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どシリアスなマヌケの日常

毎日毎日、ストーリー漫画を描き、残りは妄想.,いや構想の日々の日記。

答え

2021-11-24 10:13:00 | 日記
東京遠征中、「Double Life」の後半の進め方を考えていた。問題はラストシーンの心理状態。
元々、このマンガの大きすぎるテーマの答えを持っているのは圭。全キャラクターの中で1番覇気がなく才能にも乏しく人柄が良過ぎて他人に利用される。30になってもすぐ泣くし。。。でも、あえて、このキャラクターにラストのキーを持たせたのには私のこだわりがある。
持たざる者だけが理解できる、知っているものがある。

学問としての哲学、実際の人生。
この作品の中で

この融合ができる人物は圭しかいない。


お互いに助けを求め合ってる。2人とも精神の闇に生きている。最初に圭が具体的にお願いをするが珠莉愛は首を縦に振らない。
次のセリフで圭が、この作品のテーマといえるセリフを言う。彼女は10年以上前に終わったおじさん達とのくらしを思い出す。その瞬間に彼女は、ずっとわからなかった「人生の謎」に一つの答えを見出す。

今日は前半部分最後のネームやります。
喧嘩ばかりしてる駿と珠莉愛を見かねて、健吾が駿の方に注意します。
「女は嘘つきだからな。噛み付いてくるアイツのアレが本心だと思うな。」次のカットで駿は珠莉愛の本当の気持ちを知ります。前半はこれで終わり。後半は東京大学の学生になっている珠莉愛。「天才の変人」と距離を置かれています。本人はお友達を作りに来たんじゃないと1人で好きなように学び考えサークルにも入らず、授業が終わったら、すぐ家に帰ります。