二次試験直前、例えば23日や24日に発熱した受験生の数はかなりになると思う。たぶん悪化することを恐れてかかりつけの医師に診てもらう。以前に比べれば一般的になったPCRの検査、とりあえずはPCR検査をしましょうかとなり検査を受ける・・・そんな受験生、かなりいたんじゃないだろうか。検査の結果が即日出るならありがたいが、2日ほどかかる・・・つまり結果発表が25日をまたぐと二次試験を受けられないことになる。
つまり・・・今まで1年間の努力が気泡に帰す。
実はそんな生徒がウチにも一人・・・24日に発熱、そして今日PCR検査の結果が出た・・・陰性だ。
昨日、大学のほうへは事情を説明・・・結果として追試となった。しかし追試は2種類あるようで・・・期日はともに3月下旬だが、名古屋大学と岐阜大学では再試験。いっぽう、三重大学は試験をせずに共通テストの成績で合否を判断することになった。
さらに追試は3月下旬のため、必然的に3月12日の後期試験も受けることになる。
試験直前の発熱・・・例年ならよくある話で、病院に行って風邪薬を貰うだけのこと、あるいは薬局で風邪薬を買うだけのこと。
しかし今年は病院へ行くことが大きな意味を持つ。PCRの検査を受けるかどうか・・・そして受けることは結果がどうであれ、二次試験の欠席を意味する。
その生徒の心情を思うと泣きそうだ。