秋のお彼岸に咲くから彼岸花。
今年は酷暑のため、開花が遅れたようです。
この彼岸花、子供のころ、
「彼岸花はお墓に咲くから縁起が悪いんだよ」と
お友達から教わりました。
しかし。。。
お墓に咲いている彼岸花ってみたことがない。
お友達の家のお墓はどこにあったのかな。。。
実際は、遺体を土葬した時代、
遺体を動物に掘り返されないために植えたものらしい。
彼岸花の根に毒があるから、その毒を動物は嫌う。
きっとその子はお年寄りの話をそのまま話したんだろうね。
さて、彼岸花(別名:曼珠沙華)の花言葉を知っていますか。
「情熱」「悲しい思い出」「独立」「再会」「あきらめ」
「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」
昔、山口百恵さんが、『曼珠沙華』という曲を歌っていて、
とても情熱的な歌なんですよね。
「情熱」からきていると思うのですが。。。
確かに、赤の花は情熱的に思えます。
平均して花言葉は、一つの花言葉だけを取り上げるのでなく、
全体的な意味を考慮する必要があると思います。
「想うはあなた一人」
これをあなただけ一途に思いますと告白の言葉につかっちゃいけません。
他の意味は、この世での別れを示しています。
「もう会えない悲しみ、あきらめ。
来世での再会。来世で会うまであなたを愛し続けます。」ですね。
よって、山口百恵さんの歌に感化されても
赤い花に刺激されても
告白に「想うはあなた一人」という花言葉を使ってはいけません。
どうも彼岸花のイメージからいやーな予感がしてスルーしたことがあるら族です。