フィリピンりぱぶりっく狂笑国

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2007-05-10 | フィリピン
採用直後にメイドが金品を盗んで逃走

 マニラ市サンタクルスの実業家が雇用したメイドが、先月28日に現金や高級腕時計、宝飾品など200万ペソ相当を盗まれた事件。
しかも、採用されてわずか数時間後に姿を消したメイドが盗んで逃走したとして警察ではこのメイドの行方を追っている。
  被害にあった実業家は、午後4時ごろにメイドを雇った。
メイドに家族とショッピングモールへ行くので一緒に来るよう言ったが、生理のため気分が悪いと言って同行を断った。その後、容疑者が買い物に行くと言ってコンドミニアムの警備員へ言い残し出かけた。メイドは帰って来なかった。(Inquirer誌に掲載された記事から引用)
200万ペソ日本円で500万円の貴金属。月給3000ペソのこのメイドのオネーチャン、勤務した僅か数時間後に高額、田舎であれば家7、8軒分もの金額を手に逃亡。
これがメイド雇用の難しさとコンドミニアムの悲劇かも。
多くの方はこのような事件に巻き込まれたことはないと思います。当然、良いメイドに恵まれ、楽しい生活を送っているほうが多いとおもいます。
反面、極まれであるとしてもこのような事件に巻き込まれることが多々。
フィリピンでは、乞食でもメイドにヤヤ(子守)と言われるほど、女性の家事育児無関与が多い国。日曜日の家族デー。メイドの洋服を見ればどのような家のメイドなのかわかるほどです。
メイドにも部屋掃除、雑用、食事、洗濯と担当別に雇用する場合と、家庭全般型のメイド雇用があります。
現地人雇用体系は、衣食住(古着支給、食い残し食事+ごろ寝)月額1500ペソから。
外国人雇用体系は、衣食住(メイド部屋つき)で月額3500ペソくらいから15000ペソくらいまで。
ビレッジなどの場合には、メイドのではいりも厳重にチェックされている場合が多いようですが、コンドミニアムのガード、これも場所により、ハチャメチャなことが多いのも実情です。
フィリピンのガードは殆ど情報を漏洩すると思わないと大変なことになります。中には奥様に完全回収されたガードが旦那様の動向を逐次レポートなどもありえます。当然残り物をガードへ渡すメイドなどになれば完全フリーパス状態。
もしメイドがガードにクーヤと親しそうに話したら。良く誰しもが耳にする言葉ですが、これが大問題。結構フリーパスかも。
フィリピンで外国人がメイドを雇用する場合には、しっかりとした契約のできる現地代理店などを介し雇用することが基本かも。
オネーチャンの友人、家族の親戚などと安易に雇用して事件に巻き込まれてみたり、メイドの家族はじめ親戚縁者から借金申し込みが相次ぐケースも無きにしも非ず。
ここは外国です。滞在が幾ら長かろうが所詮私達は外国人です。信用する前に自分の身の回りの保護から始めるのが最善策かもしれません。

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