作家の宮尾登美子さんが昨年末に亡くなられたという。
この方のことが気になりながら、その作品を一冊も読んだことがない。
大河ドラマの「篤姫」も、最初だけですぐに見なくなった。
女が生きにくい時代に、真正面から女の生き方を書いてこられた作家さんだという印象で、
その事が、私にはちょっとしんどくて、今まで読む余裕がなかった気がする。
今もまだ、そういう風潮があるけれど・・
昔の女性の地位は、男性から自由になれず、
恐ろしく低いもので・・・。
そういう話を聞くと、私はなんだか、怒り心頭に達してしまう傾向にあるからだ。。
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でも、今なら読める気がして、
四部作・・・「櫂」「春燈」「朱夏」「仁淀川」の中古本(
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アマゾンで注文した。
88歳で亡くなられたのかあ。
私は、作家の佐藤愛子さん(91歳)、画家の堀文子さん(96歳)など、
戦争をはさんだ苦難の時代を生き抜いて、一人になっても、高齢になっても、
現役で尚、どこまでも自由闊達で、明るくユーモアに溢れ、とても強い
こういう女性達が、とても好きで尊敬している。
今のような時代では得られない、貴重な宝がそこにある気がして。。
そういう方々が亡くなっていかれるのは、とても寂しい。。
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宮尾登美子・・・四部作。
読み切るのは大変なことかもしれないけど、
今からとても楽しみだ!!
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宮尾登美子さんのご冥福を心からお祈りいたします。
(宮尾さんのお写真は、ネットからお借りしました。
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