写真は新築マンションのリビングです。ご覧頂きたいのは床です。光って見えますが、これは木質系のフローリングの上にタイルを張ったからです。タイルですから、上を歩くとフローリングよりも音がするのでは?と思いましたが、そうではないですね。返って、しっとり感が出て、上を歩く音が静かになるように感じます。
このタイルを張られた奥様はこう仰っていました。「白い床にしたいと思っていました。でも、既存の白いフローリングだと、どうもパッとしないし高級感も出ません。だから、タイル屋さんに直接行って、使用するタイルを決めてきました。大正解だったと思っています。夏は涼しいですし、何かをこぼしてもシミにならない、掃除も楽だし、防音効果もあります。快適ですよ・・・」とのことでした。
タイルを張った部屋は、玄関、廊下、リビング、洗面所などです。タイルはフローリングの上から直接張ってます。張ったタイルの厚さは10㎜です。ですので、張った部屋と張らない部屋とでは、10㎜分の段差が出来ます。でも、その段差は床見切り材を置いてあるので、気になりませんでした。張った時期は、内覧会、引渡しが終わってからでした。タイル業者と直接契約をしました。タイルを張った面積は43m²、その工事費は全部で82万円とのことでした。(04)
写真は、マンションの内覧会で、バスルームのドアを撮ったものです。ここでご覧頂きたのは、ドアの上下に付いているバスタオル掛けです。このドアには、バスタオル掛け用のパイプが上下2本あります。一般的には、下の1本だけのケースが多いですが、1本も付いてない場合もあります。モデルルームでは、どうなっているか確認しておいた方が良いです。
この部屋も、標準では下の1本だけでした。オプションで、もう1本バスタオルパイプを1万円ほどで追加しました。これは便利です。こうすれば、子供は下、大人は上などの使い分けもできます。上に1本追加しただけですが、スペースの有効活用にもなりますし、これだけでも便利と思います。マイホームを購入される場合には、洗面所の中のタオル掛けが、どのような種類で、どの位置に付いているのかもご確認下さい。特に、建売の戸建の場合には、バスタオル掛けがドアにも壁にも付いていないことが多いです。(81)
写真は一戸建ての内覧会で、庭の端の方を撮りました。手前はきれいな芝に見えますが、人口芝です。一戸建てで庭に人工芝が敷かれているのは珍しいです。人工芝とフェンスとの間は、写真では草が生えていますが、花でも植えられるようにと土の表面になっています。
ここで問題なのは、土の部分に残されているガラや石などです。ここには、いずれ、花や木が植えられていくわけですが、これだけガラや石があると、穴を掘るのも大変ですし、花や植木もしっかりと育ちません。また、ガラや石の処分は、お金がかかります。一戸建ての内覧会に行って、将来植栽しようと思っている庭に、このようなガラや石が残っている場合には、売主に処分をお願いするのが良いでしょう。(7822)
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