先日、家族で鬼滅の刃の映画を観に行きました。
アニメにあまりふれることのない私も、登場人物のそれぞれの生き方に想いが動かされ
最後の15分は涙腺が崩壊しました
自分の命にかえても、多くの人を助けようという心。
ラストで膝をついて亡くなった
煉獄杏寿郎さんの生き方に憧れました。
映画を観終わり、フードコートでお茶を飲もうということになりました。
主人が飲み物を買ってきてくれるのを、娘とふたりで待っていると
すぐ隣に10代か20代とおぼしき女の子がふたり座ってきました。
そのとき、娘は誕生日に私の姉に買ってもらった「鬼滅の刃」の登場人物の
「かまどねずこ」の衣装を身につけていました。
いわゆる「コスプレ」です。
女の子のひとりが
「鬼滅の刃はクソだよね。しかも、子供にコスプレとかして、お金をつかう親ほどバカとしか思えない」
と、かなり大きな声ではじまりました。
そこからは、きくにも耐え兼ねる、ネガティフなディスリの数々。
鬼滅の刃はとにかくふざけてる。とにかくクソだと。
私は、
「ん?」
「喧嘩売られてるのかな? 直接言えばいいのに」
と一瞬思いましたが、その時偶然なのか、何なのか。
締め切り間近の仕事に没頭していました。
娘も、映画を観た後のグッズのシールに夢中になっていました。
私はすぐ近くにいる彼女たちの方を見ないようにし、とにかく仕事に没頭しました。
軽食を購入したダンナさんが席に戻ってきました。
彼女たちの声のトーンは急に小さくなり、すぐに席をたちました。
最初は心がザワザワしましたが。
もう私もよい歳です。
売られたケンカ(笑)に、心を揺さぶられないようにしました。
最後に残った気持ちは、今の10代20代の方は、生きていくのが大変になっているのかもしれない、という想いでした。
わざわざ大きな声で、隣にいる私たちに向かって聞こえるように悪口を言うという行為は、なかなか陰湿です!
ジメジメ感がすごいのですが、かと言って直接目を見て言われるわけではなく
でも、すごく大きな声で聞こえるように話をしています。
ちょっと耳をすましてみると、
あいづちを入れている、もう一人の女の子は、ただ話を合わせている感じでした。
なんとなく、共感する気持ちもわいてきました。
楽しいことがあまりなかったり、心にたまったものを、ガス抜きというか、発散できない時
そのエネルギーは、外へ向かうか。
内にこもるか。
いじめが増えているとニュースで時々みかけますが、令和のいじめは露骨なのかもしれません。
ダンナさんに事の顛末をはなすと。
「ラコルは顔はソフトだから、か弱く見られたんじゃないの。実際の中身と本質を知ったら、猛獣のトラだから、そんなこと言えないよなぁ」
とのことでした(笑)
なんだとーーーっ!
あたってますけどね(笑)
煉獄杏寿郎さんのように、強くありたい。
友人に会いに長野へほんのちょっぴりドライブがてら行ってきました。
たった一時間の再会でしたが、楽しいひと時を過ごしました!
景色のきれいな場所でパチリ