路上の上。

愛車KLE400との旅路をメインに、日々雑多な出来事の独り言。

九州本土最北端で愛を叫ぶ。

2019-11-13 16:17:15 | ツーリングレポート
2019年11月10日 日曜日 曇り時々晴れ。

 前回のツーリングで九州最東端へ行ったので、今回は九州本土最北端へと思いKLEへ跨った。
九州本土最北端、これが結構難しくて埋立地のコンテナ基地で一般人立入禁止。
それではと、自然海岸線上の九州本土最北端の地、潮見鼻へ向かいます。

 潮見鼻は、和布刈(めかり)公園として整備されている企救(きく)半島最北部に位置している。
自宅からゆっくり走っても一時間位なんですが、この辺りは用事がないのでかなり久し振りに訪れます。

◆一方通行の公園入口から侵入し古城山をクルクルと登ります。
 そして、まずは門司港市街地が展望できる公園駐車場へ。

◆あら、こんな所にも南京錠が。ラブパドロックも大変です。

◆現在地。

◆駐車場からクルっと回って出口方面へ向かうと関門橋、門司港市街地、九州自動車が一望できる展望所があります。


◆関門海峡、下関、九州自動車道。

◆関門橋。

 関東圏のナンバープレートを付けた荷物満載のバイクのライダーが写真を撮っている。
いいなぁ、私もまた遠くへ旅をしたい。
本当に若い時か、無職になって一度人生リセットする時に位にしかできなよね。
体が動くうちに、時間があるうちにやった方がいい。
お金?そんなもんどうにでもなるよ。
無いならないなりの旅があり、楽しみ方もある。

 このまま一方通行を下ると海岸線沿いの道へ出る。
右手直ぐにプール駐車場がありそこへ駐車する。
プールがあり、その横にはタコ型造形遊具としては日本最大級という通称「タコ山」がある。

◆高さ約6m、最大幅約20m、製作費約4000万円という「タコ山」。

◆たこ足型の水飲み場。

 ここは潮風公園として整備されていて、門司港レトロ地区から観光トロッコ列車「潮見号」で連絡されている。
更に、少し歩くと関門トンネル人道入口があり、歩いて下関へ渡ることができる。

◆関門トンネル人道入口。ここから下関、壇之浦へ。

 下関側出口は壇之浦古戦場、みもすそ川公園として整備されている。
人気の唐戸市場まで下関側出入口から約1.6km、もう少し頑張れば水族館だから気候の良い時ならお散歩に丁度良いかもしれない。
バスも走っているので無理に歩かなくても良いけどね。

◆こんな時間に魚釣れるんかな?と思いつつ見ていたが誰一人釣り竿は曲がっていなかった。

◆九州最北端の神社、和布刈神社。

◆二行目まで読みました。

◆目の前に海が迫ります。

 さて、そろそろ目的地へ向かいます。
門司で有名な灯台と言えば部埼(へさき)灯台です。
何しろ、日本灯台の父と言われるリチャード・ヘンリー・ブラントンが手掛けたもの。
そういや、私のブログでも登場した角島の灯台もこの偉人さんによるものだ。
しかし、灯台の位置は北緯33度57分22秒、東経131度1分31秒で、潮見鼻にある門司埼灯台北緯33度57分44秒、東経130度57分47秒(現地説明板表記)とありこちらが最北となる。
因みに、灯台位置ではなく、海岸際だととうだろうか?と思い地理院地図電子国土Webで見ると北緯33度57分36.67秒辺りだから、やはり潮見鼻の方が北側みたい。
という訳で、目的地の九州本土最北端(自然海岸線上の)へ到着。

◆門司埼灯台。釣り人が陣取って撒餌だらけにしています。

 うむ、先客が陣取ってます。
折角わざわざここまで来たのに残念ですが、釣りをしているなら直ぐには退いてくれそうもないので少し離れた岩場へ移動し目的を果たします。

◆思いっきり愛を叫びました!大事なことだったので三度叫びます!

振り返ると、後ろの遊歩道で私を生暖かく見守るオッサンが立っていましたが、目が合うと立ち去りました。
そのくらいで心が折れて堪るものか!

さ、帰ろう。



佐世保駅前からレッカーで北九州まで帰る。

2019-11-07 16:10:23 | KLE
2019年10月11日金曜日 快晴。

 佐世保駅の駐輪場に駐車してミシュランガイド掲載の長崎ちゃんぽんを戴きご満悦。
さて次は、今日の目的地の一つである日本本土最西端の地、長崎鼻を目指します。

 駐輪場からKLEを押し歩き、さぁ出発とセル一発でドルンッ!エンジン好調!
信号待ちからスタートして加速中、カラカラカラと聞いたことがない異音がどこかから聞こえる。
あれ、何?どこから?
と次の瞬間後輪がロック!
おおおおおおおおおっとおおおおっ!
スピードが本格的に乗る前だったのが幸いして何とか転倒だけは免れたが、後続車が追突しそうになって死ぬかと思った。
アスファルトにはタイヤ痕が残っている。
頭を何度も後続車に下げ、その場のからKLEを動かそうとするが後輪がロックして動かせない。
エンジンは回ってる!?なんだこりゃ?
とにかくエンジン切って降車し、何とか路肩へKLEを動かそうとするが後輪がロックしているせいでどうにもできないでいると、
荷下ろし中のトラックドライバーさんが「手伝うからとりあえず端へ動かそう、どこ持てばいい?」と寄ってきてくれた。
「済みません、ありがとうございます。後輪が動かないんです、後ろを持ち上げられますか?」と私。
「こうか?」とリアキャリアを持ってリフトアップ。
「うほ、結構重いな、こりゃ!」
「動いた!このまま寄せます!済みません!」とハンドル握って舵を切り路肩へ寄せた。
「本当、済みません、助かりました」
「とりあえず端に寄せときゃなんとかなるやろ」
「済みません」
こうして、なんとか路肩に寄せてからどうしたのかと観察すると・・・。

◆トラックのお兄さんとなんとか路肩に寄せたKLE。


◆!?チェーンがぶら~んと弛んでます。
 ってか、外れてる?どうして?

ただ、ここのカバーを外す工具が足らずどうなっているのか確認できない。
外れてるのか切れてるのか折れてるのか・・・。
どのみち自走は無理そうなので加入している任意保険のレッカーサービスを利用することに。
JAF会員でもあるので保険屋さんに電話後、JAFか保険会社指定のレッカー業者の手配をお願いした。
大分前からだけど、JAFが二輪車レスキューをしてくれるようになって本当に心強い。
保険の枠内で180kmまではレッカー可能で、電話口で対応してくれている担当の方は北九州の指定の工場まで180km未満でなんとかなるという。
ふう、とりあえず帰ることが出来そうだ。
一時間近く待ち、ようやくレスキュー到着。
JAF提携の業者さんみたいで、早速カバーを外してどうなっているのか確認。
どういう訳か、ドライブシャフトからスプロケットが外れています!
「シャフト、ダメそうですね、スプロケガタガタでダメそうですね」
と言いつつ隊員さんはとりあえずスプロケをシャフトに戻して後輪が動くようにした。
それから二人で荷台に乗っけて車体固定し、北九州まで高速トライブとなった。

◆荷台に乗っけられたKLE。

とにかく、憂鬱。
しかし、怪我しなくて良かったと思うしかないよね。
もし、高速走行中でこうなっていたら死んでたかもしれないし。




平成筑豊鉄道乗り鉄&ウォーキングの旅2

2019-11-04 00:04:12 | 日記・エッセイ・コラム
2019年10月28日月曜日 快晴。

 本当はキャンツーに出掛けるつもりで準備をしていたが、昨晩帰宅途中で中型バイクの大きな事故直後を見てしまった。
古いZRX400が大破していて、軽装のお兄ちゃんは路肩で倒れてピクリともしていない。
煌々と発煙筒が焚かれ人だかりができ、パトカー救急車など今まさに到着というタイミングであった。
バイクの神様が「乗るな」のサインを出している。
という訳で、乗り鉄&徒歩旅で我慢することにした。

 さて、今回も平成筑豊鉄道の一日フリー切符でお散歩です。
大人1000円で一日乗り放題、指定の温泉施設入湯料も無料となるお得な切符です。
今回も直方方面から行橋行きへ乗車し、日本の鉄道で令和初の新設駅だという「令和コスタ行橋」駅で下車してみます。

◆お得な「ちくまるキップ」です。

◆福岡県産の筑豊杉や京築ヒノキがふんだんに使われている、とか。


◆一面一路の駅です。

◆メイン出入口とゲートスロープ。ここも木材をふんだんに使用。

◆駅名にもなっている商業施設「コスタ行橋」側の出入口。

◆夜はまぁ良いとして、朝9時前はこの出入口通れないのは不便そう。

 ヒノキの良い匂いがする素敵な新設駅。
新聞の記事では事業費に約9600万円かかったとか。
それが安いか高いかは分からいが、天然素材をふんだんに使用しているのでその耐久性は?その後のメンテナンス費用は?とか余計なお世話なことを考えてしまった。

◆連絡路から商業施設内へ。

◆商業施設内のスーパーで半額パンゲット!朝食にします。

 さて、ここからは徒歩で「源じいの森温泉」を目指します。
グーグルマップで調べると駅から16kmくらいとあるが、アレで表示されるより実際は寄り道したり道間違えたりすることも考慮して一割増し位でプラン建てすると丁度良い。

◆今川の対岸にゆめタウン行橋。

 対岸側のサイクリングロードは前に歩いたから今回はこっち側を歩こう。

◆対岸側の県道は交通量多いがこっちは全く車通らない。

◆拡幅工事しています。そのうち整備された道になるんだろう。

◆遠くに「今川河童」駅が見えます。

◆東九州自動車道今川PAが見えます。

◆南側の道は、とうとうこの通りになりました。

 手前の橋で対岸へ渡るのが良かったみたいですが、このまま進んでみます。
暫くクネクネ歩くと「豊津」駅に到着。

◆「豊津」駅。特に何もなし。

◆「豊津」駅前。人の気配なし。

◆駅前の廃業しているバイク屋さんにヤマハRZ250Rが。

 実働しそうにないRZ250Rだけど、良いバイクだったよね。
何かしらの理由があって、こいつをここに置いたままにしているのだろう。

 豊津駅前から対岸側の県道に出るまでに結構歩くことになった。
グルっと遠回りしないとあっち側には出れない。

◆ようやく県道34号へ。これからもう真っ直ぐ歩きます。

◆犀川まで来ました。

◆みやこ町農産物直売所「よってこ四季犀館」の敷地内にあるうどん屋さん。

 福岡県で人気のTV番組「うどんMAP」で登場したこともあるお店。
営業時間がお昼だけなのでなかなか食べる機会がないが、今回も弁当持参だから諦めた。

 しかし、今日は本当に良いお天気。
青空の下歩くの気持ち良いが、そろそろ足が痛くなってきた。

◆更に歩いて崎山地区に到着。
 10月初め頃だったら満開だったろうひまわり畑。

 しかし、本当に誰も居ない。
時々、車が通るが、その他に動くものと言ったら川と雲と風に
揺れる草木とカラスくらいか。
地球上に私一人しか生存者がいない世界を歩いている気分。
小さな峠を越えて下り坂になりゴール手前であることが足の痛みを緩和させてくれる。
ほどなくして本日の目的地「源じいの森温泉」へ到着。

◆出発から四時間でようやく到着。

フリー切符の特典で無料で温泉に入って疲れを癒す。


◆自分で作った弁当なので味気ないが嬉しいランチタイム。

今回はここまで。
さて、次はどこ行こうかな。



九州最東端で愛を叫ぶ。

2019-11-01 11:42:51 | ツーリングレポート
2019年10月31日木曜日 快晴。

 修理完了でバイク屋さんから連れ帰ったKLEを放置して約二週間経過。
佐世保ツーリングのトラブルからKLEに乗る気力が減退していたが、
先々の予定を考えるとそろそろ乗って様子を見ないとまた先延ばしになってしまう。
もう、西側はどうにもツイていないので今回は東側へ向かうことにした。

 息子と自分の弁当を詰め、出発できたのが午前9時。
いつものGSでガソリン補給を済ませると、一路南下。
気持ちの良い秋晴れで心もエンジンも弾んている。
スカイファームロードひたを走るが、本当に気持ちよい。
大型バイク数台に道を譲りながら我がKLEが心地よく出せるそこそこの速度を保ち、
ファームロードわいたを経て国道442号を竹田市へ向け走る。

◆道の駅たけたに到着。

◆唐揚げ買ってもうた。

 丁度午後12時頃に道の駅たけたに到着。
休憩がてらお散歩するといつの間にか唐揚げを買って食べていた。

 再出発後、今年開通したという中九州横断道路竹田IC(無料区間)から犬飼ICまで走る。
いや、とっても便利になりましたねぇ。
犬飼ICから国道10号を南下して佐伯市へ入り、本日の目的地である九州最東端の鶴見崎灯台へ向かいます。
市街地から鶴見半島の先端まで行くのですが、岬めぐりはクネクネと海沿いを走るので時間が掛かるのが常。
行きは南回りで米水津経由、帰りは北側の松浦、吹浦経由とした。
時間的には北側の方がやっぱり早かった。
午後2時、ようやく鶴見崎灯台の駐車場へ到着。

◆先ずは360度パノラマ展望ブリッジ入口。


◆展望ブリッジへはここから登ります。
 杖が用意されている事からお察し下さい。

 出発が遅かったこともあるが、時間がないので展望ブリッジは諦めた。
もう少し上行くと灯台下駐車場がある。

◆鶴見崎灯台下駐車場。

 が、ここから灯台、最東端の地までは徒歩ですよ、さぁ行こう!

◆鶴見崎灯台へ到着。人の気配なし!


◆灯台直下の展望所。双眼鏡、覗かなかったが使えるのかね?

◆結構な数の幸せポイント。

◆カップル(アベック?最近言わないよな)が鐘を鳴らすとというやつ見たい。
 折角なのでおっさんも鳴らしてみました。

◆そんなに南京錠がぶら下がってない所が昨今の少子化問題にも繋がっているかと・・・(ねぇよ!)

◆しかし、白い灯台と青い空の組み合わせは良いね。
 ちなみに、港にある防波堤灯台には赤色があるけど、あれ入港時右側という決まり。

◆さぁ、九州最東端へGO!

◆灯台下の小径を歩いて・・・

◆えっさえっさと下り坂を歩いて・・・

◆九州最東端へ到着!

◆絶景です!
さぁ、ここで今回の目的を達成させていただきます。

◆愛を思いっきり叫びました!大事なことだったので三度叫びます!

はぁ、なんかスッキリ!
誰も居ないので気兼ねなしです!
海は寛容です。
どんな言葉でも許容してくれる生命の母です。
さ、帰ろう。

帰りしな、佐伯市街地内で気になていたお店に立ち寄ります。

◆唐揚げ専門店の「肉の城南」。

 お店は新しいですが、大将は年季が入っています。
まさに鶏揚げの仙人の様です。
初めてなので恐る恐る入店。
奥様が「手羽とモモどちら」と聞くので「初めてで良くわからないのですが・・・」と私がいうと、
揚げ置きされたものを手に取って「これが手羽でこっちがモモ」という。
お話では手羽の方が押しっぽい。
「手羽を二本下さい」と注文。
「えっと、今から5時間後くらいにしか食べられないのですが、このままバイクに括って帰っても大丈夫ですかね?」なんて何となく口にしてしまった私。
すると後ろの方に居た大将がジワリとカウンターの方へやってきて「明日食べても味は変わらん」とのこと。
「いえ、はぁ、そうですか、ありがとうござます(ペコリ)」と私。
退店後、ビニール袋を二重にしてリアキャリアにツーリングネットで括りつけて出発。
来た道を休憩なしの全速力で駆け抜けて午後7時30分前に帰宅。
妻に折角の唐揚げを盛り付けてもらって二人で食べました。

◆揚げたてじゃないのが残念なくらい美味しかったです。

 ところで、KLEの修理した箇所は大丈夫みたい。
ドライブチェーン新品だから、もう少し走ったらバイク屋さんに見てもらおうか。


・本日の走行距離 463km
・本日の旅費    4,282円