九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

脊振登攀合宿

2025年01月07日 | 合宿(岩登り)

はじめまして、一年の長谷川と申します。

 

9/27-29にかけて行われた脊振登攀合宿について書かせていただきます。

正直なところ、合宿についての記憶に自信がありません。三ヶ月以上前のことなので…(加えて私は物忘れがとても酷い)

また、自分以外の人の活動を全然覚えていません。なので極めて個人的な活動内容になります。

杜撰な記録になってしまい申し訳ないです。




さて、この脊振登攀合宿は木下君と森君が中心となり計画された初めての一年生主体の合宿でした。

夏合宿が不完全燃焼で終わってしまったので九月にみんなで活動できたのはとても嬉しかったです。

素敵な計画を発案してくれてありがとう!



この登攀合宿をするにあたって私は二つの目標を立てました。

 

・初のリード成功!

・初の10b(トップロープ)成功!

 

先に言ってしまうと二つとも達成しました。嬉しい!

様々な知識、経験を得た充実した三日間でした。とても楽しかったです。

以下に一日ごとの行動を記します。



・9/27 見晴らし岩(+米澤先生、山﨑さん)

集合に少しのトラブルが発生したものの、他メンバーの機転の効いたルート変更により若干?の遅れで済む。木下くん流石だなあ。

 

米澤先生の登攀を初めて拝見し衝撃を受けるとともに、直接様々なご助言をいただきました。特に三点支持とスメアリングについて。主岩壁のルート1(5.10a)では、終了点一つ手前のテラスからの一歩目を左足でスメアリングするように地上から何度もお声がけいただいたのですが、何度か挑戦したのち諦めて右足でカチを踏んで登っちゃいました。できる気がしなかったです…技術不足はもちろんありますが、私の足首は人よりも固い気がしました。柔軟をしていきたいと思いました。(2025.1時点ここ最近全く柔軟運動というものをしていない)

 

主岩壁のルート5(5.10b)に挑戦。何度もテンションをかけてもらいました。具体的にどこがどのように難しかったのは忘れちゃいました。一本目のボルト周辺のホールドがまばらで使い方が難しく一番時間をかけたような…?なんとか登り切ったもののこれは登れたと言っていいのかな…また挑戦したいです。

 

夜はのんびり夕食を作って食べてのんびりみんなで雑談して就寝しました。普段の合宿からは考えられない夜の過ごし方で新鮮でした。



・9/28 見晴らし岩(+米澤先生、菅野さん)

米澤先生とマルチ練習をしました。初のマルチのリードです。米澤先生からノウハウを教えていただきいざ挑戦。無事成功。今後の活動でまたマルチのリードをやりたいなあ。そのためにはもっと安定感のある登攀ができるようにならないといけないなあ。

話が逸れますが、ザイルの流れが悪く、ザイルの回収が本当に大変でした…十数人相手に綱引きをしてる気分。米澤先生を長時間待たせるわけにいかないので必死にザイルを引きました(それでも長時間待たせてしまったのですが)。間違いなくこの合宿で肉体的にも精神的にも一番しんどかったです。背筋がとても鍛えられた。

 

リードにも挑戦。右岩壁の小ハング右(5.7)と中間フェイス(5.8)、左岩壁のボーダークラック(5.7)完登。とっても怖かったです。普段自分はザイルありきの動きばかりしていることを思い知らされました。ただ、怖い思いをした分完登した時の喜びは何物にも代えがたい!また一つクライミングの魅力を知ることができました。

 

この合宿で一番印象的だったのは、増崎くんのガッツ。マルチを終えた増崎君の手はそれはもう直視できないくらいボロボロだったのですが(ピカピカのどんぐりみたい)、その後甘いクラック(5.10a)に挑戦していてびっくりしました。増崎くんに痛覚はあるのかな。

その他のメンバーも合宿中ガッツを見せてました。どれだけ難しい状況でも簡単には諦めません。

山岳部の皆さんは全員根性がすごい。刺激になります。



・9/29 鬼ヶ鼻岩(+明坂さん、菅野さん)

この日は一昨日昨日と場所を変えて鬼ヶ鼻岩に行きました。鬼ヶ鼻はバンドが狭いうえに切れ落ちていて怖いですね。登攀していない時でも気が休まりません。

 

私はこの日一発目の登攀で右下岩壁の下部凹角(5.8)のリードに挑戦しました。しかし凹角を抜けるところで二度大胆に落下。もちろんヘルメットは被っていましたがまあまあ強めに頭を打ちました。これにより私の心は折れ、クライミング怖いやりたくないと弱気に。その後はものすごく簡単なルートを登るだけに留まりました。最終日がこんな感じだったので、個人的には合宿をやり切った感じがしなかったです。はい…日によってクライミングに対する意欲がまちまちなのもなんとかしたい。




下山後二日間嘔吐下痢めまい頭痛に苦しみました。合宿に参加した一年は全員程度に差はあれど体調を崩したそう。おそらく川の水をそのまま飲んだのが原因です。菌に負けない強い体が欲しいものです…

何度も飲んでたら耐性つくんじゃ?という能天気な考えが頭から離れませんが、

川の水は必ず!煮沸してから飲みましょう!!


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 年始の登り初めを日向神で  | トップ | 燃え滾る油山 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

合宿(岩登り)」カテゴリの最新記事