60代 スッキリ行こう🐦

還暦過ぎた!
これからも、心の向くままケセラセラ。

最近の読書と 日本いけのめだか論

2010-06-07 15:53:34 | 本、映画、音楽、アート、手作り 他
時々孫っちが電話かけてくる。
半分以上何言ってるか、わからない。
ところどころわかる・・という感じだ。
最近は官舎のお友達と行き来して遊びまくっているらしい。
妹っちは、一人離れ部屋でガーガー寝てるとのこと。

平和でよろしい!

私はというと、今のところプータローだ。
本格的に探そうにも、ちょっとした仕事でも倍率がすさまじく
若い人が優先になる。
そら、若い人に働いてもらわんとねえ。
と妙に納得してるのであかんわなあ。
本格的に働くのはしんどいってこともある。
余裕もないのになあ。。。

最近は、生き方を探る読書も大詰めに近づいてきつつある。
思えば、遠藤周作、五木寛之、曽野綾子なんかで、キリスト教や仏教の片鱗を知り、世界史に突入し、ユダヤの本、最近の日本辺境論、各県の県民性、果てはトルストイまで行き着いた。
最近のお気に入りは、「なだいなだ」さんの民族や宗教の心理学的意味だ。
集団や時代の空気って、知らず知らず狂気に染まってる時があるのねえ。
みんなそうだからなんて言ってるうちに
一人一人の大切なものが全部破壊されていく。。
今も正体のわからない不安という狂気に覆われているなあ。
景気回復なんて簡単な言葉では済まない問題が寄り合わされている。

次の時代を読むなんてことはできそうもないけど、
人間が生きるってことは、歴史上どうだったのかなあ、他の国ではどうだったのかなあ。
って、興味は尽きないのだ。
気分的に切実だとも言える。

仕事に夢中で四十代を過ごし、
五十代の初めで、多いに迷って、
知らないことを知るってことの大切さを実感!
私は、知らないことを知るってことが大好きだあ!!

子育てほぼ終了、孫産みのお世話、別れて育った父の特別な死
そんなこんなの一年にふさわしい激動の読書体験です!

人は長い歴史の中で少なくとも、初めて自由と平等の名に一番近い時代にいる。
こんな状態でも、過去のどの時代よりはましなのだ。
とりあえず、階級制度や差別はいけないってことになってるのだから。

日本は、いつも世界の主流ではなく、
ちょっと神経質すぎるきらいがあるけど、
世界の中では、いろんな意味で、まちがいなく稀有な国だと思えてきた。
不思議で無邪気なおこちゃまの国だ。
それで、何とか生き延びている。
かかってこんか~い!と言ってる、「いけのめだか」 みたいなもんだ。。
かわいいやんか。。(吉本新喜劇知らない人はすみません)

私は、集団の中での思考停止が大嫌い。
既得権にすりよる抵抗勢力がうっとおしい。。

一匹狼でも、孤独でも
自分の頭で考えることをやめられない。
身びいき意識も趣味ではない。
これはDNAだから、どうしようもないのです。

何か新しいことに期待したい時は、
とにもかくにも、今までの常識を疑って
無理だと思う気持ちをとっぱらっていく
自分の中での作業が大事だなあ。
本当に、今まで見たことのない、聞いたことのないことが

次の時代の常識になってこそ人類の進歩と言えるでしょうね。




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