路上の上。

愛車KLE400との旅路をメインに、日々雑多な出来事の独り言。

スズキ エブリイ DA64V 新しいカーオーディオを取り付ける。

2022-08-19 14:21:19 | 日記・エッセイ・コラム
2022年8月19日金曜日 曇り。

 普段は必要ないが、それでも時々「あったらなぁ」と思う少しはマシなカーオディオ。
この車で遠出をする予定が入ったものだから、思い切って手頃な価格だったものを購入した。
ただ、取付工賃を節約したくて取付は自分ですることに。

◆型落ち品で少し安かったカロッツェリアのオーディオ。

さて、取付に際して必要なものはハーネスと呼ばれるものだ。
それと内張剥がしも用意した。

◆エーモン工業の内張剥がしとオーディオハーネス。

店頭でスズキ車用ハーネスをみると2,000円位の商品しか置いていなかった。
迷わず半額以下で売っているネット通販で買い揃える。

社外品を取り付けるにはメーカーに対応したこの手のハーネスを使って簡単に取付が可能だ。
とりあえず就寝前にオーディオに付属しているハーネスとエーモン工業のスズキ車用ハーネスと接続する。

◆同じ色のコードをカプラーにしっかり差し込んで接続する。

青いコネクターが車両側、黒い方がオーディオ側。
ここまでして寝る、おやすみなさい。

おはようございます。
こういう作業は夏場にするもんじゃないです。
暑くてたまりません。
まだ涼しい朝六時前から作業開始。

◆まずはバッテリーのマイナス端子を外します。

◆傷防止で適当に養生テープを貼ります。

純正CDデッキです。ワイドFM非対応です。
民放AMラジオが停波してワイドFMに一本化なんかしたら使い物になりません。
BluetoothもUSBもAUXもないし、いちいちCD入れ替えるのが面倒です。
面倒だから、何年も同じCDがインしたままで聴くことすらありません。

◆ここに内張剥がしを突っ込んでエイヤーーとこねます!

素人にとって、何と言ってもオーディオ交換の障壁は内張剥がしです。
もう、はじめからクライマックスです。
内張さえ綺麗に外せたらこの作業は終わったも同然です。
バキッ!という音にビビりますが頑張りましょう。


◆この車は、エアコン吹き出し口下に爪があるのでそこを狙います。
 なんとか無事に外せました。
 右側より左側から攻める方が攻略し易そうです。


◆内張さえ外してしまえばドライバーでネジを外すだけ。


◆手前にオーディオを引くと、後ろにアンテナケーブルと車両側オーディオケーブルが繋がっていますので引っこ抜きます。

◆取れました。

◆オーディオ外すとこんな感じ。

暑いので一旦家の中に戻って作業継続。


◆純正CDデッキを外します。

ネジ四本でステーに固定されています。

◆簡単に外せます。

◆カロッツェリアのオーディオを取り付けますよ。


◆取付穴に合わせてネジ止めします。

オーディオ側のネジ穴、外した純正ネジが付かなかったので、オーディオ付属品のネジを使います。

◆取り付けるとこんな感じです。

◆よく見ると隙間が。

社外品取り付けるとこんな隙間ができるんです。
高級車だと気になるかもだけど、エブリイですからね。
簡単な方法で目立たなくさせましょう。

◆隙間テープがあったのでそれを使います。

色がネズミ色なので、黒の油性ペンで片面だけ塗りました。

◆油性ペンで塗った隙間テープを小物入れに貼ります。

◆その上から新しいオーディオデッキを装着。
 パッと見、わからんでしょ?

◆車に戻り、先ずはハーネスを取り付けます。

◆アースを取り付けます。

車両側のデッキ受けのブラケットに丁度良い穴があったので、10mmボルトとナットで取り付けました。

◆車両に取り付けて仮止めしてからバッテリーを繋ぎます。

初期設定、動作確認をしてからしっかり固定します。

◆内張を装着して完成でーす。

内張を嵌め込む時も、なかなか嵌らなかったが、爪にクレポリメイトクリアーを少し塗布してやるとスッと嵌めることができました。

休み休みやって一時間ちょっと。
これで工賃5,000円以上お得したと思うと嬉しいです。


スズキ エブリイDA64V キーレスキーが利かない。

2022-08-12 09:59:47 | 日記・エッセイ・コラム
2022年8月12日金曜日 曇り。

 数日前、車のドアロックを解除しようとキーレスキーのボタンを押した。
あれ?うんともすんとも言わない。
あれれ?と、何度もボタンを押してるとガチャ!とようやくドアロック解除となった。
あ~、そういや一度もキーレスキーの電池交換してないからなぁ~と新しい電池を買ってきた。
本当はパナの電池が欲しかったが、帰り道のホームセンターに寄ったらCR1220は自分とこのPB商品しか置いていない。
見ると三菱製だった。

うーん、同じ症状が出たダイハツハイゼットのキーレスキーの電池交換で嫌な思い出がある。
ダイソーの新品電池で交換しても症状が改善せず車屋に持ち込んだら、キーレスキーの電池交換だけで直ったのだ。
その時のダイソーで買った電池は三菱製だった。
二度も買い直し交換して、やっぱり駄目だったのだ。
そのことを整備士さんに伝えたが、「電池交換したら問題なさそうなので様子見ましょう」という。
それから様子を見て3年以上経つが同様の症状は現れない。
今度はスズキエブリイである。
パナ製が欲しかったが、売ってないので仕方なくPB商品を買って帰った、という訳です。

さぁ交換だ。


◆開けてみると、同じ三菱製のCR1220が入っていた。

あれ?、このキーの電池交換をした記憶がない。
初めから三菱製が入っていたのか?
新車で購入したので恐らくそうなのだろう。
とりあえず新品と交換して車に向かってボタンを押した。

・・・。

なしかっ!

反応なし。
何度か押してるとガチャ!と反応する時が時々ある程度。
あぁ、面倒がらず探してでもパナ製買って帰れば良かった。
でも、一応新品電池だし様子見ながら他の故障原因でも考えよう。
走行中にルームランプをDOORにスイッチすると、時々点灯することに気が付いた。
ドアはキッチリしまっている。
ドアロックも運転席内側から掛けると集中ドアロックは作動している。
その状態で走行していてもドアランプが点灯することがある。
停車中にキーレスでドアロックが反応しないのは半ドアになっているからだとすれば、
車側が何かしらの不具合で半ドアになっていると判断している時があるってことか。
あーーー、最近KLEの水漏れ修理してスッカラカンなのにコイツの修理代までは出せねーーーー。
ドアロックアクチュエーターの不具合とかだと修理代お高いんだろうなぁ。
もう少し悪あがきしてみましょう。

今度はヒューズをみてみよう。
同じホームセンターへ仕事帰りに再び寄ってみるとエーモンの低背ヒューズ5個入ブリスターパックが400円だった。
一個しか要らないし、こんなもん一生かかっても5個も使わんだろう。
仕方がないので、ネット通販で買うことにした。

◆メルテックの低背ヒューズ20Aと、引っこ抜くためのヒューズクリップ。

メルテック低背ヒューズ20A5個入り188円、エーモンのヒューズクリップ83円送料無料。
これで直れば万々歳。
さぁ交換しましょう。

◆先ずは、この小物BOXを外します。

◆ヒューズボックスが現れました。


◆先ほど外したボックスの裏にヒューズ配置図が。

交換するのは低背ヒューズ20A、左上から2番目のD/L(ドアロック)です。

◆クリップで挟んで、引っこ抜くよーー

◆抜けました。

◆切れてはいませんが、新品と比べるとかなり変色しています。

5個入っていたヒューズの中で良さそうなのをカンで選んで差し込みました。

さぁ、こい!ポチっと・・・

ガチャ!

おお、なんだか良さそうな雰囲気。

これでもう少し経過観察をしましょうか。

・今回の費用 381円

帝国海軍のカレイライスが食べたい!で、試作2号。

2022-08-04 11:45:27 | 日記・エッセイ・コラム
2022年8月4日木曜日 はれ。

 先日、ザ・タクシー飯店なるドラマを観ていたら町中華店の黄色いカレーエピソード回だった。
それからというもの、黄色いカレーが頭から離れずレシピやお店を検索して楽しんでいたら日本のカレーの必然として海軍カレーに辿り着く。
そして見つけたのがこれだ!

舞鶴に残る「海軍の料理教科書」3冊をWEBで初公開!
舞鶴市 公式ホームページ 

舞鶴市さん、貴重な資料を無料で公開していただきありがとうございます。

・海軍割烹術参考書(明治41年:1908年)
私たちが今日「海軍カレー」と呼んでるカレーの作り方を記載した最古の文献として知られているそうだ。
復刻版の書籍が販売されているが、結構なお値段がするで素人には手が出せない。
第一、レシピとしては手順のみで材料の量の詳細な記載はない。
ますます素人では手に負えないのである。
因みに、カレイライスの項の冒頭一部引用すると以下の通り。

引用開始

三二 材料牛肉(鶏肉)、人参、玉葱、馬鈴薯、鹽、カレイ粉、麥粉、米
初メ米ヲ洗ヒ置キ牛肉(鶏肉)玉葱人参、馬鈴薯ヲ四角ニ恰モ賽ノ目ノ 如ク細ク切リリ  

引用終わり

終始この調子で各材料の分量や加減が分からないのだ。
冒頭の材料外で文中に出てくるのが「ヘット」なる物がある。
いわゆる「牛脂」だそうだ。
また「スープ」もある。
水やお湯ではなく、スープなのだ。

実は、黄色いカレーを作って食べよう計画当初、様々なレシピを見ながら試作1号を作って食べてみた。
正直、食べられなくはないが美味しくはない。
勿論、上記の文献も頭に入れあって、その上で適当に作った結果だった。
それも一人前という少量なので、量の加減が難しい。

・海軍四等主計兵厨業教科書(大正7年:1918年)

こちらは、先の文献より10年時代が下ったもので「カレイライス」から「カレーライス」に呼び方が変わっている。
この他、胡椒が材料に加わり、「ヘット」が「バター」に代わっている他は似たような記載である。
文末の(附)の項目で牛肉(鶏肉)の外に小エビや浅利が登場し、既に海軍さんではシーフードカレーを食していたことが伺える。
さすが海軍さんはハイカラである。
ただ、ここでも分量などの詳細な記載はない。

もう一冊の方にはカレーの記載はないので割愛する。

他に調べてみると海軍五等主厨厨業教科書(大正7年)という文献もあり、こちらは国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能だ。
読んでみると、海軍四等主計兵厨業教科書(大正7年)の記載より簡素である。

更に調べると『海の男の艦隊料理 : 「海軍主計兵調理術教科書」復刻 』新潮社 ISBN    4101278032 なる書籍があった。
これが一番詳細に記載され素人の私にもわかりやすく面白いそうだが、近所の図書館には無く、私が無料で読むことはできなかった。

そんな訳で、先人が既にやり尽くしてはいるだろうから探せば詳細な動画なんかも出てくるだろうけど自力でどこまでできるかやってみよう。

既に一度作って失敗している。
先ず、サラダ油とラードを使い小麦粉大さじ1を炒めた。
有名な町中華のお店がラードを使っているというから真似をした。
玉葱はくし切りにして馬鈴薯は入れませんでした。
肉は豚小間肉を使いました。
砂糖は入れず塩はちょっとだけ入れました。
出来たのはスパイスの辛味はあるけど風味のないなんだかなーな味のカレー。
上記の資料を参考に、もう少し試作を続けます。



玉葱、にんじん、じゃがいもは賽の目切りとあるのでそんな感じに。
玉葱は半玉、人参約5cm、じゃがいも小さめ一個です。
玉葱は中玉一個でも良い感じでした。


◆玉葱をとにかく炒めます。

玉葱を飴色になるまでまずは炒めろとは書いていませんが、これやらない訳にはいきませんよね?

◆他の具材も投入です。

牛肉か鶏肉とあるのでそうしようと思ったのですが、昨夜妻が鶏肉使い切ったのを知らず始めたので豚肉になりました。
もうこれで、道を踏み外します。

問題はスープです。
どんな出汁のスープなのか?
初期のレシピでは牛脂を使っているのでビーフ系のスープなのかな。
ならばビーフコンソメかマギーブイヨンを入れたらOKか?
マギーブイヨンならあったよね?
あら、ない。

◆困ったときの味の素顆粒コンソメ小さじ2ほどを・・・


◆水300ccに溶かし入れて蓋をして煮ます。

沸騰したら灰汁を取り更に15分ほど煮ます。
この間にカレールーを作ります。

◆バター10g、小麦粉大さじ1をフライパンで炒めます。

◆なんとかここまで炒めました。
◆カレー粉といえばSB赤缶。
 
 しかし明治時代にこれはあったのか?
SBのHPには1923年(大正12年)に創業者が日本で初めてのカレー粉の製造に成功、この赤缶カレー粉は1950年発売とあります。
よって、海軍割烹術参考書(明治41年:1908年)に記載のカレー粉とは違いますね。

◆炒った小麦粉にカレー粉を混ぜてカレールーに。

◆よし、混ざった。

◆更に煮汁を少し加えて混ぜるとこんな感じのルー完成。

◆出来たルーを全投入!

◆トロミが付くまで煮ますがなかなかトロミが付かないで焦る・・・

ここで同時に砂糖、塩ともに小さじ1/4投入して味付け。

◆白米にオンして完成!

◆折角なのでチタン先割れスプーンの登場。

◆いただきます!

あら不思議!
今回の試作2号はちゃんとしたカレーライスに!
普通に美味しいカレーです。
どういう訳か、前回は汗が出るようなスパイス辛さがあったのが今回はありません。
カレー粉の分量は同じだけどなぁ。
砂糖と塩で味がしまったのかな。
バターの風味もして美味しいです。
よし、もう少し研究してより海軍カレーに近づけるぞ!