街の不動産屋さん、”待ち”の経営から抜け出す

このタイトルは金丸信一という人が書いた本の題名です。
簡単に言ってしまうと、街の小さな不動産会社は顧客が入ってくるのをじっと待っている経営体質だったのが、インターネットを上手に利用することによって「待ち」、では無く「顧客を店へ誘導」する、という経営体質に変われる。
そういった内容のノウハウ本なのです。
インターネット関連のノウハウ本というと技術的なことが多く、読んでも理解できない。
「難しくて自分レベルでは出来そうもない」と感じるものが殆ど。
一部の技術力に長けた人のみが成功するようになっています。
この本はそういった類の技術・テクニック解説書では無く、使う側の人間の気構えと顧客の心理とをうまくマッチングさせる方法を説いた本なのです。
もっと簡単に説明すると、「仕事を始める前の心の準備をどうしたらいい？」を説明した本なのです。

私の家内にこの本を予備知識無しに読ませました。
何か感じるものがあったのかテレビもつけず黙々と読みふけり、読み終わってからの行動パターンが変わりました。
自ら積極的に行動するようになり、本人曰く「良く分からないけどやる気と元気が出てきた」そうです。
やはり人間というものは感情のある生き物ですから、内面から向上心が湧いてくると自分に自信が持て、自信が持てると積極的に行動しだすということでしょう。
素晴らしい好循環サイクルです。

実はこの本の著者「金丸信一氏」を明日開催される宅建練馬区支部の法定研修会に講師としてお招きしているのです。
この法定研修会は年に４回開催され、本部主催が２回、各支部の主催が２回となっています。
明日開催される研修会は支部主催になり、毎回約３００名前後の会員さんが聴講されます。
明日の研修会が終わり、「練馬の不動産会社はみんな元気がいいね」といわれるようになればいいのですが・・・・
最終的には各個人の気の持ちよう、努力次第ということでしょうか。
有意義な研修会が終わって、何日かはモチベーションを維持するのですが、暫くすると元の自分に戻ってしまう。
こんな経験は誰にでもあると思いますが、一旦下がっても「また上がるんだ」という気持ちが一番大事なのかもしれません。
何度も言いますが、「継続は力なり」です。

さてさて明日が楽しみです。