玄関からリビングに入って、2階まで吹き抜けていると、開放感があって気持ちも膨らんでいきます。でも、この吹き抜け、暖房や冷房など、空調にとっては、熱効率の悪い空間となってしまいます。リビングが吹き抜けになっている場合、温度分布に付いて、以下のような留意点があります。
・壁付けエアコンで暖房の場合、暖気は上部に行き、床面が暖まらない。
・ファンヒーターで暖房の場合、温風が高温度の為、真直ぐ上に行ってしまう。
・床暖房の場合、床から熱が来るため、温度ムラはないが、時間がかかる。
・エアコンで冷房した場合、冷気は下に留まり、上の方はほとんど冷えない。
以上の点から言えることは、吹き抜け空間を設けることは、空調時に温度分布にムラが生じ、人がいるところを効率的に空調することが出来ず、省エネの観点から無駄が多い、となります。玄関などは別にして、リビングやダイニング、長時間居るところを吹き抜けにする場合には、上記のような点もお考え下さい。それでも吹き抜けとお考えの方は、特に暖房時、扇風機を使うなどして、上の温かい空気を下に移動させれば良いでしょう。ファン付き照明でも良いのですが、吹き抜けの場合、ファンの掃除をどうするかも考えねばなりません。(919)
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