15時に仕事が終わり、帰りにスーパーに立ち寄りました。
週末までの数日間を過ごすための食料品を買います。
見つけたのがいちご。あまおうです。
他にもいちごはあったけど、やはり美味しいのはあまおう。
中でも美味しそうな1パックを選んでカゴに。
主人と2人、朝食用に2〜3日で食べ切れる量。
新鮮なので、そんなに傷まず美味しくいただけます。
その他いろいろ買って支払いを済ませ、サッカー台へ。
レジの方がいちごをカゴの中の商品の一番上に置いてくれたので、そのいちごを手に持ち、その他の物を先に袋に詰めようとしていました。
その時、隣のサッカー台で袋詰めをしていた見知らぬ年配の女性が話しかけてきました。
「いちごは一番最後(に入れるといい)よ」
突然で、ちょっと驚いたのですが、その通りなので「そうですよね」と私。
すると、「私はいちごは買わないんよ。買っても食べ切れず捨てることになるからね。」とその方がいうので、
「いちごは足が早いですよね。」と私。
無視するのもどうかと思って応えていました。
そしたら最後に、
「あまり贅沢はするもんじゃないよ。キリがないよ。まあ、病気になって病院に行くよりはマシか。」と言い残して立ち去っていきました。
どうも心に引っ掛かって、「贅沢」という言葉の意味を調べてみました。
1 必要な程度をこえて、物事に金銭や物などを使うこと。金銭や物などを惜しまないこと。また、そのさま。
2 限度や、ふさわしい程度をこえること。また、そのさま。
だそうです。
調べるとそういう意味で出てきますが、実際の会話の中では「贅沢=幸せ」のような意味で使うこともよくあると思います。でも、今日の会話の雰囲気では「幸せ」という意味ではなかったように思います。
もし、「幸せ」という意味なら、「幸せであること」を「しない方がよい」と言っていることになり、それはそれでひどい話になるような、、、。
今回の「贅沢」は、その方が私に対して発した言葉なので、
「お祝いでもない日にいちごを買って食べる行為はあなたにとってのふさわしい程度を超えている」ということになるのでしょうか。
確かにあまおうは贅沢なのかもしれないけど、たまたま隣のサッカー台にいただけで知り合いでもなんでもなく、私のことを大して知っているはずもない人から、私の贅沢のラインやふさわしい生活レベルを勝手に決められるのは嫌だと咄嗟に感じてしまったのだろうと思います。
買ったいちごは捨てることなく、美味しくいただこうと思います。