20代の頃、ポツポツと病気が出てくることがあり、
仕事を退職し、病院通いの時期がありました。
喘息になったかと思えば、朝起きたら、耳の聞こえがおかしくなり、低音が聞き取れなくなったこともありました。
耳鼻科へ行くと、「突発性難聴」と診断され、一カ月の自宅療養の診断書を書かれました。
「休まないと耳の聞こえが戻らないかもしれないから、とにかく休みなさい」
とのこと。
失業保険を受け取りながら、病院通いの日々。
私は自分が無能で価値がない人間だと、自己否定にはまりました。
そんな頃、本のなかで「仮面うつ病」という言葉に出会います。