写真はマンションの内覧会で撮りました。親子四代での内覧会です。私も初めての経験で、感激、しました。真ん中で、赤ちゃんを抱いている方は、赤ちゃんのお母さん(左横の若い方)のお母さん(右側に立っているやや若い方)のお母さんです。そうです、赤ちゃんは、曾おばあちゃんに抱かれているわけです。四代がそれぞれお元気で、内覧会にもお出でになる、素晴らしいです。
生まれて2ヶ月の赤ちゃんは、これから、この部屋でお母さん、そして、時々、おばあちゃん、曾おばあちゃんと共に成長して行きます。三つ子の魂百まで、子供は、真っ白で生まれて、周りの人たちのお世話で大きく成長していきます。このお部屋で赤ちゃんが健やかに立派に成長していかれることを祈るばかりです。
向こうで新聞をお読みになっているのは、赤ちゃんのおじいちゃんです。こうしてみますと、先祖代々、脈々と家族のつながりを感じます。家族とは家に族と書きます。族とは、日本民族と言う様に、同じ血統、仲間ですね、家が一緒の仲間が家族、と言うことになります。蛇足ですが、女偏に家で、嫁となります。(8613)
表は、平成23年3月に国土交通省が公表した、分譲マンションの修繕積立金の目安です。これは、部屋の専有面積80㎡として、84のマンションの実例を基に算出しています。例えば、10階建てで、戸数120であれば、マンションの維持管理のために必要な月当たりの修繕費は14,240円になるわけです。1㎡に当たりにすると、14,240円/80㎡で178円となります。一方、マンションの売り出し時において、不動産が会社が提示する月当たりの修繕費は、同程度の部屋で7,600円、1㎡当たりにすると95円程度となっています。維持管理していくのに必要な修繕費は178円、ところが販売時に売主である不動産が提示する金額は95円ですから、約半分の金額となっていることになります。
このように、建物の維持管理に必要な積立額になっていない理由は、売主が購入者に対し、販売時に負担を感じさせないためです。ですから、将来の改修時には、積立金が不足してしまう可能性があります。国土交通省としては、修繕金の実態を不動産会社に周知し、購入者に説明するようにするとのことですが、それで意味をなすのか疑問です。マンションの売り出し時には、管理費や修繕積立金の金額は出ています。これらは住民が管理するものですが、売出し時は管理組合が機能していないので、売主がとりあえず金額を決めているに過ぎません。売主が、一方的に決めている金額ですので、当然、売主の思惑が入っています。管理費は、自分達のグループ会社になるから多めに、修繕積立金は、売れやすくするために少なめに、こういうことは当然考えるでしょう。ここで、大事なことは、住民が、管理費も修繕積立金も、必要性を精査し、それに見合ったお金を払う意識を持つことだと思います。
写真は、マンションの内覧会の時に、リビング側からキッチンの方を撮りました。キッチンの洗い場の上部には吊り戸棚があります。その下は、写真のようにオープンとなっています。この開口部の角に(赤い矢印部分)、注意をしないと、頭やおでこをぶつけてしまいます。とがっているし硬いので、ぶつけると怪我をすることもあります。
写真ではちょっと見にくいのですが、角を良く見て頂きますと、ぶつけても怪我をしないように、透明のプラスチック保護カバーが貼ってあります。このように売主の方で気を利かせて貼っている場合もありますが、貼ってないことが多いです。
内覧会に行きまして、このような吊り戸棚の角があって、何も保護カバーが貼られていない場合には、売主に、ここは危ないから、何かカバーを当てて下さい、とお願いしてみて下さい。売主の方で、対応が難しいと言われたら、ホームセンターに、「カドゴッツン」とかの商品名で、保護カバーが売られていますので、お買いになって、貼ることをお奨め致します。私も、内覧会に行って、何度かぶつけたことがあります。痛くて、一瞬顔が歪みます。(7103)