0=∞=1
ノ・ジェス Noh Jesu
きこ書房
私の人生の分岐点は
4歳のころに祖母が自らの意志でこの世を去ったこと
中学1年生のころに、母が鬱病を患ったこと
大学卒業後にイギリスへボランティアに行き、たくさんの高齢の方々の死を看取り、別れを経験したこと
そして、30歳の時に
ノ・ジェス氏の数式0=∞=1に出会ったことです。
論理が弱く、感覚が大切だった私は
この数式にひきつけられながらも
心と頭で納得をするのに、かなりの時間を要しました。
15年の月日が流れた今もなお、つたない、ガンコな頭で勉強中です。
0=∞=1の数式を、どう私なりに表現するのか。
生活や現実に応用できる文章を書くことが
私のこれからのチャレンジです。
今日は長文になりますm(__)m。
私は
「なぜ人は死ななければいけないの?」
いう疑問が、いつも心の真ん中ににある、やっかいなこどもでした。
大好きだった祖母が、突然目の前から消えてしまい、仕方がなかったのかもしれません。
「人は遅かれ、はやかれ死ぬ」
そう考えると
結婚をすることも、仕事をすることも無意味に思えました。
20代後半になると
朝起きてご飯を食べることすら、しんどくなりました。
「まぁ、いっか」風なことばかりを言う、能天気な人が嫌いでしたし、
(おそらく今の私です、、。
母との会話のなかで、日常で、ふと、鈍感な自分に出会います。
修業がまだまだ足りません)
心が細かくなり過ぎて、
友人との会話でも、
ふとした瞬間の友人からの一言に傷ついてしまう時がありました。
私の脳はしあわせになるにはほど遠く
考え方に、思い方にいつも脳が支配されていました。
様々な本を読みましたが、あれこれ追求しても
ハッキリとした答えがありませんでした。
あいまいなことや、何かを信じることでは、
私みたいなあまのじゃくな人間はダメでした。
わたしたちが普段、「ある」と思っている客体、つまり多様な存在は、
その本質をトコトンまで追求していったとき、科学的に見ても、
じつは「ない」世界まで出て行ってしまう、ということです。
P.89
宇宙のなかのすべての存在と
エネルギーをほどいてしまえば、
あなたはじつは存在していない。
宇宙の外、宇宙のないところまでほどけてしまう。
紛れもなく、それがあなたのいちばん深いところに隠れています。
p.86
とあるように。
人間もりんごも、存在を細かくわけて分子、素粒子でみていく研究が
世界各国ですすめられていますが
理論物理の最先端では、形あるものをどんどん細かく分けていくと
振動するひものエネルギーだと言われています。
私達は存在ではなく
振動するひものエネルギーの集まり。
ひも?
ひもって、しかも振動って
目には見えない
小さな小さな虫みたいのが、あちこちで動いてやしませんか?
それなのに、私たちの目には止まってみえます。
地球は自転しているのに、地球で暮らす私たちの目には
世界は止まってみえる。
この世は、脳は、なんとも?ですね。
太陽がのぼるから私たちは生きることができるのに
自分と太陽は分離されたものでしたし
地球で生まれたにもかかわらず、私には地球は他人事でした。
自分とは分けてとらえてしまうのです。
農家の方が大事に育てたお米ができるまでの工程や
そのお米を食べることの奇跡をイメージする心はマヒし、死んでいる。
そんな人間でした。
心がイキイキと躍動しないのです。
新型コロナウイルスは、人と人とのつながりの間を
人の飛沫により人へ感染
はるか国境を越えて
アメーバのように人間に侵入し、
すごいスピードで人の命を奪うウイルスに感じます。
都内に実家がありますし、母は昨年肺がんの手術をしました。
志村けんさんの報道で、
さらに不安になりそうな心を断ち切るべく
昨日は娘と走り続けました。
→娘はチャリンコ🚴♀️‼️
アルコール消毒のシュッシュが、
飛沫感染を防ぐマスクが命を救います。
そんな時代だからこそ、
宇宙空間のなかに存在するすべてのもの、時間も空間も含めて
固定しているものはないと言い切るノ・ジェス氏の本。
おすすめの1冊です。
人間とはなにか
がわからないまま
生きることは、私には最終的には苦しみでしかないと思います。
よし
今日は仕事にでかけます!
みなさま、良い一日を
長文失礼いたしました。
ありがとうございました