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私の感じたこと

リロケーションを専業とするラビットホームズの岩崎和夫といいます。
私が日々感じたことなどを素直に本音で書き留めます。

不動産ブローカー

2006年01月13日 | 海外不動産事情レポート(NY編)
日本で不動産ブローカーというと「裏に隠れて物件を動かしているちょっと怪しい無免許の不動産屋」というイメージが強く、この言葉を聴いたとたんに悪い奴と位置づけてしまう人がかなり多いと思います。
直訳すると仲介業者・周旋屋ということになりますが、アメリカではブローカーというと非常に社会的地位が高く、医者・弁護士と同等もしくはそれ以上の評価をされる憧れの三大職業なのです。

何でアメリカではブローカーの地位がそれほどまでに高いのでしょうか?
それはそこに行き着く過程と資格制度に理由があるのだと思います。

州によっても年齢制限や経験年数・試験問題数などが違いますが、NY州の場合はブローカーになる為には年齢が19才以上で、先日お話ししたセールスパーソンの資格を取得後、1年以上の実務経験を経ていることが最低条件となります。
そしてセールスパーソンと同じく45時間の講義(合計90時間)を受け、同じように州のブローカー資格試験に合格しないとブローカーにはなれません。

セールスパーソンは仕事をする際にライセンスをブローカーに置く必要があり、何処のブローカーにも属さずに独自で営業することは許されておりません。
つまり全てのセールスパーソンはブローカーの属さなくてはならない為、ブローカーにはセールスパーソンを監督する義務と何かあった際の監督責任も係ってきます。

次回はセールスパーソンとブローカーの係わりについてお話いたします。

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