カリフォルニアにダラ・ヴァレと言うワイナリーが有ります。
そこに嫁いだ方が神戸出身の日本人Naokoさん。
そのお嬢さんの名前が「Maya」と言う事でその名前を冠した畑から取れた葡萄で作ったワインが「Maya」です。
私の娘も名前が摩耶と言う事で、結婚式の時にはこのワインを皆さんに飲んで頂こうと買い集め、セラーに保管して置いていたのですが、何せ年間400本ぐらいしか生産されないカルトワインだけに入手ルートも様々。
手元に届く迄の保存状態も解らず、コルクを抜いて見ないと結果が解らない為、結婚式で皆様に振舞うのは辞めました。
その結果、我が家のセラーにはDalla Valle Mayaが何本も眠っています。
このワインの素晴らしいところは、栓を抜いて直ぐ飲んだ味と、暫く時間をおいて空気とシェアした後の味がまるで別物と言う事。
正に眠れぬ森の美女を目覚めさせた感じです。
ちゃんと目覚めるまで待ってから楽しむ。
美味しくなる迄待つ間もこれまた楽しく、じっくりと時間を掛けて味わいたいワインです。
特に1992年のヴィンテージは、ワイン批評家で有名なかのロバート・パーカーが100点満点を付けて話題になった物です。
なかなか入手困難だし、価格も価格なので気軽に飲むワインでは無いですが、大事な日や記念日に是非味わって頂きたいワインです。
今回楽しませて貰ったのは2002年物でした。
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