私の感じたこと

リロケーションを専業とするラビットホームズの岩崎和夫といいます。
私が日々感じたことなどを素直に本音で書き留めます。

営業マンの資格制度

2006年01月10日 | 海外不動産事情レポート(NY編)

ハードスケジュールの海外視察でしたが、さしたらトラブルも具合の悪くなる人も無く、天気にも恵まれて全ての日程が完了し昨晩帰国しました。撮りためた膨大な数の写真、ボイスレコーダーの記録、頂いて来た資料などを再度見直し、これから暫くの間は海外不動産事情レポート(NY編)として連載させていただきます。 初回の今日は不動産の資格についてお話しします。 アメリカで不動産に携わる為には必ず資格が無くてはなりません。日本では取引主任者の資格がなくても営業できますし、会社も5人に1人の取引主任者を置いていれば営業できます。アメリカでは全員がその資格を持つことが必要で、その資格なくして不動産営業は不可能です。写真のテキストを使用して45時間の講義を受け、講義完了の試験に合格しないと州のライセンスを貰う為の受験資格がもらえません。日本では受験申込みすれば誰でも受験できますが、アメリカでは一定の(45時間)講習と終了試験に合格したものしか受験が出来ないシステムになっています。写真のテキストはニューヨーク大学で実際に使用しているテキストでこれを使って45時間の講義が開催されます。 NY大学の購買部に寄って買ってきたのですが、電話帳のように厚くサイズはA4、かなり重いのでもって帰るのに苦労しました。当然のことながら全て英文ですので、英語の理解力が乏しいと話しになりません。「貴方もNYで資格を取りませんか?」と言われたのですが、英会話と英文理解力が無い私にとってはハードルが高過ぎますね。


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