「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組に注目しています。
さまざまな分野の第一線で活躍するプロの仕事に対する姿勢、生き方、物事の考え方などの「流儀」を掘り下げて紹介する番組です。
前回の放送は、パティシエの杉野英実さんでした。
杉野さんの
「あたり前が一番難しい」
「あたり前を積み重ねると特別になる」
という言葉に、「なるほど」と深くうなずかされました。
最近、企業で起こっているさまざまな事故、事件、ミス、不祥事。
本をただせば、「あたり前のことができていない」ことの結果だと思うことが多くあります。
いろいろな経緯があって作られた手順やルールや法律をないがしろにした結果、いろんな悲しい出来事が起こっていると思うのです。
工場で機械を動かす際の操作手順や安全確認。
車を運転する際の安全確認、交通ルール。
それらあたり前のことを軽視したために起こる取り返しのつかない事故。
「あたり前の行動」は、ともすれば「思考の硬直」とか「マンネリ化」と否定されて、改善や新たな発想を求められる対象になったりもします。
でも、私たちは日常生活や仕事をしていく中で、それらをきちんと区別できるようにならなくてはなりません。
それには、やはり仕事の一つ一つを取ってみても、決して惰性でやるのではなく、
「なぜこれをするのか」
「なぜこのやり方なのか」
ということを心から理解して、納得してやらなければなりません。
さて、この番組のもうひとつ興味深い点は、キャスターの茂木健一郎さん。
茂木さんは、脳科学者です。
ゲストの思考や発想を、脳科学者らしい視点でコメントしたり、関連付けたりします。
杉野さんが、新しい発想について、
「(長年の経験から)頭の中にいろいろな味の引き出しがあって、それらの引き出しをいくつか開けて組み合わせることによって新しい味が創造される」とおっしゃいました。
茂木氏は、それは、「記憶を組み合わせて新しいものを作り出すのが創造性」という最新の脳科学の理論とあっているといいます。
今後もこの番組がたのしみです。
さまざまな分野の第一線で活躍するプロの仕事に対する姿勢、生き方、物事の考え方などの「流儀」を掘り下げて紹介する番組です。
前回の放送は、パティシエの杉野英実さんでした。
杉野さんの
「あたり前が一番難しい」
「あたり前を積み重ねると特別になる」
という言葉に、「なるほど」と深くうなずかされました。
最近、企業で起こっているさまざまな事故、事件、ミス、不祥事。
本をただせば、「あたり前のことができていない」ことの結果だと思うことが多くあります。
いろいろな経緯があって作られた手順やルールや法律をないがしろにした結果、いろんな悲しい出来事が起こっていると思うのです。
工場で機械を動かす際の操作手順や安全確認。
車を運転する際の安全確認、交通ルール。
それらあたり前のことを軽視したために起こる取り返しのつかない事故。
「あたり前の行動」は、ともすれば「思考の硬直」とか「マンネリ化」と否定されて、改善や新たな発想を求められる対象になったりもします。
でも、私たちは日常生活や仕事をしていく中で、それらをきちんと区別できるようにならなくてはなりません。
それには、やはり仕事の一つ一つを取ってみても、決して惰性でやるのではなく、
「なぜこれをするのか」
「なぜこのやり方なのか」
ということを心から理解して、納得してやらなければなりません。
さて、この番組のもうひとつ興味深い点は、キャスターの茂木健一郎さん。
茂木さんは、脳科学者です。
ゲストの思考や発想を、脳科学者らしい視点でコメントしたり、関連付けたりします。
杉野さんが、新しい発想について、
「(長年の経験から)頭の中にいろいろな味の引き出しがあって、それらの引き出しをいくつか開けて組み合わせることによって新しい味が創造される」とおっしゃいました。
茂木氏は、それは、「記憶を組み合わせて新しいものを作り出すのが創造性」という最新の脳科学の理論とあっているといいます。
今後もこの番組がたのしみです。