親子ほど年齢差がある、おしどり夫婦の離婚騒動で、
セクハラ、パワハラの上にモラハラが厳しく言われる時代に、やっとなってきた。
そんなに厳しく言わんでも。。と言う人は、自分が知らない間に加害者になってるかもしれない人だと言える。
私が44歳で、その頃東北紅一点の営業で入った会社では、
パワハラは日常茶飯事。
会議の上でも威圧的。
とにかく、数字いちばん。果てない数字地獄。その上、膨大な仕事に、
うまく対処できなければ、たちまち罵声が飛ぶ。
金融機関だけど、おそらく今もあまり変わらないんじゃないかと思われる。
個人的には、ハラスメントさせない私だったけど、
そんな風潮が嫌で嫌で
時にはケンカも辞さず異議を唱えられたのは女だったから。
それでも「仕方ないだろ」と、
強気に弱く、弱気に強い中間管理職ばっかりだった。
私は六年半しか勤められなかったけど、
特に男同士のパワハラがひどく、
辞めた人、辞めさされた人、失踪した人、休職した人いとまなく、
転勤族の賢い男は、サラリーマンだから仕方ないでしょ。。とひたすら黙って耐えていた。
ここは戦場だと言った上司の顔を今でも忘れない。
パワハラ、モラハラは
日本の軍隊から引き続きのお家芸のようなもので、
名だたる大企業も、いざとなれば中身はあまり変わらないんじゃないかと思うが、
今は変わってきただろうか。。
私はこれを無くさなければならないと、心から思っている。
強いものが生き残るのは、自然の原理だけど、それでは大きな脳を持った人間の存在意味はないんだから。
組織の中での孤軍奮闘は難しいけど、
時代はやっと、ハラスメントを許さなくなってきた。
仕事のパワハラは、家庭のモラハラにつながり、人権意識の低い国に成り下がっているのが、日本なのかも。
家庭でも、仕事でも
主張する事は、日本を良くする為にも、とても大事な事だと思う。
変な事言っても、間違っててもかまわない。本当の正解なんてないんだから。
威圧的なもの、問答無用なものには
負けない。許さない。
どんな人も大切にされなければならないと言う
視点を社会全体が持たなければならないのだ。
自分を守るには、まず一人一人がそんな貧しい価値観から離れて、
本当の自分をいたわる事からしか変わらないのかもしれないなあ。。
(≧∇≦)