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街の風景

散歩の時に出会った何気ない風景、手押しポンプ、使われなくなったコンクリート製のゴミ箱、懐かしい洋館付き住宅などなど。

私の富士登山4の水平な虹…山梨県

2008-08-13 15:58:47 | ウォーキング
やっぱり、水平な虹(下の写真)が不思議だったのでネットで調べました。



岩谷忠幸 気象最前線
 に出ていました。

水平に伸びた虹のようですが、原理的には虹とは全く違います。
水平環(環水平アーク)と呼びます。

虹は太陽光が雨粒に反射して発生しますが、
水平環は氷の結晶の雲で、光の屈折して起こります。

わかりやすい違いで言うと、
虹は太陽の反対側にでき、水平環は太陽と同じ方向にできます。

高さ5千mと高度が高く、薄い雲があり、
6角柱の氷粒が同じ方向にそろって分布しているときに、
太陽光が屈折して、虹色に見えます。

見える位置としては、太陽の真下46度のあたりと決まっています。
ですから、太陽の高度がそれ以上に高くないと見ることはできません。


と言う事でした。

そう言えば、見えたときの方向は太陽があると思われる方だし、

お鉢周りしたときに水平環が見えたほうに歩いていたら(その時はもう見えてなかったが)

急に2~3mmの霰(あられ)が降り、雨具にパラパラと音をたてました。


上の写真を撮る1時間ぐらい前で、まだ頂上に向かって登っている時にも下の写真のように見ていたので、

富士山で見る虹は水平かと思っていたのです。

しかし、調べて見ると珍しい現象に2度も遭遇していたのです。

無知と慣れることは、貴重な体験を見逃すことになる所でした。

        
コメント (2)
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