□いろいろノート□

思うことをいろいろと。
+工作+SB+消しゴムはんこ+ソーインング+カービング+釣り+それからそれから…

川上澄生美術館

2013年03月20日 | その他
お友達に以前紹介されて、一度は行ってみようと思っていた美術館に行ってきました。


昨日の強風+煙霧とは打って変わって、すっきり青空!最高気温25℃の夏日を記録した今日。
この青空とこの素敵な建物、隣には黒川が流れていました。
も~春のお散歩日和♪(暑すぎかもだけど)

2階入り口のシャンデリアの暖簾から始まって、木版画の力強くて温かみのある黒い線と朱色・水色・藍色などなんとも言えない彩色がとっても素敵でした。
そして入館料300円!!

作品の中でとっても惹かれたのがトラムプ。
52枚のカードそれぞれ魅力的で、心を奪われました。

1階に戻るとなんとそれが買えるではありませんか!

2種類あって、両方は買えないので、悩みに悩んでこちらを選択。


『クラブ』は日本的。
『スペイド』は支那的。
『ハート』は南蛮的。
『ダイヤ』は近東的。
一はそれぞれ代表的なもの。二は建物。三は鳥。四は虫。五は花。六は樹木。七は魚。八は動物。九は器物。十は船。
ジョーカーは『福助』

ね、魅力的でしょ。

そして

包装袋にはふくろう。
レシートにも、これは川上澄生自画像なのかな?

細部に渡り素敵でした。


そしてお隣の文化活動交流館で、第19回 鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞の受賞作品が展示されていました。
いったいどんなふうに刷っているんだろう?
どんな版木なんだろう?
想像もつかないような作品でいっぱいでした。

20歳前後の学生時代、墨彩画と木版クラブだったこともあり、消しゴムはんこも版画も好きです。
だからとても興味深かったです。

そしてさらに、交流館の中にある郷土資料展示室も覗いてみました。
屋台と呼ばれる山車が2台展示されていました。
すると係員さんが来てくれて、丁寧に説明をしてくれました。
重要無形民俗文化財「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」に繰り出される彫刻屋台でした。
山車といえば栃木市が有名で、1度お祭りに行ったことがあるのですが、鹿沼市も素敵な屋台の歴史をもっていたんですね。
10月の第2週の土日にお祭りがあり、土曜日には今宮神社に20台以上の彫刻屋台が集まるとのことなので、無形民俗文化を見に行ってみたいと思いました。

さらに奥の展示室には、縄文・弥生時代の土器や鹿沼市特産の『麻』の展示がありました。
麻ってあんなに背が高いとは知らなかった。
栽培・利用・信仰などの面からいろいろ解説してもらい、なんだかとっても充実した時間を過ごすことが出来ました。

たまには美術館や博物館、子供抜きでお一人様っていいかも。病み付きになりそう♪


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と、美術館に行く前に、先日のリベンジで視覚障害者福祉協会に行ってきました。
今回は最初に電話をして用件を伝え、相手の感触をつかんでから出陣しました。
電話の時点で好感触。
実物を見てくださいとおっしゃってくださったので、善は急げですぐに出かけました。
そしてたくさんのモノを見せて触らせてもらいました。


これまでの経緯をお話しして、ど素人の私でもできそうなことのアドバイスを頂きました。
手作り模型を使うことも大丈夫だと言ってもらえました。
ほんとは5月から始まる点字ボランティア養成講座に参加できるとよかったんだけど
開催日と私の出勤日が重なっているため、福祉協会主催の講座は参加不可能・・・残念。

まだ他に、超えなくてはいけない壁があるんだけど、気持ちが軽くなったので、なんとか頑張れそうな気がしてきました。