路上の上。

愛車KLE400との旅路をメインに、日々雑多な出来事の独り言。

2014年度版九州・沖縄道の駅スタンプラリーの旅19 佐賀県西部~長崎県東そのぎの道の駅

2015-01-15 15:51:10 | 道の駅スタンプラリーの旅

2015年1月14日水曜日 曇りのち雨。

 先週末、ばね指で再び病院へ。
12月に注射をしてもらったが、症状改善しないので2月下旬頃手術をすることになった。
そうとなったらやり残したことをどうにも済ませてしまわないと悔いが残る。
平成26年度九州・沖縄道の駅スタンプラリーの旅を年度内に終わらせること。
目指す九州マスター113駅制覇まで残り6駅となっているが、
2月下旬に手術となると年度替りまでバイクに乗れないだろう。
年度内の九州マスター達成を目指して始めた旅であるので、そこは拘って行きたい。

 そんな訳で、ようやく自由になるお休みがとれ、雨予報だけど出発したのは午前8時30分頃である。
佐賀・長崎の取りこぼしている道の駅の回収をすべく兎に角佐賀平野を西に進む。
単調で面白くも無い市街地が延々と続き、特に記述すべきことも無い国道を往く。
西に進むに連れ、空模様も悪化している。
天気予報では、九州北部地方は夕方前から雨とのことだから、こちらは数時間早く降りだすに違いない。

 国道34号から国道35号へ。
ようやく少し車が少なくなり少し速度が出せるようになったと思ったら国道沿いにある道の駅「山内」へ到着。


◆道の駅「山内」にて。

 寒々とした駐車場には客は疎らだった。
店内でスタンプを押印して何か美味しそうなのはないか物色する。
スタンプブックにはそれぞれの道の駅固有の割引サービスがオマケとして付いているが、
ここはソフトクリーム50円引きのサービスだったので一応覗いて見ると長期休みのようだった。


◆ソフトクリームゲットならず。

テント下に軽貨物のパン屋さんが停まって販売しており、売り子の可愛らしいお嬢さんに釣られてカレーパンを一個買う。


◆中までキッチリ冷えて硬いカレーパン。焼き立ては美味しいに違いない。

 今にも雨が降り出しそうな寒空の下、冷えたカレーパンを頬張る。

少し元気出てきた。

 少し戻り、県道45号を南下する。
思わず速度がでそうな道で、マップルにも快走ルートとあるが注意が必要だ。
開けた直線で飛ばす軽の対向車の後ろに水色の制服を着た搭乗員2名が駆る純白のクラウンが走ってくるのが見えた。
なんか臭うと思ったが案の定、用心していて良かった。
対向車との距離50メートル程に縮まった時、追尾していた覆面パトカーの赤色灯が点りサイレンを鳴らせて中年女性が運転する軽自動車を止めに掛かった。
サイレンが鳴った瞬間「あーあ」と思いつつ軽自動車の女性ドライバーを見いやるとルームミラーで後方を見ながら驚いた顔をしている。
ご愁傷さまである。
そして、これから先の安全運転に注力しようと我が身を引き締めるのであった。

 長崎県へ入ると県道1号となり、国道34号へ再び至り程なく道の駅「彼杵の荘」へ到着。


◆道の駅「彼杵の荘」。

 お弁当を買って、ちょっとした休憩所で食しているお客さんが何人が目に付いた。
彼杵茶が有名のようで、お茶関係の商品が並ぶが、そのお茶を少し戴いた。
少しだったが、温かい飲み物にホッとする。
駐車場には、なぜか坂本龍馬の写真が乗った掲示板があった。
ここのお茶と龍馬に何かしらの縁があるというらしかったが詳しくは読まなかった。
と言うのも、雨が降りだして雨具の装着に必死だったからである。

 国道34号を南下して諫早まで出る心算だったが、雨足が強まるにつれ家路へ急ぎたくなった。
今日の目標は4駅で、残り2駅。
どうにかこの2つだけは回収して帰りたい。
諫早経由を諦め、国道444号へ折れ鹿島へ向う。
この国道444号。
444で「しあわせ街道」だそうだ。
4のゾロ目で4合わせ(しあわせ!?)と「幸せ」を掛けているのか・・・。
 まあいい。

 山を下って鹿島市に出ると雨は降っていなかった。
国道207号を左手に有明海を望みながら南下すると、程なく道の駅「鹿島」へ到着。


◆道の駅「鹿島」。牡蠣や海産物を焼いている良い匂いが一面に漂う。

 午後2時前。空腹もピークでこの磯焼きの香り。
酒もってこい酒!と言いたくような良い香り。
そうも行かないのでスタンプを押印して少し散策。

 お地蔵さんかな?と思った石像は「おしまさん」と言うらしい。


◆「おしまさん」石像。


◆おしまさんの説明書き。

 ・・・人身御供じゃないか。
本物は有明海の沖の島という岩礁に祀られていて、ここにあるのはその分身のようだ。

 柳田國男先生の民俗学のご本を昔読んでいた知識が少し蘇ったりして。
手を合わせて出発。
鹿島より少し南へ走ると次は道の駅「太良」へ着く。


◆道の駅「太良」にて。

 月の引力が見える町がキャッチコピーのようで、このようなオブジェもある。
有明海特有の潮の干満を、このようなキャッチコピーで現しているのだそうだ。
出来て間もないのか、綺麗な物産館には地元の名産なのだろう太良みかんが沢山販売されていた。


◆綺麗で真新しい物産館には地元の名産品が並ぶ。


◆各生産者さん達の様々なみかんが試食できた。

 建物が綺麗なのは当たり前。
昨年9月に建て直したからで、どうして建て替えになったかと言うと一昨年火事で全焼したそうである。
火事は本当に恐ろしいが、道の駅利用者としてマナーを守って道の駅を利用したい。
 
 物産館の中を散策していると、みかんが兎に角美味しそうだ。
各生産者さんが、それぞれ試食品を出していて幾つか頂戴した。
甘くてジューシーなのから、ちょっと酸味のあるみかんまで色々である。
一袋150円位からあり、お土産に一袋と思ったが結構な量がありタンクバックに入らない。
仕方がないので、まったく違うが粗びきウインナーを買った。


◆お土産として粗挽きウインナーを買いました。
   ソテーにして食べたら、少し皮が硬かった。ボイルの方が良いかも。

 さて、一通り満喫して帰路に着くだけとなったら冷たい雨は本降りに。

 今回のツーリングで佐賀・長崎(離島除く)の道の駅もコンプリート。
残すは福岡県の2駅のみとなりました。
よし、あと少しだ!


・今回巡った道の駅数4駅 九州マスターまで残り2駅(平成26年度九州道の駅賞対象駅数113駅中111駅制覇)
・今回の走行距離 331.3km
・今回の旅費    2,364円

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テントに付着した松脂除去と防水メンテナンス。

2015-01-11 04:38:03 | 日記・エッセイ・コラム

2015年1月10日晴れ。

 年末年始忙しく、またバネ指発症のおかげでツーリングどころではなかった。
ツーリングにはいけませんでしたが、暇を見つけてはちょこちょこと道具のメンテに励んでいました。
バイク本体とは別に、道具の中の大物と言えばテント。
先のキャンプツーリング、松林のキャンプ場であった為、その宿命として松脂がベトリと付着していました。


◆テントのフライシートに付着した松脂。

 少量だと無視できなくもないですが、ベタベタしてパッキングの時に他の場所にくっ付くし見た目も悪い。
という事で、付着した松脂の除去作業を行います。
 
 さて、衣服に付着した松脂ですが、家庭で除去するのは結構面倒です。
水溶性ではないので、水や家庭用洗濯石鹸の類では落ちません。
ドライクリーニング可能の衣服ならドライクリーニングをすることで落ちますが、
フライシートはそういう訳にはいきません。
業務用染み抜き溶剤を使うという手がありますが、一般の方の入手と使用は難しいので他の手で。
松脂はアルコールで溶けますので、アルコールを用意します。


◆アルコールバーナー用に買ってあった燃料用アルコールを使います。

 アルコールと言っても家には焼酎か燃料用アルコール(メチルアルコール)しかないので、迷わずメチルを使います。

 バイク乗りだと車両メンテ用にパーツクリーナーが自宅にあったりしますよね?
パーツクリーナーでも綺麗に除去できますが、テントの防水加工も綺麗に除去してしまうので注意が必要です。
アルコールを適量ウエスかキッチンペーパーに染み込ませゆっくり松脂を溶かしながら除去します。


◆アルコールで松脂を溶かしながら除去します。優しく拭取ってください。

 力を入れてゴシゴシやると防水加工が損なわれるので注意します。
また、生地の素材や染色方法によっては色落ち・シミの原因になるので目立たない場所でテストしてから自己責任で実施してください。


◆松脂除去が終わったフライシート。

 松脂除去が終わったフライシート。
患部を良く見るとアルコールで濡れた場所が若干シミになっていますが私的には許容範囲です。

 次はアイロン掛けをします。
アイロン掛けの目的は防水性能の回復効果を狙ってと、剥れかけのシームテープの貼り付けです。


◆フライシートをアイロン掛け。

 家庭用アイロンの場合、温度設定は低で。
ナイロン生地にアイロン掛けが初めての方は当て布して様子を見ながら試してください。
また、商品名やブランドロゴなどのプリント部へのアイロン掛けはしないで下さい。
プリントが剥れる恐れがあります。

 コンパクトツーリングテントとはいえ、全ての面にアイロン掛けするのは結構骨が折れます。
アイロン掛けが終わると、テントを張り防水スプレーで防水処理をして終了です。


◆松脂が付着していた患部のアップ。綺麗に除去できました。

 アイロン掛けの途中ですが、松脂が付着していた患部の写真です。
ご覧の通り綺麗になり、裏生地のコーティングも剥れず防水性も損なわれていません。
これで今年度もテントを買い直さなくて済みそうです。
(新しいの欲しいのに!)

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