消費税増税前にツーリングマップル九州・沖縄2014年版と、トレック900(アルミ)を購入。
このくらい、いつ買ってもたいして変らない?
マップルは別にして、トレック900なんかは数年前まで1600円台で売っていた気がするが、今や2000円オーバーである。この調子だと2500円くらいまで値上げしてきても不思議でないので、この度思い切って購入した。ソロセット焚を普段使っているが、それがすっぽり収まるトレック900の追加で料理の幅も広がることだろう。まぁ、その分、洗い物も増えて面倒そうだけど。
◆ソロセット焚がすっぽり収まります。
◆やっとツーリングマップルを買い換えました!
ツーリングマップル九州・沖縄2014年版も購入。今まで使っていたのが2004年版だったので実に10年振りの更新です!平成の大合併で、地図にない市町村名に悩まされ続け、地図にない道を走る恐怖ともこれでオサラバできそうです。ですが、ツーリングマップルの利用価値はライダーに嬉しいツーリングに利用できる各種情報の記載です。この点で、いつもちゃんと調査しているのか?と思える情報が多々含まれていることもある(消滅したキャンプ場が記載されたままだったり、バイク乗り入れ可の筈が不可だったり)のだが、今回は料金等の記載が消費増税による料金変更(高速道路料金表など)に対応できなかったことだろう。情報自体が2013年11月現在とあるので仕方がないが、先週発売したばかりの最新版がこれじゃぁガッカリである。最新の情報はスマホで検索しろ?というスタンスで紙媒体の地図作ってんじゃネェと、スマホを持ってない私は思うのである。
2014年3月28日(金)快晴。
「まことに小さな国が、開花期をむかえようとしている。」
司馬遼太郎さん『坂の上の雲』の、あの有名な書き出しの一文である。
昨日(3月27日)、福岡市で桜満開との報を天気予報で知った。
うちの近所はまだ6分咲きくらいだが、海側は気温も高いので内陸より開花速度が速いのだろう。28日の天気予報は快晴、最高気温も24℃という日に、なんと仕事が無いのだから久し振りにKLEへ跨った。一人だが、花見ツーリングである。
目的地は津屋崎の東郷神社と決めて走り出した。
芦屋から波津の港を経由して海岸沿いを走る。右手には玄界灘を望み、潮風が気持ちよい。白石浜前を通り、恋の浦前を通過して小高い山の山頂に東郷公園・東郷神社がある。
神社、公園内は沢山の桜が満開であり、平日の昼間であるにも係わらず多くの見物客がお弁当を広げていた。
◆桜満開の駐車場にて。
東郷神社。その名からお察しの通り連合艦隊司令長官として世界最強といわれたロシア・バルチィック艦隊を日本海海戦にて打ち破った東郷平八郎元帥を祀ったもので、東京・神宮にあるものとは別に、何故だか福岡県福津市の玄界灘が見渡せる小高い山頂付近にもある。
◆神社由来を記した石碑。
◆御神水はこの蛇口から。浄財を入れて使う。
◆拝殿正面。
◆戦艦「三笠」の砲身と砲弾を模したもの。
◆日本錦がさり気無く・・・。
◆綺麗な芝生の公園と満開の桜。青空にそびえるのは戦艦「三笠」の艦橋と主砲をモチーフにした「日本海海戦記念碑」。
◆三笠の主砲が向いている海上約70km先が、日本海海戦の主戦場となった海域である。
◆東郷元帥の書による「日本海海戦記念碑」。
◆記念碑から眼下に広がる福津市市街の風景。
◆満開の桜に、真っ青の海と空を鑑賞しながらカップラーメンをいただく。
玄界灘は穏やかに晴れていた。
波の状況も穏やかそうだったが、「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」という言葉が浮かんだ。
満開の桜に、幸せそうにお弁当を頬張る花見客を見ながら、この国を作ってきた人々のことを思うのである。
もし、あの海戦で敗北していたら今日の日本の姿は無かっただろう。また、勝ったが故に、その後の戦争に突き進んだ歴史に繋がるのだろう。
ただ、現代人が想像も出来ないくらい西欧列強の脅威は凄まじかったに違いない。
数年前にあったNHKのドラマ「坂の上の雲」主題歌である「スタンド・アローン」が脳内で再生していた。
IT用語を使った主題歌名に、この作品の何を掛けたのか。
カップヌードルを啜りつつ思いを馳せるのである。
本日の走行距離 108.3km
本日の旅費 ¥1,848-
今年の九州エリアのKCBMは、例年の秋ではなく6月8日(日)開催だそうだ。
http://www.kawasaki1ban.com/kcbm
しかも、私の家からかなり近いエリアで平尾台とのこと。
あぁ、平尾台かぁ。
大昔は何度も走りに行ったものだが、所謂ローリング族の暴走行為のお陰でコーナーというコーナーに暴走行為抑制を狙った波状路が設置されて走り難いのである。
それはもう効果的面でガタンガタンとカウルが割れるのではないかと心配になる程だ。
そのせいか、あまり足が向かなくなったエリアでもある。
小倉南区から国道322号からのアプローチではそうでもないが、そのまま勝山・行橋・苅田方面に抜けようとするとこの波状路攻撃に見舞われる。
しかも6月8日は梅雨入りしているだろうからますます走行注意。
今回はちょっと微妙な場所だなぁ。
とは言え、喜々として走って行くんだけど。
2007年4月6日金曜日 快晴。
一番礼所である霊山寺の駐車場にKLEを駐車したのが午前11時半頃だった。
ツアーバスが数台停まっており、観光名所に来たように多くの人で賑わっていた。ただ、普通の観光名所と一番に異なるのが、その人々の多くが白衣姿であるということである。そして、お寺の門を潜ると異世界が待っていた。自分も初めての白衣姿にどこか気恥ずかし気持ちもあったのだが一瞬でなくなってしまう。当然である。殆どの人がその姿なのだから気に止める者など誰もいないのだ。人の流れについて行き、なんとか辿り着いた大師堂で見よう見まねで頭陀袋から取り出した小さなロウソクに火を点し、その火で線香に火をつける。この時の線香の数は三本である。納札、お賽銭を入れてから般若心経を唱えた。経本を買ってまだ1時間も経っていないが、般若心経を唱えることそのものが初めてである。どのように唱えてよいものか分らないが、読み仮名を見ながら、周りの礼拝者の見様見真似でゴニョゴニョと唱えた。初めてのことで、なんとなく気恥ずかしい感じがした。しかし、恥かしいことなど何もない。誰も私なの見ていない。皆、己自身の礼拝で精一杯なのだ。他人のことなど構ってはいられないのである。本堂に続き大師堂にて同じ手順で礼拝をする。
いよいよ、四国八十八ヶ所お遍路の開始である。