北の大地で生きているだけで丸儲け。

好きなことを自由にやる。嫌なことも元気にやる。何でもワクワクやって生きていきたいな。

故郷の町役場からの相談事 続編

2018年12月12日 | 日記
故郷の町役場から電話がありました。

町長、副町長らと話をして、私達名義の大きな土地も含め全て町で買い上げたいので兄弟で相談してほしいという内容でした。

先程、義兄と弟に連絡したら、この話に賛同してくれたので、明日にでも返答することにしました。

弟が「兄貴だけが長らく固定資産税を払ってきて申し訳ないから、この話進めてくれ」と言ったことに驚きましたね。

姉が7年前に亡くなり義兄と甥が相続。

取り越し苦労になりましたが、問題なくこの件を進めていけそうです。



これは以前父母が住んでいた650坪ほどの土地です。大小合わせて900坪ほど。これでも一応町の中心部にあります(^。^)

ここで祖父母の代には料亭と旅館を営んでいました。父母の代になってこの近くの土地に旅館を建てて、ここは庭を残して取り壊し、のちに私達家族の家を建てました。

今は更地になっていますが、この土地は四方塀に囲まれていて、その中に私たちが住んでいた家と商いのための食器・雑器、装飾品などが蔵われていた倉庫というか蔵というか、そういう建物がありました。それと車庫もありましたね。

庭は商売上いわゆる"和風の庭"作りで、大きな苔生した自然石や三連打ちの飛び石が配置され、周りに大株のキバナシャクナゲやツツジ、モミジ、松、胡桃、杏子など沢山の草木が植えてありました。

また庭の中ほどには家の守り神として商売の繁盛を願って、稲荷神社を邸内社として祀っていました。

家の周りには大きな桜の木が沢山植えてあり、春にはピンク色の花が家中を包んで、本当に綺麗でした。

父母が亡くなった後、この家を貸してほしいという問い合わせもいただきましたが、そうした気にもなれず、そのままにしてありました。

父母の13回忌が過ぎ暫くして大きな庭の手入れが毎年大変なので姉弟と相談して庭も家も取り壊し、更地にしました。

その後10年近く経ち、今回の話が出てきて、町に任せることになりました。

これから町議会でこの件が可決され、来年の予算付けがされれば、来春契約を結ぶことになるそうです。

つい色々思い出して長々とお話してしまいました。誠に申し訳ありません。

北の大地からでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする