ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

信書

2023-02-21 22:08:55 | 仕事のこと

信書とは

「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、

又は事実を通知する文書」と定義されている。

 

何年か前に

信書は郵便局でしか扱えないことで

ヤマト運輸が利権独占として

どこかを訴えて敗訴した

記憶がある。

 

その程度のことで、

自分には関係ないやと思っていると

突然降ってくる。

 

 

会社の朝礼で

「契約書などの個人情報に係る書類を

 宅急便(宅配便)で送付した営業がいて

 お客様より

 『そういうことをする会社が信用できない』

 とお申し入れがあり、契約が延期になった。

 今後、契約書等は郵便を使うこと。

 封筒に入らない厚い契約書等は

 佐川急便の信書便を使うこと。

 信書は何に当たるかは

 メールで送ったから資料を読むこと。

 わからないときは総務省へ聞くこと」

と。。

 

その客、郵便局員じゃないの???

と一瞬思ってしまったが、

これは

信書を規定の送付方法以外で送付すると

郵便法第76条違反

だからね。。。。

違反は違反です。

 

 

請求書、領収書はわかりやすけれど、

「〇〇地区のみなさんへ」という始まりの

ちらしであれば

特定の人にならないからセーフ。

これをわざわざ手書き等で個人名を書いたらアウト。

そういえば、個人名を書くパターンは

郵便にいつのまにか限定されていた。

 

その営業がなんで宅急便をつかったかは

わからないけれど。

「明日には書類が欲しい」といわれれば

宅急便で発送することもあり得る。

郵便の場合は翌日配達はなくなったし、

土曜日の配達もない、

書類が届くまで一週間近くかかる。。

 

最近、宅急便にすがることが多くなった。

 

急ぎの契約書と覚書しかも厚い。

相手先は電子契約、

しかしその関連は紙の契約書で、

関連会社に配ってねと

宅急便で送った。。。

ぎりぎりセーフのライン。。。。

 

 

ホント、郵便って

遅いから不便。

 

なのにまた値上がりしそうで。。

 

信書やっているからと

勘違いしているような気がする。

 

そのうちにすべて電子化してしまい

信書が限りなく少なくなり

郵便事業が赤字になる日も遠くない。

 

もっと早い配達方法を考えてほしい。

 

 

そうそう、3年ぐらい前に

年末に郵便局に会社のおつかいで

はがき50枚を買いに行った。

すると、郵便局員が

「喪中はがきもありますよ」

と聞いていた。

大量のはがき=喪中はがき

という構図か。

郵便局員が葉書文化を否定するようじゃ、

郵便局の先はない。

 

一世を風靡した絵手紙も

存在が薄くなっていき。。

あたらしい手紙・葉書文化を

企画提案しないと、

信書頼みの郵便局は潰れる。。。

コメント
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