スタッフのほんとの夏休みが終わりました。
とはいえ、ぽぽろではさっそくスタッフHさんによるWisc∞Vの検査を16日(日)にやっています。ご苦労様。
さて本日は大阪を朝の7時に出発して田辺市にある「ふたば福祉会」のフォレスクールの見学に行ってきました。参加者はヤンプロメンバーを中心に7名。「たなかの杜」という多機能施設の中に14名定員で自立支援法による「自立訓練事業(生活訓練)」として「フォレスクール」はあります。あくまでも福祉の分野(事業)、今までで言うところの作業所ですので「学校」とか「学びの場」と呼ぶわけにはいきませんが、内容は特別支援学校卒業生がさらに2年間、余暇の過ごし方や生活する力を身につけ(療育・訓練)ながら進路や仕事などを選びとる力をつける(学ぶ)場です。
自然の中の自然(和歌山の木材)を利用した建物で、のんびりゆったり楽しく学ぶ姿がとても印象に残りました。
これなら、特別支援学校もあくせくと就労に追い立てる教育をしなくても、青年期にふさわしい高校生活を保障できるのではないかと思ったりもしました。
また、高等部から直で卒業生を受けるよりは、こうしたところでゆっくり学んで卒業(自立訓練事業は2年間の有期限)した方が学校と作業所や会社との落差にストレスをためることが少なく、受け入れ側もありがたいこと(スムーズ)ではないかと誰かが言ってました。
今日の「カリキュラム」は午前中が1年生(目の方)はパソコンで2年生(目の方)はゴミの分別収集についての学習(訓練)。午後からは「ジャズダンス」で街のスタジオまで出向いてボランティアの方からジャズを学んで楽しむ時間だそうです。特別支援学校からも2名の実習生が先生と一緒に来ておられました。去年は出身の特別支援学校に出向いてジャズダンスを披露したそうで、在校生たちがますます卒業生やフォレスクールにあこがれ、進路の流れができているということだそうです。
たまたまですが、皆さん文字を書ける方ばかりでしたが、特に入所希望者の線引きはされていないとか。隣り合わせで、多機能型施設ですので自立支援事業の他に就労移行支援と就労継続支援をされているので、こうした目の前にある就労に向けた事業への日々の見学や体験・参加を通じて就労を考えていけるメリットも大いにあると感じました。
和歌山県では専攻科づくりの運動が盛んで、こうした自立支援事業を使った事業おこしが3地域で進められているとか。現にフォレスクールは「紀南養護専攻科を考える会」が中心になってつくられ、今も支援されています。この中には知的障害だけでなく、精神障害の方を対象にした事業もあるということですので、「障害」という点では内部障害を含む身体障害、知的障害、発達障害など様々な障害のある方を含んで進行しているぽぽろのヤンボラ・ヤンクラのとりくみも目指す方向性としては十分可能性があると考えられます。
丁度、建物の横では児童デイⅠ型(障害乳幼児)も行われていました。これも多機能施設の中に含まれるそうです。スタッフのNさんがしきりにぽぽろの経験から児童デイのボランティア経験はフォレスクールの青年を変える取り組みになりますよとアドバイスされていました。
ちなみに障害のある子どもたちを対象にした放課後・長期休業中の学童保育は市内の4か所ですでに実施されているそうです。
多機能型の「たなかの杜」に対する市による土地の提供や建設費補助などもあり、総額1億2千万円?以上のうち3千万円の負担ですんだという話を聞き「ええなぁ」とため息がもれました。3千万円のうち1千万円を自力で集めたそうです。
そして、帰り際に今度はこういう進路先を望む親と一緒に参りますからよろしくお願いしますとヤンプロのOさん(唯一の現職で特別支援学校教員)が挨拶されました。Oさんはしきりに大阪では専攻科を望む声と運動がないからなぁ…、「退職したら和歌山に引っ越しして、こういうことをやりたいわ!」と腰砕けのことを言ってはりました。青年期のとりくみを本気になってやってくれる現職の先生の協力を切に願っています。
Oさん、腹を固めてや!!この方は後押しする父母たちがいれば頑張る方です。いかがですか?
さてさて、明日から夏休み後半戦。白浜温泉にもよらずに、ぽぽろに寄ってみるとなんとプールが…。
明日の朝に修理してみよう…。
とはいえ、ぽぽろではさっそくスタッフHさんによるWisc∞Vの検査を16日(日)にやっています。ご苦労様。
さて本日は大阪を朝の7時に出発して田辺市にある「ふたば福祉会」のフォレスクールの見学に行ってきました。参加者はヤンプロメンバーを中心に7名。「たなかの杜」という多機能施設の中に14名定員で自立支援法による「自立訓練事業(生活訓練)」として「フォレスクール」はあります。あくまでも福祉の分野(事業)、今までで言うところの作業所ですので「学校」とか「学びの場」と呼ぶわけにはいきませんが、内容は特別支援学校卒業生がさらに2年間、余暇の過ごし方や生活する力を身につけ(療育・訓練)ながら進路や仕事などを選びとる力をつける(学ぶ)場です。
自然の中の自然(和歌山の木材)を利用した建物で、のんびりゆったり楽しく学ぶ姿がとても印象に残りました。
これなら、特別支援学校もあくせくと就労に追い立てる教育をしなくても、青年期にふさわしい高校生活を保障できるのではないかと思ったりもしました。
また、高等部から直で卒業生を受けるよりは、こうしたところでゆっくり学んで卒業(自立訓練事業は2年間の有期限)した方が学校と作業所や会社との落差にストレスをためることが少なく、受け入れ側もありがたいこと(スムーズ)ではないかと誰かが言ってました。
今日の「カリキュラム」は午前中が1年生(目の方)はパソコンで2年生(目の方)はゴミの分別収集についての学習(訓練)。午後からは「ジャズダンス」で街のスタジオまで出向いてボランティアの方からジャズを学んで楽しむ時間だそうです。特別支援学校からも2名の実習生が先生と一緒に来ておられました。去年は出身の特別支援学校に出向いてジャズダンスを披露したそうで、在校生たちがますます卒業生やフォレスクールにあこがれ、進路の流れができているということだそうです。
たまたまですが、皆さん文字を書ける方ばかりでしたが、特に入所希望者の線引きはされていないとか。隣り合わせで、多機能型施設ですので自立支援事業の他に就労移行支援と就労継続支援をされているので、こうした目の前にある就労に向けた事業への日々の見学や体験・参加を通じて就労を考えていけるメリットも大いにあると感じました。
和歌山県では専攻科づくりの運動が盛んで、こうした自立支援事業を使った事業おこしが3地域で進められているとか。現にフォレスクールは「紀南養護専攻科を考える会」が中心になってつくられ、今も支援されています。この中には知的障害だけでなく、精神障害の方を対象にした事業もあるということですので、「障害」という点では内部障害を含む身体障害、知的障害、発達障害など様々な障害のある方を含んで進行しているぽぽろのヤンボラ・ヤンクラのとりくみも目指す方向性としては十分可能性があると考えられます。
丁度、建物の横では児童デイⅠ型(障害乳幼児)も行われていました。これも多機能施設の中に含まれるそうです。スタッフのNさんがしきりにぽぽろの経験から児童デイのボランティア経験はフォレスクールの青年を変える取り組みになりますよとアドバイスされていました。
ちなみに障害のある子どもたちを対象にした放課後・長期休業中の学童保育は市内の4か所ですでに実施されているそうです。
多機能型の「たなかの杜」に対する市による土地の提供や建設費補助などもあり、総額1億2千万円?以上のうち3千万円の負担ですんだという話を聞き「ええなぁ」とため息がもれました。3千万円のうち1千万円を自力で集めたそうです。
そして、帰り際に今度はこういう進路先を望む親と一緒に参りますからよろしくお願いしますとヤンプロのOさん(唯一の現職で特別支援学校教員)が挨拶されました。Oさんはしきりに大阪では専攻科を望む声と運動がないからなぁ…、「退職したら和歌山に引っ越しして、こういうことをやりたいわ!」と腰砕けのことを言ってはりました。青年期のとりくみを本気になってやってくれる現職の先生の協力を切に願っています。
Oさん、腹を固めてや!!この方は後押しする父母たちがいれば頑張る方です。いかがですか?
さてさて、明日から夏休み後半戦。白浜温泉にもよらずに、ぽぽろに寄ってみるとなんとプールが…。
明日の朝に修理してみよう…。