健汰の今日の授業・・・クレオール語とピジン語の違いについての英文の授業を終え、ベランダでタバコを吸ってると、顔を出したのが泰紀(浪人)。「先生、立命館受かりました」 「これであとは三重大学やな」 「いやあ、三重を受かっても立命館にしようかなと・・・」 「受かってから言えよ」
そして最も浪人に向いてなかった浩喜(津西3年)からは電話、「先生、全部見てないんですけど、南山の経済は受かりました」 「全部ってどういうことよ」 「後はアカンやろなって思って・・・経済だけが良かったんですよ」 「まあ、最も浪人に向いてないオマエや、ほんまに良かったよ」 「25日頃に机の掃除に行きます。
今年の現役はシングルヒッターがほとんどだった。唯一名古屋大学で勝負しようと目論んでいた美羽(津3年)は、京都の御所の同志社を見てしまったために同志社に恋い焦がれ、同志社に推薦勝負の後に合格。そして最大の危険牌だった羽優(津東3年)は金城で落ち着く。浩喜は本命だった南山に合格。
浪人は百音が関西を攻略、まだ本命の明治と中央の発表はない。泰紀も近畿を残しているが、後は国公立に臨むだけだ。
私立大学の悲喜こもごもの合否のなか、今日も中3の5教科が始まる。