マーチンのサドル交換は、5本目でほぼ満足のいくものになった。。
が、この材料はタスクと言われる人工象牙だった。
オリジナルのマーチンには牛骨サドルが標準で装着されていたが、ギターショップさんで調整していただいた際に削り過ぎてしまい、それきり帰ってきていない。
普通は返してくれるものかと思うがオイラも、請求しなかったので仕方あるまい。
まぁ、削り過ぎたサドルを持っていても使うこともないだろうし。。。
そんなことで気になっていたのは、現在のサドルの材質だ。
できるだけオリジナルに近い状態で、チューニングするとすれば、やはり、牛骨にこだわってみたい所だ。
サドルの理論もだいぶ勉強したし、価格的にも一切加工なしの状態なら、千円以下だ。
暇はたっぷりあるし。。。(笑)
そんなことで先々週、旭川の島村楽器さんで牛骨サドルを買い、先週から削りはじめた。
6本目となると慣れもあって、延べ2日、時間にして5時間程度で形になった。
いよいよマーチンに装着。
本日、ピック弾きをして音を確認した。
弦に接する面は、これまでと同じように削ったはずなのに、僅かな削り角度で音が引っ込んだり、ビビったりする。
んー、このあたりがサドル調整の難しさだし、楽しさでもあるんだなぁ。
そんなこんなで、本日を費やし、コンパウンド磨きをして最後の微調整を終えた。
シャラーン。。。。
いい感じだ。
これまでと、大きな違いはないのだか、タスクよりやや硬い音がする。
自然由来の材料なので、今はそれほどの違いはなくても、おそらく、月日が経つとギターに馴染んでくるのではないかと期待している。