フィッシュファイターさんのアドバイスを受け、初めに思い浮かんだのがエアクリーナーのチェックである。
7月にプラグ交換、エアエレメント交換などのメンテナンスは一通り終え復調していたKLEだが、先の内大臣林道ツーリングの帰路から謎のエンストという症状が現れ始めた。但し、いつ起るかわからないという再現性の低いもので、原因を特定するには経験を必要とするのだろうが、KLEでこの症状を直近で感じたのはエアクリーナーの破れだった。これは新品のエレメントに交換することで改善した。経年劣化だと思ったが、そういえば低速で引っ張った時にバックファイアをすることがあった。その影響で破れたのかも知れないと思ったのだ。そして、前回のツーリングでも数回パンッという炸裂音がマフラーで起った。もしかしてこれが原因かもしれないと思い至り、仕事から帰宅して早速KLEを解体することとしたのである。
が、エアクリーナーは綺麗そのものであった。ここじゃなかったか、原因は・・・。
◆7月に交換した状態をキープしてくれて嬉しかったよ、エアエレメントさん。
では、どこだろう?と、今日はここまでが限界です。
うーん、KCBMinハウステンボスまでに直したいなぁ。
記念すべき101回目のカワサキコーヒーブレイクミーティング、略してKCBMは長崎県のハウステンボスで2013年11月10日日曜日に行われる。
100回目の淡路は行けなかったが、ハウステンボスは行けたら良いなと思っていた。
思っていても、転職したばかりで休みのことは諦めていたが、今日11月のシフトを貰うと・・・
なんと10日が休みになっていた(歓喜)
これはバイクの神様が行っておいでと言っているに違いない!
中二の娘に「一緒にハウステンボス行く?」と聞くと行きたいとの返答。
ふふふふ、娘とのタンデムランで行けるかも。
ご当地グルメでも今から検索するかな。
内大臣林道ツーリングの帰りから、謎のエンジンストールに悩まされることになった。
症状としてはガス欠に似た感じでアクセルを開けても回転か落ち終にはエンジンがストールするのだ。
しかし、その後セルを回せばエンジンはかかる。つまりガス欠な訳ではないのである。
未舗装路のガタガタ道を長時間走ったことによってこの症状が現れることになったのだろうが、再現不能でバイク屋さんにもって行っても時間も掛かりそうだ。まぁ、電装系のトラブルなんだろうなぁ。少し様子を見るしかないか。
2013年10月20日 日曜日 曇り。
午前6時に目が覚めた。
地元では秋のお祭りで昨夜から騒がしく、我が家の子ども達も祭りの法被を着て張り切っている。
妻は町内会の炊き出しで借り出されて忙しい様子。
私?まぁ協力すべきことはしたので今日はちょっと遠慮させていただこうと思います。
となると、今日の貴重なお休みがポッカリ予定が空いていることになる。
体を休めるのも仕事のうちだと思うが、静かにバイクに乗る準備をすることにした。
午前7時30分。
タンクバックに携帯コンロとカップヌードル、水におにぎりなどを詰め込んで出発。
ウェザー〇ュースの予報は当てにならないと思いつつ、熊本地方の晴れ予報を信じて雨具はあえて持って行かなかった。行く先は漠然と阿蘇方面とだけ決め手南下を始めたが、途中から今年5月に走った内大臣林道でも行ってみるかと思い始めた。少し距離があるが、年内に内大臣林道を走るにはこの機会しかないのではないかと思ったからだ。
そうと決まればアクセル開度が大きくなる。日田スカイファームロードを経由して午前9時過ぎには道の駅小国へ到達。
◆日本初の木造立体トラス構造全面ガラス張りで建てられている道の駅小国。
少し休憩して、再び走り出す。
とにかく天気予報に反して曇りで高所は小雨が降り、路面は斑に濡れている。気温も低めで体温が奪われ疲労も増す。腰にカイロを貼っておいて正解だった。そういえば朝ごはんを食べていなかったなぁ。阿蘇を抜け、山都町に入り午前11時には道の駅清和文楽邑へ到着。
◆付設の文楽館へは、なぜか足が向かない・・・
少し休憩して県道153号にて内大臣へアプローチする。山間部の田園を抜けて暫くすると一車線ギリギリの絶壁に這うように連なる細いクネクネ道が現れ、秘境ムードを演出する。バイクだからそれほど苦にはならないが、車だと走りたくない正に酷道である。やがて内大臣林道入り口に到着。
◆入り口前にある看板。
◆林道入り口の通行止めの立て看板。間違って普通乗用車が乗り入れるのを防ぐのには有効かもしれない。
仰々しい通行止めの立て看板で如何なる者の進入を拒んで結界を張っているが、その結界を中和しつつKLEを林道へ押し進める。5月に走った時よりずっと走りやすい。まぁ、タイヤ新品だし当たり前かwと思いつつ林道走行を楽しんだ。
◆名所の一つである渓谷の廃墟。まだ崩れず建っていた。
◆古いマップルではチッソ目丸発電所とある。エンジンを切ってみると、低く唸るような音が発電所から聞えて薄気味悪い。
◆昔は水が結構沸いていたそうだが、現在は・・・。少なくとも飲料水にはできないと思われる。
◆午後12時30分、川原に下りて昼食の準備。ようやく食事にありつける。
◆早速お湯を沸かす。
◆本日のランチ。カップヌードルが冷えた体を温めてくれる。
◆椎矢峠付近まで来ると既に紅葉の絨毯が広がっている。確実に秋は深まっている。
◆午後1時30分頃、椎矢峠到着。今日は誰も居なかった。
◆椎矢峠から今走ってきた熊本方面の道。このように絶壁に沿ってガレた林道が峠まで続く。
椎矢峠で少し休憩し、宮崎側の下りを楽しんだ。途中、ガンガン飛ばすオフ車の集団と擦れ違う。自分の腕とKLEで同じ事をすると間違いなく谷底に落ちるなと思いながら停車して通過するのを待った。熊本側からの上りと違い、宮崎側の下りの路面状況は良好である。但し、今日は雨の影響で水溜まりが多かった。もうビショビショである。程なく舗装路に出て、内大臣~椎葉林道の旅は終わりを告げる。ここから、国道265号まで出るのが罰ゲームのように椎葉ダムの縁をグルグル走らされること約20km。これでかなりの体力を削られる。更にここから200km下道での帰路となる。いつもながら帰路は修行そのものだ。無事故無違反で元気に家に帰るまでがツーリングというもの。ヘロヘロになりながら帰宅したのは午後6時30分頃だった。
◆帰路の途中の休憩中、泥だらけになったKLEを眺めて、少し嬉しかったりする。こういう車はピカピカに磨き上げているより泥で汚れている方が格好良い。
本日の走行距離 467km
本日の旅費 2506円
2013年10月15日 雨。
昨日の勤務中、突然上司から明日お休みと言われた。
年中無休の職場へ転職するにあたり、我が人生と言っても過言ではないキャンプツーリングが出来なくなるかもと覚悟はしていたが、実際に連休が殆ど取れないのがこんなに辛いとは思わなかった。しかも、急に休みになったり、休みだったものが出勤になったりと予定が建てられないのが口惜しい。まぁ、仕事があるだけマシなのだから愚痴はこのくらいに。
で、突然ポンと休みになった。
ツーリング行きたい病が沸々としており、仕事中でも無意識にアクセルとクラッチを切る動作をしていて「なにやってるの?」と聞かれる始末だ。キャンプ道具も、シートバッグに一旦パッキングしてはまた引っ張り出して中身を並べるを毎日のようにやっており、家族からも呆れられている。もうそろそろ限界だが、キャンツーは出来ないので日帰りツーリングをすることにした。
台風接近の影響で天気予報ではあまり良い天気ではないが、午前中は持ちそうな予報だった。午前中で行けそうな範囲となると行く先は限定されるが、地元TVなどで時々取り上げられていた中津のから揚げでも探訪してみるかと考えた。ツーリングルート的には英彦山から山国、耶馬溪を経て中津入りし、帰りに国道10号から県道32号で求菩提(くぼて)温泉「卜仙(ぼくせん)の郷」に立ち寄って、野峠から再び英彦山経由で帰宅かな?というのをマップルをボンヤリ眺めながら思案する。因みに、中津のから揚げは有名らしいが食べたことがないし、卜仙の郷にも行ったことがないので楽しみである。
午前7時に出発。夜明け前の空は雲ひとつなく星が瞬いていたが、午後から天気が崩れるとの報を信じてレインウェア一式をタンクバックに詰め込んで進路を南に走り出した。香春から赤村を経由し油木ダムへ向かう途中、元気の良い年代モノのドゥカティがドンドンすり抜けしながら飛ばしているのでちょっと付いて行ってみたがまったく歯が立たなかった(笑)。しかし、ツーリングへ出掛けられなかったモヤモヤが今の加速でキレイに吹っ飛んだ。気分を良くした所で急に曇り始め、ついには雨が振り出して来た。これからまだ標高を上げて行くのでどうしたものかと雨の当たらない路肩に停車して思案していたらついには本降りに。先ほどのドゥカティが山から下りて来た。更にツーリング中だったのだろうNC700X等2台も雨から逃れるように下りて来た。まぁ考えても仕方がない。英彦山から下りれば雨は降ってないだろうと思い、雨具を着込んで峠道を上った。程なくしていつもの英彦山駐車場前に到着。平日でも数台のオートバイが屯している季節だが、さすがにこの雨では1台も停まっていない。
◆午前8時30分頃。外気温13℃で土砂降りの英彦山駐車場には人気が無かった。
暫く休憩して一路山国へ向け出発する。
雨足は強くなり、霧も出始め視界も悪くなる。シンサレートの防水グローブがじわりと水を透していてキモチワルイ。更に首の後ろ側からも水が浸入しているらしく首筋が冷たい・・・。しかし、これは修行の一つなのだ。雨天走行くらいで音を上げてどうする。ブーツカバーも今一機能しておらず爪先が冷たい。頑張れ俺。
国道496号を南下し山国まで下って来たが雨足は弱まらず本降りのままだった。
道の駅やまくにで暫し休憩し、国道212号を東へ。
ずぶ濡れでテンション下がっているだけでなく、このなりじゃお店の中へお邪魔するのも気が引ける。予定よりあまり多くの店をまわることは出来そうにない。
国道沿いの行き易そうなところとして食ログで目をつけていた「チキンハウス中津本店」へ向かう。正直、食ログ情報の信憑性に?はあるものの、ワンコインの定食というのに惹かれた。
今回、中津からあげの店舗情報は中津市HPに掲載されているものと、食ログ、各店のHPを事前に見て入手した。月~水曜日は定休日のお店が多く、本日火曜日も1/3程のお店がお休みなので注意が必要だ。開店時間も11時からが多く、早い時間帯に行動するライダー諸君には食べ歩ける店舗数は限られるだろう。10時開店とのことだったので10時ごろ到着を目標に走って来て、到着時刻が10時5分頃であった。少し遅れたが、目的地に目標時刻に近い所で着く喜び。うーん、流石俺様だぜ!と思う一瞬である。が、開店は10時だが昼定食の提供時間は11時~15時までとのことだった。この1時間空ける意味が分らないが、サービスランチなのでランチ時間帯だけの提供をという事なのだろう。
さて、仕方がないのでこの店は後回しにして次の店舗「スーパー細川万田店」へ向かった。
地元展開をしている食品スーパーで、開店が9時と早くてありがたい。悪天候下でも駐車場には奥様方の車で一杯であり、全国展開の大型スーパーなどに負けない企業努力をしている店舗のようで、こういうお店は大好きだ。
◆スーパー細川万田店の外観
中津市HPのからあげ紹介ページを見たとき、まさかの食品スーパーのお惣菜が載っていたので興味津々だった。詳細はhttp://www.city-nakatsu.jp/kankou/karaage/2011072600249/に譲るとして、KLEを屋根つき駐輪場に駐車し、雨具をタオルで拭き水気を出来る限り落として店内へ。平日の午前中、ゴールドウィンの黄色いレインウエアを着込んだオッサンが惣菜コーナーを物色しているので、奥様方の視線が痛い。から揚げに限らず、どのお惣菜もおいしそうで目移りしてしまうが目的のから揚げを発見。種類がいくつかあったが今後のことを考えて少なめのものを購入した。
◆見よ、惣菜コーナーのから揚げとは思えないこのハイクオリティーを!
◆スーパーなので価格の変動はあろうが、この日はなんとグラム98円でゲットだぜ!
早速駐輪場に戻り試食開始するが、ここでも奥様方の視線が痛い。
平日の昼前に、雨の駐輪場でバイクに跨りから揚げをパクついているオッサンの図・・・
田舎の保守的な奥様方にはそうとう怖い図柄に違いないが、その視線を忘れさせてくれるインパクトがこのから揚げにはあった。そう、間違いなく美味いのである。出来立てではないがまだ温かいそれは、外がカリッとしていて、中身は柔らかくジューシーである。惣菜コーナーという特徴の為か、冷めても美味しく食べられるよう工夫された味付けがされており見た目よりしっかりした味であるが濃いと言うわけではなくなかなかの塩梅だ。冷めても油でギトギトした感じもない。1パックの中にはモモ肉とムネ肉の両方が均等に入っており、この価格で両方楽しめるよう配慮されているのはとても関心する。揚げたてのから揚げが美味いのは当たり前、冷めても美味いというのが腕の見せ所だと思うが、まさにそれを体現している1品である。食品スーパーの惣菜コーナーでこの実力である。専門店だとどうなるのか!胸を高鳴らせ先ほどの店舗へ昼定食を食べに舞い戻った。
◆チキンハウス中津本店前にて。
11時丁度で駐車場にイン。先ほど来た時は誰も居なかったが、今度はバイク乗りの先客が一人店外で待っていた。ハキハキとしたあいさつが気持ちの良い超ロングツーリングらしい素敵な女性ライダーで、昨日九州入りし、本命のから揚げ店はお休みだったのでココに来たとの事だった。私と同じように食べログを見て10時開店だからと着て見たら定食は11時からじゃないとダメと言われ店の前で待っていたと言う。やっぱり、10時開店なら10時から提供すれば良いものをと、また思ってしまった。1時間待たせる意味なんか無いだろうに。さて、店内に入りから揚げ定食を先払いで注文し番号札を貰って着席する。私と、長旅中のライダーだけでお互い雨具装着状態であるので分散して座るのもお店にアレかなと思い、同席して良いかライダーに尋ねるとOKとの事だったので中央の長テーブルにて同席させていただいた。好きなことをしている人の特徴として、兎にも角にも目が生き生きとしてキラキラしていることだろう。昨日どこから来て、これからどこに行くのか程度の会話しかなかったが、雨で汚れた黒い雨具の井出達でありながら、瞳の輝きがまさにダイヤモンドで装飾されて個人の魅力を高めている。活力のある人との会話はこちらまで気分が良くなるものだ。先に注文してあった彼女のからあげ定食が先ず出てきた。ソロでのツーリング先の食事は写真で記録する行為は誰でも一緒なのか、先ずはパチリとやってからいただきますとおいしそうに食べ始める。遅れて私の分のからあげ定食が運ばれてきた。御多分に洩れず私もパチリとやる。
◆これが噂のワンコイン昼定食のからあげ定食である。
外観は少し小さめのからあげが5個とキャベツの千切り、沢庵二キレ、きゅうりとわかめの酢の物、いりこ出汁の味噌汁、ご飯がついて500円である。インフレターゲットを標榜する現政権下にあってなかなかの低価格のサービスランチといえるが、食べてガッカリさせては何の為のサービスなのか分らない。あくまで個人の感想であることを前提に書き添えておくが、ここははっきりと感じたままを書きたい。味噌汁の有無、提供形態や価格の違いを考慮してもほっと〇っとのからあげ弁当の圧勝である。先ず定食とご飯を提供する以上、ある一定のレベルのご飯を出さなくてはならないが、水加減を間違えたのか、安い炊飯ジャーでも使っているのかご飯がべちゃべちゃなのだ。恐らく、メインでないご飯なんかどうでもよく気を使ってないのだろうが、平気でべちゃべちゃご飯を客に出せるあたり、店舗の質が図り知れるというものだ。ご飯を出す以上、飯屋が出すご飯の炊き方くらい勉強して欲しい。肝心のから揚げも小さいが故、悲しいかなジューシーさが欠けており、味付けも醤油ベースであっさりして美味しさの片鱗は見えるが、その身の本来の柔らかさを活かしきれず表面がカリっとしているだけの普通のから揚げである。これをべちゃべちゃご飯のお供にするにはちょっとアレだ。沢庵と酢の物が無ければご飯は食べ切れなかったかもしれない。お味噌汁は温いし良い印象はゼロだった。サービスしている筈のサービスランチで印象悪くさせては何のためのサービスなのか分らない。利益のないサービスはしたくないのならしない方が良い。食べている途中でのガッカリ感は相当なもので、美味しければ骨付きの奴を買って帰ろうかとか思っていたがそんな気持ちも萎えてしまった。長居は無用である。さっさと食べ終わり、旅人にこの先の安全運転をと別れを言って先に店を出た。美味い料理は人を幸せにするが、そうでないものはその逆である。この後、評価が高い人気店に行こうかと思ったがテンションが下がってしまってその気が失せてしまった。またの機会にトライしようと思う。
この季節はコスモス畑で有名な道の駅があり、帰りのコース上なので立ち寄った。
◆雨で煙るコスモスの群れとKLE。
国道10号線から県道32号へ左折し、今度は苦菩提の方へ向かい卜仙の郷へ向かった。
しかし、最近あっちこっちで黒田官兵衛と書いた幟を見かけるが、ここにもあった。
◆求菩提(くぼて)温泉「卜仙(ぼくせん)の郷」
求菩提温泉「卜仙の郷」は深い山間にひっそりとあった。古い感じの施設だが、館内は良く手入れされていて清潔感あり古さを感じさせない。入浴料は大人400円、貴重品ロッカーは100円でリターンでない方式である。小さめの内風呂2槽と小さめの露天風呂が一つで、シャンプーとボディーソープは無料の備え付け品がある。アルカリ単純温泉で初めはサラリとした肌触りだったが、時間が経つとトロトロとした肌触りに変化するのが妙だった。湯温は低めで、雨で冷えた体をゆっくりと温める。目の前で爺さんが3倍くらいに伸びた金〇袋を石鹸で洗っているのを眺めながら高齢化の進む山間部の村の将来に思いを馳せるのであった。
再び雨具を着込み、県道32号を野峠へ向かって上る。
この路線は、手持ちのマップルでは途中で途切れているが、2008年に全線開通して豊前から直接英彦山へアクセスできる短縮ルートとなる。まぁ、英彦山周辺をぐるっと一周するにはちょうど良くなったので便利になったものである。
大きな角を持った立派な鹿と擦れ違い、その後は小鹿と遭遇しながら帰路に着いた。
・本日の走行距離 186.5km
・本日の旅費 2,591円
気がつけば、先月の日帰りツーリングからもう1ケ月経とうとしている。
その間、KLEにはまったく乗れずにいたが、今日半日は自由に動ける貴重な日である。
エンジンオイルとエレメントの交換のついでに、以前から気になっていた事を聞いてみようと最寄のRBに出掛けてみた。
KLE400は乗り潰すつもりだが、次期主力ツーリングマシンは常に物色している。
実際に買える買えないは別として、次に乗るならば!のマシン物色は楽しいものだ。
しかし、KLEの次期主力マシンとなるとなかなかビビッと来るものが無いのが実情なのである。
気になっていたヴェルシスはKLEの看板を下ろした根性無しだし、今更KLE500を中古でというのも代わり映えがせずビビッと来ない。
ヴェルシスがF21のマルチパーパス車だったら良いのにとどんなに思ったことか。
で、なんとなく目についたのがRBで取り扱っている04EUモデルのKLR650モタードである。
かれこれ10年前のモデルだが国内販売がないKLR650を容易に入手することが可能なのが、これなのではないだろうか。
しかし、何故かモタード・・・。
沢山余っていたモタードをRBがまとめて引き取ったのか、それともスタンダートよりモタードの方が売れると見積もったのか・・・。
どう考えても、普通のオフ車の方が需要あるだろうと思うのは私の思い違いかもしれないが、このモタードなるものを恨めしく思うのであった。
モデルチェンジ後のものを個人輸入でとう記事を見たことがあるが、排ガス規制で登録もままならないというとその手段も今日では難しそうである。
じゃぁ、モタードを元のオフ車に出来ないかと聞きに出向いたと言う訳だが、答えは芳しくなかった。
替えなくてはならない部品が確実に入手できるか不明であることと、その費用がかなり掛かるだろうから・・・と、ヤンワリお断りされてしまったのだ。
国内では不人気のジャンルとはいえ、あんまりだ。
だからと言って、GSのイメージを踏襲したような国産アドベンチャーに乗るのは何かに妥協したようで絶対にお断りである。
KLE直系のパラツインマルチパーパス車(アルプスローダーなんていう和製英語でごまかしたジャンルの乗りものではないもの)が出ないかなぁ。出来れば400cc以上で。
カワサキさん頼みますよ、ホント。