2017年7月14日金曜日曇り。
無事車検も終えて安心していると、何となく気になる箇所を見つけた。
フロントフェンダーに塗装が少し剥げている箇所と、
メーターワイヤーホースを固定するクランプが外れてぶら下がっている。
◆クランプが外れて損傷していた。
◆クランプが外れたことでホースが接触して少し塗装が剥げている(涙)
このプラの部品、経年劣化で外れやすくなっていたので気をつけていたのだけれどいよいよダメみたい。
まぁ、いいかと前は思っていたが、いよいよ使えなくなって塗装まで剥がしちゃう様だと部品を交換するしかない。
で、ついでにアルミエンジンガードカバーを留めるボルトも注文だ。
と言うのも、先日オイル交換に行った際、メカニックのお兄さんがこう言うのだ。
「すみませんなぎちん。さん、アンダーカバーのボルトの穴が壊れてて破壊しないと外せないんですけど良いですか?」
「・・・?!」 そこ、私が壊した覚えないぞ!!と思いつつも
「はぁ、しゃーないですよねぇ、お願いします。」と返すと、また10分ほどして
「同じピッチのボルトがあったのでサービスでこちらに交換して置きますね!」と言ってきた。
見ると色が違うがまぁその時は良いかと「ありがとう御座います」と礼を言う。
でも、そこオイル交換でしか開けないし、オイル交換はいつもここに持ってきているでしょ!と思いつつも口に出さないのが大人な対応だ。
こんなボルトの一つや二つ、純正がよけりゃぁ黙って自分で交換すれば済むことである。
◆本来はアルミと同じ色なんだけど男らしい黒色のボルトに交換されました。
まぁ、正直あまり気に入らないので純正部品で取り寄せると4本で1,080円と高価なボルトと、
ついでにエアエレメントも注文して送料無料ゲット。
◆今回購入した純正部品達。
クランプは2つ揃えた。
これで暫くはこの部品のことで悩むことは無いだろう。
◆左が破損した物、右が新品。
◆新品を装着、外れる気配無いくらい確りフィットしています。
折角黒いけど新しいボルトついているので暫くあれはそのままで。
エアエレメントは、タンクまで下ろすの面倒なので気分が向いた時にでもしようかな。
・今回の費用 3,789円
2017年7月5日水曜日 曇りのち雨。
さて、二年に一度のアレは直ぐにやって来る。
学生時代の夏休み到来は死ぬほど待ち侘びるほど長かったのにね。
数週間前から車検に向けてオイル、エレメント交換から色々と車両整備してユーザー車検を受ける準備は整っていた。
後はいつ受けに行くかだけで、車検満了日前の平日で仕事休みがあるのは少ない。
天気予報では日中早い段階で大雨になりそうだけど午前中に済ませればなんとかなるかなと5日第二ラウンドに予約を入れた。
午前9時半、雲行きも怪しいので早めに筑豊自動車検査登録事務所へ到着。
◆筑豊自動車検査登録事務所前にて。
時折、小雨がパラパラとしている、早くしなくては。
隣の棟で書類一式、検査料、税金、自賠責保険料を支払ってから書類を書く。
これに毎度一番時間が掛かる。
10時に受付しレーンに行くと、直ぐに検査員さんがやって来て検査となった。
ここで車検あるあるに遭遇。
自宅出発前に点検した時は点いていたテールランプのスモールが切れている。
「スモール切れてますネェ、検査終わりまでに点けば良いけどねぇ、後でもう一度見ましょう」と検査を一通り終える。
テールランプ以外はOKで、「うーん、点きませんねぇ。バルブ交換して、もう一度並んで下さい。」との事だった。
あーもう、自宅出る前にちゃんと切れてれば交換して持ってきたのに!と思うが仕方がない。
こんなこともあろうかとウインカー球とテールランプ球はストックして持っている。
テールランプ球の予備、そういやこれは20年ほど前にGPZ900R用に買って備蓄していたものだった。
20年経って、ようやく役に立ちました。
◆スモールが切れたテールランプ。予備もって来ててよかった。
今にも雨が降り出しそうな曇天の下、テールランプを交換して再びレーンへ並び、検査合格。
車検証を発行してもらったら、もう一目散に家路に着き、ガレージにKLEを入れたと同時に雨は本降りとなった。
この雨は、このまま降り止まず雨足を強め記録的豪雨となってゆく。
◆新しい車検証とシール。
これでまた2年間はKLEと共に走れるな。
・今回の車検費用 17,850円
2017年6月17日土曜日 曇り。
職場の元ゴールドウイング乗りのアニキとツーリング談議をしていたら国東の話が少し出てきた。
国東半島といえば、昔はオレンジロードという鮎川なんとかなんていうコケティッシュな美少女しか連想できないオッサンには
懐かしい名前の付いた広域農道がありツーリングコースの一つとなっていた。
「そういや最近聞かないね」と思い立ち、早速走って見ることにした。
とはいえ、直接国東に行ってしまうのもなんなのでいつものコースで日田まで南下してスカイファームロードひた、ファームロードわいたを走り、
三愛を左折してやまなみハイウェイで湯布院まで出てから別府を抜け南から国東半島へ入った。
この時点で出発より約4時間経過していてなんとも遠回りしてしまったが、いつものことでもある。
◆杵築側からの広域農道オレンジロード入口。
さて、ようやく杵築市街地に入り県道49号を左折する前のホームセンターの駐車場で少し休憩。
この日初めての降車となる、
目薬を差し、水を飲み、握ってきた爆弾おにぎりを頬張る。
少し前ならなんとも無かったが、最近はやはりしんどくなったかな、ちょっとキツイ。
しかし、本番はここからである。
一休みしてオレンジロードへ進入しアクセルを開ける。
で、なんと言うか、視界が悪く整備もたいしてされておらず、道路は一昔前の規格であり、どこにでもある只の広域農道であった。
それでも、唯一対向車線から4台の大型ロードバイクのマスツーと擦れ違ったのだから、未だにツーリングコースとしての需要はあるのだろう。
暫くすると展望所の標識が目に留まり、そちらへ向った。
◆オレンジロード展望所の駐車場から。
展望所という公園に上ってくると、これまた整備が中途半端なものが出てきた。
比較的新たしく整備された場所のようだけど、保守がなっていない感じである。
私が公園内に入ると暫くして赤い乗用車がそそくさと駐車場から出た行った。
あら、オジサン、若い2人の邪魔をしてしまったみたいだ、ごめんよ。
◆展望所から海を望む。遠くに見えるのは姫島。
再び走り始めて暫くすると国道213号へ出てしまった。
道の駅くにみに寄ろうと思っていたが先のほうへ出たらしく、後戻るのは嫌なのでそのまま走ることにした。
これより先、豊後高田方面の国道213号は最近「恋叶えロード」と呼ばれているらしい。
手持ちのツーリングマップルにも別名「恋叶えロード」とある。
走っていても「どこがじゃ」と思っていたが、綺麗に整備された駐車場がある公園が目に留まり駐車することに。
◆粟嶋公園駐車場にて。
粟嶋公園という綺麗に整備された駐車場に停車。
数台の大型バイクが2台ペアで4台停まっている所をみるとライダーも立ち寄るスポットなのだろう。
折角なので少し散策すると痛いモニュメントを発見。
◆愛鍵、ラブロックという南京錠をぶら下げるモニュメント。
あぁ、あったさ、そんな気分の頃もさ・・・と、遠い目で眺める。
ラブロックだと?なんだその抗アレルギー薬剤のような名前は!
更に進むと・・・
◆モニュメント「結い」。
あーはいはい、中島みゆきの「糸」とか、昨年ヒットした「君の名は」の組紐とかの類か。
赤い糸?あるよね、そういうの。
人生はそんなものによって運命付けられ縛られてゆく。
無心で自由で居られる時、それはバイクのアクセルを握っているときに他ならない。
坂道を下ると粟嶋神社なるものが姿を現す。
◆粟嶋神社。
一礼して鳥居を潜ると石積みの階段が海まで続く。
なにやら動くものに気付く!
フナムシが参道にビッシリ!!居やがったぜ!!
数百を超えるフナムシが私から逃げながら汐が引くように動く。
ああああ、ビュジュアルがGに似てて苦手なんですよフナムシ。
しかも腐肉食だけでなく生きた者も噛み付く始末。
恐る恐る階段を下りると一面に海が広がっていた。
30代前半だろうと推察される女性ライダー(ウェアからバイク乗りであると判定)の2人組みと、
岬から必死にエギング(エギという疑似餌でイカを釣る漁具、漁法)を行う30代前半の男性というシュールな光景に出会う。
女性ライダー2人組みは、なにやら石を投げている様子。
釣り人はこちらをおかまいなしにエギングに没頭している。
昼の13時に釣られるイカがいるのか疑問だが、エギを投げて遊んでいるんだと思えば否ぬお世話と言うものだ。
女性ライダー2人組みが石を投げ込んでいるのを観察しているとこんなものを見つけた。
◆早速初穂料を投入。これで4回は石を投げられるよね。
◆これが願い石。
◆あそこの岩の窪みに投げ入れます。
結構遠いようで近い微妙な場所にある叶い岩と呼ばれる岩の窪みに願い石を投げ入れ、
入れば願いが叶うとうことらしいです。
うん、叶い岩が子〇で、願い石が精〇という訳か。
分かり易い生殖信仰だけど、少子化問題を少しでも改善するのならなんでもありですよ。
さて、私も石を投げさていただきます。
一投目は石の縁に阻まれアウト。
二投目三投目と同じく惜しくもアウト。
最後の四投目でなんとか窪みに願い石が収まりました。
秘訣はアンダースローで距離感を掴みつつの力加減ですかね。
一応、家内安全夫婦円満を願いつつ投石しました。
しかし、オッサンが一人一生懸命願い石を放っている姿はきっと恥かしい光景であっただろう。
まぁ、見ているのはエギングしているお兄さんだけなのでまぁいいか。
願い石を投入後は再びKLEに跨り走り出す。
豊後高田市を抜ける際ボンネットバスと遭遇。
◆昭和のボンネットバス。
うーん、どうしようかな?昭和の町へ行こうかな?と思いつつも結局は停まらず一路家路に着いた。
・本日の走行距離 412km
・本日の旅費 2,704円