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下から水がポタポタと・・・

2022年12月13日 17時46分42秒 | ベランダ・テラス編

写真は、マンションの内覧会でバルコニーに設置されているエコキュートの室外機の下を撮ったものです。赤い矢印部分をご覧になって頂きますと、排水口のホースの継ぎ目に水滴が付いているのが見えます。これは継ぎ目の処理が不十分なので漏水しているわけです。エコキュートは大気の熱を吸収してお湯を作ります。エコキュートの中に冷媒を入れておき、それを大気に接しさせ、熱交換させるものです。
冷媒は、大気と接し熱を吸収、その熱を水に伝えお湯にして、また、冷たくなって戻ってきます。室外機の中では、このような熱交換がされていますので、大気の温度よりも冷たくなっている部分もあります。大気の温度よりも冷たいので、その部分で結露が生じてしまいます。そうして出来た結露水を逃がす為に、室外機の下には写真のような排水パイプが付いているわけです。この排水パイプの継ぎ目がちゃんと施工されていないので、継ぎ目から結露水がポタポタと落ち、バルコニーの床に流れ出してしまっています。(床の少し黒い部分)排水パイプが本来の役目を果たせないのです。内覧会に行きましたら、エコキュートやエアコンが設置されている場合には、スイッチをONにして、室外機の下も覗いて、このようなことが起きていないかもチェックして下さい。(981)


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洗面台の扉を開けてみると・・・

2022年12月12日 17時28分11秒 | 洗面所編

写真はマンションの内覧会で撮りました。写したところは洗面台の下の扉を開けて、排水管の一部です。排水管の表面をよくご覧頂くと、白い矢印の先に、黒い線状のキズが入っているのがわかります。
これでは、排水が漏れ出して来ることもあります。普段は、ほとんど見ないところなので、いつの間にか、漏水していたということも起きるでしょう。内覧会行きましたら、洗面台やキッチンのシンク下の扉も開けて、給水管、給湯管、排水管の状態も見て下さい。また、水も出してみて、漏水の有無なども確認した方が良いでしょう。(21)


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この木、どうにかして!

2022年12月10日 22時14分00秒 | マンション共用部編

写真はマンションの内覧会で撮りました。ここは2階の部屋で、リビングの窓を開けて、ベランダから見える景色を写したものです。ここで気になるのは、何と言っても、大きな植栽です。この部屋は南向きなのですが、これでは、折角の太陽の光が半減してしまっています。この部屋の買主も、「この木をどうにかして欲しい!」とため息混じりに言ってました。植栽は成長していきますし、この木は常緑樹ですから、太陽が欲しい冬でも、こうして影を作ってしまいます。また、防犯上も不安となります。
マンションの購入時に、モデルルームやパンフレットからでは、このような状況を予想することは困難です。ですので、内覧会の時点で気が付いて、売主に言うしかありません。一度植えてしまった植栽を変更することは簡単ではありませんが、不都合を訴えてどうにかしてもらう以外に方法はないでしょう。住民が住み始めて、管理組合が結成されますと、ますます、植栽の変更は難しくなります。写真の例では、強く主張した結果、売主側で検討しますと回答をもらいました。(62)


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上と下、同時に触れないと・・・

2022年12月07日 16時32分35秒 | 建 具 編

写真はマンションの確認会で撮りました。確認会とは、内覧会での不具合の指摘により売主側が補修を行い、その補修の完成状態の確認をするものです。ここでご覧になって頂きたいのは、白い矢印で示した所です。これはリビングの窓の上部の隅の部分です。ここには戸当たりと言って、窓を開いた際に、カギがサッシ枠に当たらないようにするものが設置されています。
戸当たりは、サッシ枠の上だけでなく、下にも取り付けられています。窓を開けた際には、窓枠が上下同時に接するのが理想です。上か下か、どちらかしか当たっていないと、
最近の窓はペアガラスで重いので、長年、使っているとこの戸当たりも劣化してきて破損することがあります。内覧会では、窓を開けた際に、下の戸当たりには接するのですが、上の戸当たりには2㎜程の隙間が出来てしまっていました。
2㎜ですが、窓のサッシを、上下の戸当たりに同時に当てる、これは結構難しいことです。戸当たりを優先すると、カギが閉めにくくなる、こういうことが起きるからです。そこで、写真のように、厚さ2㎜程の薄いゴムを貼ってもらい隙間をなくしたわけです。こうして、窓を開けた際には、窓が上下の戸当たりに同時に当たるようになりました。このゴムは何でも良く、ホームセンターで売っているなみだ目というクッションでも良いです。(7324)


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すき間は埋めた方が・・・

2022年12月05日 22時08分39秒 | 一戸建て限定 屋外編

写真は一戸建ての内覧会で撮りました。写したところは玄関前のタイル部分です。ご覧頂きたいのは、玄関のタイル部分の端とブロック塀の隙間で、白い矢印で示したところです。この部分は構造的に異なるので、縁を切らないと地震や熱の影響によりお互いに損傷を与えてしまいます。
ここで良いな、と思ったのは、この隙間にエラスタイトという弾力性のある目地材を入れ込んであることです。タイルとブロック塀の隙間は15㎜ほどあります。この目地材を入れなければ、隙間が出来てしまうことになります。その隙間にカギやお金が落ち込んでしまうと、取り出すのが厄介になりますし、ゴミが入れば掃除も困難です。
一戸建ての内覧会では、このような点も確認してみて下さい。もし、ここに隙間が出来ている場合には、売主に言って、何かで塞ぐように言って下さい。(511)


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100%買主の味方です。今までに2000戸以上のマンションや一戸建ての内覧会の全てに、私自身が立ち会ってきました。この経験に基づいて、内覧会では、あなたのマイホームを丸一日掛けて、隅から隅まで、低料金で丁寧に検査します。買主側の建築士として、損をしない、悔いを残さない、買主に安心を!これが私の信条です。お住まいになってからでも、不具合や不明な点が出ましたら、いつまでも無料でご相談に応じます。 新築・中古のマンションや一戸建ての購入、内覧会の立会い、お住まいの悩み、リフォーム工事、マンションの大規模修繕や管理費削減など、お住まいに関するご相談をお待ちしています。お問い合わせは、お電話:090-7811-4865、もしくはメール:tykyb@agate.plala.or.jpでお願い致します。