夏休み最後の日、美山村までドライブに出かけました。
亀岡からの帰り道、車の温度計は40度を超える猛暑。
暑さから逃げるために、森へ。
樹液のにおいが気になり、クヌギの木を見上げると、
大きなミヤマクワガタ!7、8センチはありました。
川遊びから、虫捕りに切り替え、さらに近くの木を探すと・・・・
これまた大きなノコギリクワガタ!
偶然、最高の虫捕りポイントを見つけた寄り道でした。
暑さから逃げるために、森へ。
樹液のにおいが気になり、クヌギの木を見上げると、
大きなミヤマクワガタ!7、8センチはありました。
川遊びから、虫捕りに切り替え、さらに近くの木を探すと・・・・
これまた大きなノコギリクワガタ!
偶然、最高の虫捕りポイントを見つけた寄り道でした。
頂上で眺望をゆっくり楽しんだ後、槍の肩に無事到着。
夏休みの真っ盛りにしては空いている槍ヶ岳山荘前でのんびり昼食。
後はテント泊して一般ルートを下山だけなので、のんびり、のはずが、最後の試練が。
昼過ぎから雲に覆われ、槍のテント場は飛騨沢から吹き上げる突風が一晩中
テントを叩く。ロープを足し念入りに立てたテントが飛ばされるんちゃうか
と思いながら、一晩過ごす。
槍でテントを張るなら、槍の肩より、槍沢を少し下った殺生ヒュッテのテント場の方が
おすすめです。
翌朝、収まらない風の中、テントをたたんで下山。
槍沢を下るのは前やってるので退屈なので、飛騨沢を下りました。
千丈乗越下のお花畑を愉しみ、
槍平小屋を通り、
滝谷の出合を過ぎ、ひたすら歩いて、
正午ごろ、無事、新穂高に下山。
平湯で温泉に入り、飛騨牛を食べて帰宅。
長年憧れた北鎌尾根を踏破し、2020年、特別な夏の山行
は終わりました。
穏やかな朝。勝負の一日の始まり。
本峰までいくつもの岩峰を越えていく。
ルートの見極めが難しい。基本は稜線通し。
時に千丈沢側に巻き道。ただ巻き道に見えて、ただのザレ沢、バンドという場合も。
例えば、ここ。
鬼のような岩峰。まさか直登はないな、と思い、トラバース気味のバンドの踏み跡
をたどると、踏み跡はなくなり、絶壁へ。
少し戻り、稜線に復帰できそうなガリーを詰める。
稜線直下、チョックストーンの挟まったチムニーを抜けて、稜線復帰。
今回の山行で最も集中力を要した場面でした。(鬼の形の岩峰、は「巻き」ではなく、「稜線通し」が正解です。ご注意を!)
さらにいくつかのピークを越えていくと、
本峰が迫ってきます。
槍ヶ岳西稜。左から大槍、ひ孫槍、孫槍、小槍。
いよいよ本峰へアタック。
最後の難関、2つ連なるチムニー。
1つ目は中央から。
2つ目は左の岩を蹴りながら這い上がる。
チムニーを越え、岩壁をよじ登ると、
頂上の祠の裏に飛び出す。
登頂。20年ぶり2度目の槍の頂。
ガスってなにも見えなかった20年前と違い、360度の絶景!
硫黄尾根の向こうに、鷲羽、水晶、薬師。
登ってきた北鎌尾根の向こうには、鹿島槍、立山まで。
雲に覆われた穂高連峰。
北岳、甲斐駒の向こうに富士山も見えました。
北鎌のコルから、まずは天狗の腰掛といわれる岩峰へ。
たどり着くと独標が大きなスケールでそびえる。
そして奥には槍の姿が。
近づいていくとさらに大きな迫力。どう登る?
正面の中央部のバンドをトラバースすれば独標を巻く道。
左稜線の岩稜は、北鎌最大の難所とも言われる難易度の高い直登ルート。
迷わず直登ルートへ。
絶壁の草付のチムニーを這い上がる。
ここの最初の一手がかなり悪かった。
なんとか、岩峰のリッジに上がると、次なる難関が目の前に。
この岩峰のナイフリッジをトラバース。
ナイフリッジを上から見下ろすと、すっぱり切れ落ちている。
落ち着いてホールドとスタンスを見極めながら進む。
ここを切り抜けると、独標のピークへ。
独標にたどり着くと、視界が広がる。
ピーク直下にテントを張る。
最高に贅沢なたった一人のテント場。
大天井、燕をバックに。
双六、水晶、三俣蓮華、薬師方面。
槍を眺めながらの夕食。
槍、左手に穂高連峰。
明日は、この尾根を越えて、槍へ。
たどり着くと独標が大きなスケールでそびえる。
そして奥には槍の姿が。
近づいていくとさらに大きな迫力。どう登る?
正面の中央部のバンドをトラバースすれば独標を巻く道。
左稜線の岩稜は、北鎌最大の難所とも言われる難易度の高い直登ルート。
迷わず直登ルートへ。
絶壁の草付のチムニーを這い上がる。
ここの最初の一手がかなり悪かった。
なんとか、岩峰のリッジに上がると、次なる難関が目の前に。
この岩峰のナイフリッジをトラバース。
ナイフリッジを上から見下ろすと、すっぱり切れ落ちている。
落ち着いてホールドとスタンスを見極めながら進む。
ここを切り抜けると、独標のピークへ。
独標にたどり着くと、視界が広がる。
ピーク直下にテントを張る。
最高に贅沢なたった一人のテント場。
大天井、燕をバックに。
双六、水晶、三俣蓮華、薬師方面。
槍を眺めながらの夕食。
槍、左手に穂高連峰。
明日は、この尾根を越えて、槍へ。