95年の阪神大震災の際に免震構造の強さが実証され、その後、病院や役所、消防署、警察署、マンションにも免震構造の採用が急激に広がりました。そんな折、東洋ゴム工業による免震ゴムの偽装問題が明るみに出ました。東洋ゴムによる基準を満たさない免震ゴムは、30都道府県で、154棟に使われていることが判明しました。性能を満たしていない免震ゴムは全て交換される予定となっています。
それでは、この免震ゴムはどのように交換されるのでしょうか?左の図を参照して下さい。免震ゴムを交換する場合、➊油圧ジャッキで建物を持ち上げる ❷バンドを免震ゴムに巻き、人力で引っ張る ❸新しい免震ゴムをバンドを巻いて引っ張り入れる ❹調整、となります。交換には慎重な作業が必要になるので、1日あたり数個しか交換できません。不良品が使われている154棟の全ての免震ゴムを交換するには2年ほどかかるそうです。
親等から相続財産がある場合、気になるのが相続税です。特に不動産の相続は税額を大きく左右するので、仕組みを知っておくべきと思います。土地の相続税額は、土地の課税評価額により決まります。これは、毎年7月に国税庁が発表する「路線価」が基本になります。路線価は国税庁のホームページで公開されているので、これで大まかな評価額は知ることができます。
但し、左の図に示したような土地の場合には、評価額が減額されます。具体的にどのくらい減額されるかを知りたい場合には、不動産に詳しい税理士に相談するのが良いと思います。
また、相続時に、土地の評価額が最大8割減額される場合もあります。これは、100坪までの宅地が対象で、適用を受けることが出来るのは、次の相続人です。➀配偶者 ➁被相続人と同居している親族 ➂被相続人と別居だが3年以内に持ち家に住んでいない親族、などに限られます。ちなみに、相続税は現金で納めるのが原則となります。物納は現金分割払いでも全額納めるのが難しい場合に限られます。
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