街の風景

散歩の時に出会った何気ない風景、手押しポンプ、使われなくなったコンクリート製のゴミ箱、懐かしい洋館付き住宅などなど。

二連ポンプ「おポンプ様」…福岡市大博通り

2008-08-25 15:02:51 | 手押しポンプ
20日から24日まで、松山~佐田岬~佐賀関~大分~竹田~寒の地獄~黒川~あぁー忘れた。最後が博多。

とにかく遊んでいました。

24日の早朝、以前「井戸人」のホームページで見た2連ポンプを見に行ってきました。

博多は私の少年時代から青春時代の小学校一年から高校卒業し浪人時代までを過ごした町で、忘れられない特別な町です。

2連のポンプが有ると言う事も知らなかったのに、それが博多の町の道端に有る事を知ったとき、

博多に行ったときは必ず見に行くぞと決めていました。

ですから、5時に起床、5時半ホテル出発。場所は大博通りしか解りません。

大博通りは、博多駅から築港までの2km以上ある大通りです。



元電車通りの交差点から駅の方を見る。



北の築港方向を見る。とりあえず、北に向かった。しかし、2連ポンプは無い。
                          そうすると、 大博通りの終わりに近い所にステンレスの案内版を発見。                



おポンプ様は、さっき探索をスタートした所より南に有るではありませんか。元電車通りと国体通りの中間ぐらいだ。


大博通りの終点の福岡サンパレスまで歩き、博多駅方向をみる。駅は見えません。
                          懐かしいので、キョロキョロ周りを見ながら急ぐ。やっと遠くから2連ポンプ確認。




これが見たかった2連ポンプです。



取っ手は、動かしてはいません。11時10分ぐらいか?

両方の取っ手を二人で押すと向こう側の口から水が出る。2馬力だから相当量の水が出ただろう。
私も、片方づつ押して見たけど水は出なかった。


二聯ケーボー號 津田式                      この水は飲み水ではありません




                 おポンプ様
このポンプは本体に鋳型で彫り込められた文字から「二聯ケーボー號
津田式」と判読される。この二連式手押しポンプは第二次世界大戦前
(昭和17~18年)頃から昭和27~28年に全国的に愛用されていたポン
プで、この30数年間全く製造されていないようで、当時のメーカーも
今はない。単式のものは製品として残存するが、この二聯(常用漢字
では「二連」)式は非常に珍しいものです。


吐水口がある側。こちらが正面だろうが。プレートが剥がされている。これに云われや設置年月日などが書かれていただろう。


駅側から見る。                           博多区店屋町1番


名残り惜しいがお別れをする事にした。振り返り、振り返り去る。  恋人との別れか!アホか!!!




コメント (2)
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