関西が誇る憧れの難コース、弥山川、双門ルートに行って来ました。
金曜日、登山口の熊渡に車中泊。
翌朝7時に出発です。
不気味な手書き看板が冒険の始まりの合図です。
白川八丁をぶらぶらいくと、やがて釜滝が現れます。
巨石の重なる谷を詰めていくと、
一の滝に到着。
ここから難易度がぐんと上がります。
「ルートファインディング力必要」とは知っていたが、
本当にルートが迷いやすい。道標など皆無、ルート整備も最低限
「ひっかけ問題」のような踏み跡、テープ多数で、行っては戻るを何度も繰り返す。
しかも、すべて滑落したら、ただ事では済まないような場所だったりするので、
なかなかと集中力と、何度も戻ったりする体力が必要です。
二の滝。
ここら辺りから側壁を高度感抜群のいくつものハシゴと鎖で高巻いていきます。
そしてたどり着いた仙人グラ前のテラスから見下ろす双門の滝。
写真では遠近感もスケールも分かりにくいですが、
足元は100m以上の絶壁。その先の滝は落差60mの大迫力です。
しばらく、進むと、再びルートは川の近くまで下りてきます。
渓相が穏やかな場所でしばし休憩。
ルートを見極めながら、沢をしばらく進みます。
ここは側壁に滑り落ちそうなルートが
ここは鉄杭
千丈グラ付近は再び難所が続きます。
空中ハシゴ。
聖門の滝を過ぎ、
側壁の鉄杭連打を通り抜け、
出発から7時間、今日の幕営地、狼平に到着です。