山王アニマルクリニック

日々の診療、いろんな本や音楽などについて思い巡らしながら、潤いと温もりのバランスを取ってゆこうと思います。

あん

2017-05-01 19:29:37 | 瑞々しき モヤモヤ?
あん DVD スタンダード・エディション
 
ポニーキャニオン

映画をほとんど見ないし、全然くわしくない私ですが、ちょっとずつでも見たいな~という気持ちはあるのです。

この作品については全く知らず、人の名前かいな?というレベルでの鑑賞でした――時々耳にする河瀬直美さんの作品がなんとなく気になったものですから。

原作は、ドリアン助川(明川哲也)さんの小説なのですね(未読)。

([と]1-2)あん (ポプラ文庫)
ドリアン助川
ポプラ社

ドリアンさんのことは、何をされている方なのか知りませんでしたが、なぜか聞いたことがある名前!

どうやら一言で表現できないユニークな方のようですが、様々な活動の中で人々の悩みに寄り添う姿勢が感じられます。

ドリアンさんは、転職サイトで悩み相談もやっていたのですね。悩みや大変なことのない仕事なんて仕事と言えるのか?と心の成長にしたがって自覚するものです……が、いつも現実はそんな自覚をも飛び越えながら進んでいます。

悩みの渦中にいると、とにかくその苦しさで頭がいっぱいになってしまいます。だから、現時点では成功し、苦難を乗り越えているように見える人(上記のごとく見えるだけなんですけどね)の悩み相談など、全く響かなかったりします。

でも、同じように悩み、もがき苦しんできた人ほど、「人の話をよく聞いて、もっと早く気づいておけばよかった…」という後戻りできない悔いがあったり、「どう伝えれば、かつての自分でも理解できただろう?」と頭を悩ませていたりするのかもしれません→ttps://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/tetsuya/309

 

 

さて映画『あん』についてですが、アンコのことだったんですね。

感染力がとても弱いにもかかわらず、見た目の変貌が激しいため差別されてきたハンセン病患者がからんだ物語です。

四季の移り変わりを感じさせる映像の中、樹木希林さんがとてもいい味を出してます。

偶然ながら、やはり『あん』でいい味を出していた永瀬正敏さんと再び映画を撮っていたんですね!――5月27日から公開のようで、これもすごく楽しみです→http://hikari-movie.com/

まあ、くわしい内容は見ていただくとして(以下はネタばれ感ありなので、見てない人は見てからの方がいいかも?)……

この作品を見て思い出したのが、巣鴨みずのの塩大福(http://www.shiodaifuku.co.jp/)!!

私は、こしあんの方が好きなのですが、ここのあんは、こしあんとつぶあんの中間くらいな感じで、とにかく塩味と甘味のバランスが絶妙なのです!!

いろんな意味で白でもなく黒でもない、一個130円ほどで買える、高級菓子では決して得られない幸せですよ!!

お取り寄せもできるようですが、この店に行ったらタンメンと塩大福を味わうのがオススメ(タイミングにもよるのかもしれませんが、店頭で買った方が餅部分が柔らかく美味)!!

そごう千葉店にて土曜日だけ販売しています――なぜ私がほぼ行けない土曜日なんだ?)

無病息災を祈るとげぬき地蔵への参拝ついでに、ぜひどうぞ!!


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