今日、阪神淡路大震災から17年。
朝の番組でその時、弟や娘を亡くされた方の話を聞いた。
助けられなかったことで自分を責めて、
つらさから、そのことから目をそむけていた期間が
お二人とも十年・・・・とのこと。
長い時間が必要だったんだ。
そして、十年過ぎた頃、ちょっとした事がきっかけで
肯定する気持ちが出てくる。
人の気持ちというのは、
それくらい深く柔らかいものなんだ・・・と痛感した。
あの年、震災のショック後の三月、仙台に来た私。
あれから17年。
子育てと仕事に追われた17年だった。
そしてまた大きな震災があって、もっとたくさんの人が亡くなった。
まだ誰も、このことに正面から向き合うことができる訳がない。
そして、向き合えた頃に、
次の震災は必ずどこかにやってくる。
21世紀は災害の世紀・・と、どこかで読んだ。
そうなのかもしれない・・と思う。
災害で人が死なない国に日本がなればいいのに・・と心から思う。
阪神淡路大震災で亡くなった方々のご冥福を心から祈ります。