今朝の朝刊の記事を見て愕然としました。
なんと1年半も前に姉歯設計士の耐震強度偽装を見抜いた設計士がいて、今回話題になっている民間検査機関のイーホームズとERIに対して警告をしていた事実があったようです。
おそらくこれらの調査機関は、「たかが建築士ごときが何を言うか」といった感じで気にも留めていなかったのではないかと思われます。
審査をする我々の方が書類を出してくる設計士より強い立場で偉い、とでも錯覚していたのかもしれません。
この1年半前の事件でも、工事会社が発注する資材の量が建物の規模に比べて極端に少ないことから疑問を感じ、調査した結果判ったようです。
今回もこれらに係わった人たちが図面のみを完全に信じきっていたとは考えにくいですね。
明日の生活が掛かっていると確かに判断が難しいかもしれませんが、有資格者たるものには「無理な仕事を断る勇気」が必要です。
私も含めて「資格」というものの重要性とその責務をあらためて再認識しないと、どこかでまた別の形の偽装や偽造なりの社会問題が発生する可能性は建築業界だけの問題ではありません。
なんと1年半も前に姉歯設計士の耐震強度偽装を見抜いた設計士がいて、今回話題になっている民間検査機関のイーホームズとERIに対して警告をしていた事実があったようです。
おそらくこれらの調査機関は、「たかが建築士ごときが何を言うか」といった感じで気にも留めていなかったのではないかと思われます。
審査をする我々の方が書類を出してくる設計士より強い立場で偉い、とでも錯覚していたのかもしれません。
この1年半前の事件でも、工事会社が発注する資材の量が建物の規模に比べて極端に少ないことから疑問を感じ、調査した結果判ったようです。
今回もこれらに係わった人たちが図面のみを完全に信じきっていたとは考えにくいですね。
明日の生活が掛かっていると確かに判断が難しいかもしれませんが、有資格者たるものには「無理な仕事を断る勇気」が必要です。
私も含めて「資格」というものの重要性とその責務をあらためて再認識しないと、どこかでまた別の形の偽装や偽造なりの社会問題が発生する可能性は建築業界だけの問題ではありません。
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