パタゴニア・バリローチェといえば、トラウト・フィッシングの聖地。
とうわけで、マス釣りなんて神鍋高原と有馬温泉の釣り堀でしかやったことがない
にもかかわらず、果敢に挑戦してきました。
ナウエル・ウピア湖から流れ出るリマイ川。
透明度が高く、荒野を流れる梓川といった感じです。
ガイドのニコ。左利き用のリールしか持ってこなかった
以外、なかなか良いガイドだった。
川を下りながら、ポイントでボートを止めては、キャスティング。
ルアーは、ミノー、スピナー、スプーンを場所によってあれこれ。
で・・・・なかなか釣れない。
午前中、2回あたりはあったが、ともにバラシてしまう。
言い訳をいうとロッドが柔らかすぎて、フッキングがうまくできないのだ。
昼時、いったん上陸。
ニコが手早く昼食の準備をする。
ミラネサ(洋風カツ)に、ワイン、チーズにサラミ。
まるで貴族のような食卓。やはりマス釣りは貴族の遊びなのだ。
気持ちよく酔っぱらって、ワインを半分開けたところで、
ふと、釣りをしに来たこと、まだ釣れてないことの2つに気付き、素早く出航。
釣り始めてまもなく、おおきな当たりがある。
リールを巻いていくと、60㎝ほどの魚が!
「やった!」と思った瞬間、魚はジャンプをし、バラしてしまう・・・・。
酔いもさめ、落ち込みつつ、釣りを続行。
しばらく後、再びあたりが。
今度は慎重に対応し、無事釣りあげました!
さっきのに比べるとだいぶ小さく、30㎝くらいのレインボートラウト。
結局、釣れたのはこの一匹でした。
もうちょっと釣りたかったなと残念な気持ち半分、一匹
釣れてほっとした気持ち半分でした。
家族のもとへ戻り、バリローチェのセントロで夕食。
去年も行ったスイス料理のラマルテ。
チーズフォンデュとマスを食べました。