仕方ないかが

ガードマン

「サー！ちょっと水いただけませんか？」
水ぐらいはしょうがない。
これが大きな問題。
何時も水道の水飲んでいる連中。
この暑さで水道水はお湯みたいに暑い。
そこでガード連中、企業の濾過水強請りが始まる。
基本的にこの国では、そのような対応など全くする必要がないようです。
なかには、運転手やガードに対して、気の毒だからと、食事を一緒にさせ、企業内部でもある程度自由にさせている場合もあるようですが、割り切ったほうがこの国はよさそうです。
なぜか。一旦門扉を開いたらそれが当たり前。何でも自由にされ始めてしまう羽目になる可能性があるようです。
ガードにペットボトルを1本分与えたがために、翌日から我が物顔で事務所内へ入り込み、勝手に濾過水機から水を取り始めた。見かねた従業員が注意したら、オーナーに許可を得ている。何で従業員に注意されなくてはいけないのか。との逆切れ状態。
結局はオーナーは許可しておらず、その当日一回だけの許可を与えたのがこの騒ぎ。
週に一回来るかこないか。この状況を良く見据えたガードマン頭に乗ってこのような行為に出たようだ。
オーナーに許可を得ている。これでは従業員もそう思うのだが、あまりのずうずうしさに見かねた従業員がオーナーに聞いて初めて事情がわかった。
客がいようがでかい態度で事務所内へ入り込み水を汲み、飲みながら事務所内から出て行くアホ行動。
タクシーが来ればドアーを開け、帰社する客がいれば交通整理。チップをもくろんだ行動についにオーナーも切れ、ガード会社を変えた。
本来の事務所内への出入り監視はおろそかに、金のなる駐車場の交通整理に没頭。鬼の首を取ったような態度で事務所内で横暴な態度。時には出入りする女性に金銭要求。制帽、ネクタイも着用せずに机の上へ足を乗せ居眠り。
これほどまで両極端なものがいるのもならではの国でもあるように。
日本人を見ると途端に愛嬌を振りまくその魂胆は「チップ」のようです。
餌すなわちチップをあげるのは相手をだめにすることが多いようです。
ガードの多くは外注企業からの派遣。その企業自体が契約した金額を支払っているので、しっかりと割り切った考えで一線をおく。これが賢明策と思います。