路上の上。

愛車KLE400との旅路をメインに、日々雑多な出来事の独り言。

妻と映画鑑賞41本目 『ドライビング Miss デイジー』

2020-02-23 12:07:54 | 妻と映画鑑賞。
妻と映画鑑賞41本目 『ドライビング Miss デイジー』 1989年・米・監督:ブルース・ベレスフォード

 この作品で最高齢でのアカデミー主演女優賞を受賞したジェシカ・タンディーの運転手として雇われたモーガン・フリーマンとの生涯における交流を描く。
舞台は1948年アメリカ南部のジョージア州アトランタ。
ジェシカ・タンディー演じるユダヤ系老婦人デイジーは元教師で、会社社長の息子が雇った初老の黒人運転手ホークが気に入らないて、という所からあなたの運転じゃなきゃ外出しないになるまで色々とあって面白い。
人種差別まかり通る所でのお話なので、日本人には分かり難く深みが伝わり難いのが残念。
ちょっとしたことだけど、モーガン・フリーマンが歳を重ねていくのを眼鏡という小道具で表現している。
観る機会があったらちょっと気にしてみて。


妻と映画鑑賞40本目 『エコール』

2020-02-21 18:33:04 | 妻と映画鑑賞。
妻と映画鑑賞40本目 『エコール』 2004年・仏白合作・監督:ルシール・アザリロヴィック

原題はInnocenceで、まさしく純粋無垢な少女たちのなんとも知れない共同生活をジメっとした映像で映して出しています。
原作は19世紀ドイツの作家フランク・ベデキントの「ミネハハ」とのことだが未読。
ごっついオッサンが部屋に籠ってこんなん書いていることに鳥肌が立つが、女性監督だからかその辺の表現、演出はサラリとしています。
幼女少女がメインだからそっち向けと決めつけている向きもありますが、
無垢な少女から女性へ・・・という良くあるテーマのお話をこのように描いているだけでしょう。

妻と映画鑑賞39本目 『続・激突 カージャック』

2020-02-20 07:37:22 | 妻と映画鑑賞。
妻と映画鑑賞39本目 『続・激突 カージャック』 1974年・米・監督:スティーブン・スピルバーグ

 ちょっとした交通トラブルから恐怖の煽り運転に見舞われるという前作『激突!』の続編のようなタイトルですが、まったく無関係です。
よくもまぁ恥知らずな邦題つけるなと頭が下がります。
シュガーランドエクスプレスという題の映画ですが、米70年代映画にはよく見るタイプのイカれた女が刑務所から脱獄して息子のいるテキサス州シュガーランドまでパトカーをカージャックして逃げ回り・・・というお話。
なんとも当時流行りのニューシネマ的お話ですが、これが実話ベースだというから面白い。

妻と映画鑑賞38本目 『愛の渦』

2020-02-17 13:04:37 | 妻と映画鑑賞。
妻と映画鑑賞38本目 『愛の渦』 2013年・日本・監督:三浦大輔

 今期大河ドラマで注目の門脇麦さんが頑張っている作品です。
もともと同監督の戯曲で舞台でやっていたものの映画化だそうです。
だからなのか、過激な(まぁセクシー女優さんではない女優さんにしては)描写は多少ありますが、基本椅子に座り会話だけで物語が進行します。
エロ目的だとがっかりしますので、その君、期待しちゃいかんぞ。
話題性だけで内容は?な映画です。
なにがどう愛の渦なのかなんて考えるのも馬鹿馬鹿しいです。
あと、本物の異常性欲者をキャスティングしている辺りは流石かな。

妻と映画鑑賞37本目 『がんばれ!ベアーズ』

2019-09-27 07:03:44 | 妻と映画鑑賞。
『がんばれ!ベアーズ』 1976年・米・監督マイケル・リッチー

 日本でも昭和54年(ガンダムも同じ年)に連続TVドラマが放映されていたので、私と同世代かちょっとお兄さんくらいは熱中して観たのではないだろうか。
しかも、野球好き日本では早速似たような『がんばれ!レッドビッキーズ』なるTVドラマまで製作される始末。
オリジナルの映画版はキャストが違うが、映画版はとにかく監督の大人げなさや、不良少年、テイタム・オニールが可愛い!アンダースローで投げたら野球狂の詩になっちゃうね!なんて思いながら観てました。
今よりおおらかな時代の、古き良きアメリカンキッズスポーツドラマです。


妻と映画鑑賞36本目 『天使と悪魔 スペシャル・エディション』

2019-09-24 20:56:35 | 妻と映画鑑賞。
『天使と悪魔 スペシャル・エディション』 2009年・米・監督ロン・ハワード

 大ヒットした前作『ダ・ヴィンチ・コード』の続編です。
前作より教授がインディージョーンズ化した気がします。
反物質?宗教以外にSFまで盛り込んできましたが、謎解きミステリーのドキドキ感は前作より劣るかな。
というか、謎解きと言うほどの謎でもないし考えるのメンドクセェw
インデペンデンス・デイのアメリカ大統領が突然戦闘機に乗ってUFOと空中戦するのと匹敵するくらいのヘリコプター登場でハァ?
しかも、その爆風で死なないのかよ!


妻と映画鑑賞35本目 『悲惨物語(ヘア無修正版)』

2019-09-23 08:08:42 | 妻と映画鑑賞。
『悲惨物語(ヘア無修正版)』 1974年・仏/リヒテンシュタイン・監督ジェス・フランコ

 マルキ・ド・サド原作、B級エロス映画の巨匠ジェス・フランコ監督、ソリダッド・ミランダの作品です。
え~、一人でこっそり観ないといけないほどの猟奇、エロスはありませんのでご安心ください。
なので借りてきましたが、子供とは当然無理。
さて、要所要所作りの雑さが目立ちますが、それをカバーする文学的雰囲気ある官能サスペンス作品。
血縁のない継父ですが近親相姦と連続猟奇快楽殺人の共謀など、父娘愛憎の物語。
ヌードやアンダーヘア、殺人シーンなどありますが際立って不快になるほどではありません。
むしろ、血糊が絵具かよ!とチープさを突っ込みたくなるレベル。
過度な期待は禁物ですが、良作でした。

妻と映画鑑賞34本目 『マンマ・ミーア!ヒサ・ウィ・ゴー』

2019-09-22 10:16:43 | 妻と映画鑑賞。
『マンマ・ミーア!ヒサ・ウィ・ゴー』 2018年・米国・監督オル・パーカー

 世界的大ヒットとなった前作から10年後に公開された続編。
折角なので続編あるから続けて観ようかとなったが、まぁ正解。
時間を空けず前作の余韻を残したまま鑑賞すればそれほど面白くないということはない。
もともとABBAの楽曲ありきでストーリーはアレだったが、本作は今更興味ない過去のお話。
どうせなら、ドナばあちゃん、ソフィかあちゃん、10歳の娘の三世代でハチャメチャラブコメでも展開する方が楽しかっただろうに・・・。
ああ、70歳のメリル・ストリープがバンバン歌って踊るのかと思ったら・・・。
10年後にこんな続編作らんでもという作品ですが、前作楽しめたなら補完の意味でも要鑑賞。

妻と映画鑑賞33本目 『マンマ・ミーア!』

2019-09-21 11:53:44 | 妻と映画鑑賞。
『マンマ・ミーア!』 2008年・英米瑞合作・監督フィリダ・ロイド

 スウェーデン出身ABBAの楽曲をベースにしたミュージカルを映画化した作品。
全編ABBAの有名な楽曲を当時60歳前のメリル・ストリープが歌って踊ります。
五代目ジェームス・ボンドも然りで、明るくポップで気負わず鑑賞できしました。
既存の楽曲を使って物語を無理に構成しているので、もう話自体は滅茶苦茶ですがコメディミュージカルなので気にしない。
で、あっちのコメディは下ネタ結構入れてくるのでメリル・ストリープになんてこと言わせるんだよwとか突っ込み入れながら楽しむのが吉。

妻と映画鑑賞32本目 『リトル・ミス・シャンシャイン』

2019-09-10 07:23:01 | 妻と映画鑑賞。
『リトル・ミス・シャンシャイン』  2006年・米国・監督ジョナサン・デイトン

 7歳の少女オリーブが美少女コンテストに出場する為、家族総出で黄色いワーゲンバスに乗りニューメキシコ州アルバカーキからカルフォルニア州レドンドビーチまで行くロードムービー。
なかなか面白く楽しめました。
とても美少女コンテストでどうにかなりそうな雰囲気を感じない幼児体系のオリーブが可愛いですし、おじいちゃんのセンス抜群な演技指導の成果がラストで・・・。
家族それぞれ問題があって、ありながらも旅が進むにつれてっていう王道のロードムービーは本当に好きですね。