予防接種

これだけ暖かいと
季節性のインフルエンザの予防接種のことなんて
頭の隅に追いやられている人が多いと思う。

新型も季節性も同じラインでワクチンを作っている。
ラインの能力およびワクチンの元となる卵の数は
限られており、
新型のワクチンをつくると季節性のワクチンが
つくれないという事態が発生している。

つまり市場は
季節性のワクチンの絶対量がない
ということなのである。
毎年、年末になると
「もうワクチンはありません」といっているが
それ以上に
数がないのだ

この話は、新型インフルエンザのワクチンを
つくろうとするときに
ニュースでやっていて覚えていた人も
多少はいると思う。


先日、歯医者にいった。
小さい子がたくさんいて、親が
「学級閉鎖になっちゃった」としゃべっている。
学級閉鎖になったら外出しちゃいけないんだろうが、
と内心思う。
で、親たちの会話を聞いていると
「いつもの予防接種どこでやる？
　予防接種やりにいって、
　新型を拾うのもいやだし」といっていた。
それはごもっともな話。
「それでね、●●先生とこは
　『予約閉め切りました』って
　言っているんだって。」
「え。じゃあ、どこにいけば打てるの？」


今年は「ワクチンをこれだけ」と発注かけても
全量はいってくる見込みがないそうだ。
小児科の場合、
「予防接種の時間帯」が予約制で
設けられているケースが多い。
よって、この予約で
入荷確定した分を全部さばいてしまった
ということだと思う。


母が内科に予防接種の予約ができるかと
電話で聞いたところ、
「２年以内に受診したことがあるか」
と聞かれたそうだ。
そして、年齢を聞かれて、
市からの補助がある年齢であることを伝えると
「予約はとっていません。
　市からの通知がきたらできるだけ早くきてください。
　一日に受ける数も、
　打てる期間もかぎられていますから」といわれたとか。
つまり、初診には打たないってことであり、
在庫も限られているということ。
少ないワクチンを、
いつも受診してくれる患者に
優先に接種を行いたいということなのだ。

内科もインフルエンザの人と
ワクチンが不足しているという情報で
予防接種に来る人ですごい混んでいて、
診察時間を前倒し、延長して対応しているそうだ
内科も感染対策に、予防接種の時間を設けてほしい。

ブログを読んだみなさん、
透析患者は病院がすでに確保すみとは思いますが、
ご家族分の心配をしてください！！！