母が椅子から落ち、転倒した時刻は17時半でした。
姉がすぐに救急車を呼んでくれましたが
希望の病院には受け入れてもらえませんでした。
「倒れたり、急病など、何かあった時には、かかりつけの病院があると良い」
という話をよく聞きますが、コロナ禍、そんな状況ではありませんでした。
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後日、母は転院するのですが、
転院場所を探して、あちこちの病院へ直接電話をかける度に言われたことがあります。
「このコロナ禍、待たずにすぐに病院へ入院できたことがまずラッキーです」
と。
絶望的な気持ちに何度もなりました。
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なぜ転院を希望したかというと、救急車で病院へ運ばれてから手術日までが
10日間も待たなければならなかったからです。
手術待ちです。
コロナ禍ではなく、オペ室があいていれば、おおよそ5日以内には手術をしてくれるような骨折です。
今の医学では、48時間以内の手術を推奨している病院も見つけました。
満床と断られましたが、とても親身に話を聞いてくださり、胸がいっぱいになりました。
↓
武蔵野徳洲会病院大腿骨骨折治療センター
今、多くの病院は、救急の受け入れを減らし、手術を縮小し
コロナ対応に追われているのが、関東近辺の病院の現状とわかりました。
誰のせいでもありません。
でも、焦りが日々襲ってきました。
通常、大腿骨頸部骨折をすると、自力で動くことができません。
車いすでトイレへ連れて行っていただく程度の移動は可能としても
ほぼ10日間ベッドの上で過ごすことになります。
70代の母の筋力が日に日に落ちることは、目に見えていました。
さらに鬱病をわずらってきた母にとって、救急車で運ばれた病院の雰囲気が
どうも合わなかったようです。
「我慢するから大丈夫」
と言うのですが、絶対に転院させてあげなければ、と思いました。
私と姉は、様々な友人、知人をあたり、徹夜で病院を探しました。
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光は、なんと母の弟さんの奥様が教えてくださった病院でした。
救急で運ばれた病院の相談員さんが連絡をとってくださり、
偶然にも!
オペにキャンセルが出たとのことで、1日ですが手術もはやまりました。
病院の対応に、母もすごく安心感があるようで、元気にしています。
髪をカットし、近々黒くそめてもらうんだとか![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/panda_1.gif)
無事に手術も終え、翌日からリハビリがはじまり
今日も、歩行器を使ってスタスタ歩いております。
今回のことで痛感したことは、コロナが収束するまで、
怪我をするようなことがないようにすること。
(コロナ禍でなくても!ですね)
病気をわずらうことがないように
毎日の生活習慣、食事、睡眠など、自分でできることはし
健康でいることだな、と痛感しました。
万が一のことが起きた場合は、絶対にあきらめないこと![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/light.gif)
そんなふうに思いました。
BENI - 粉雪